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社員の絆を深めるトピックス

column vol.119

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが進んだことで、オフィスの在り方について考えさせられています。

ホンダオフィス面積の縮小を検討し、在宅勤務用の手当を新設。固定支給としてきた通勤手当も出社に応じた支払いに変えることが以前ニュースになっていましたが、オフィス縮小の傾向が強まっていると感じます。

当社でも、2年前にリモート化、昨年はオフィス縮小、今年は定期代を出社に合わせた支払いに変え、リモート手当(在宅勤務用の手当)を導入。場所に囚われない働き方を推進してきましたが、一方でオフィスがもつ役割(貢献)も重要だと感じています。

ローマ時代の発展の要因に「広場」があったと以前、とある経営者から聞いたことがありましたが、人々の一体感を高める場づくりというのも必要なのでしょう。

海外ではカフェ、サウナ、ワンちゃんが三種の神器に!?

そんな中、AMPの記事に目を奪われました。海外では「カフェ」「サウナ」「ワンちゃん」がオフィスの新三種の神器になっているそうです。

〈AMP / 2020年11月4日〉

「カフェ」については、魅力的な飲食環境が人々を惹きつける大きな要因になると言われています。そこで、フランスではスタートアップ企業「Totem」が提供する「オフィスカフェスタンド」が、首都パリを中心に急拡大しているそうです。

魅力的な飲食環境といえば、Googleのヘルシービュッフェが有名ですが、お金がかかり、なかなかこの環境を用意できる企業は無いかと思います。

ところが、カフェスタンドなら固定費を従来のカフェテリアの10分の1にまで抑えることが可能に。これまでに100を超える企業が導入したそうです。

私は、週の半分出勤していますが、オフィス近くのおいしい料理を食べることを出勤のご褒美にしているので、「Totem」のようなサービスが日本でもスタンダードになれば良いなぁと願っています。

「サウナ」はエストニアの企業などまだまだ局地的な話ですが、デスクでは生まれないような会話が生まれているそうです。リモート化することで良い意味での雑談が減ったと言われていますが、多様な話題づくりはキーポイントになります。

そういう意味で言えば「ワンちゃん」も同じですね。同伴出勤を可能にすることで飼い主社員に癒しを与えるだけではなく、ワンちゃん愛好家同士のつながりも生まれます。

当社では「ネコちゃん」がそうです。

同伴出勤はできませんが、ネコちゃんいる社員が多いので、ネコちゃん談義は社員の仲を深める重要なファクターになっていることが窺えます。

いずれにせよ、社員同士の絆を深めるための装置をオフィスに仕掛けることを今後考えていかないといけないですね。

日本の最新オフィス事情

日本の事例として面白いと思った2つの記事をご紹介します。いずれもITmediaビジネスオンラインから。

1つ目は、不動産仲介サイトを運営する「ツクルバ」が、オフィスの床面積45%縮小し、コミュニケーションが生まれやすいレイアウトに変更したそうです。

〈ITmediaビジネスオンライン / 2020年11月10日〉

執務スペースは一部を除きフリーアドレスで、中央には「お祭り」をテーマにした長机を設置。音響設備を備え、音楽を聴きながら作業や談笑ができる他、業務時間後は懇親にも活用できるとのこと。

先ほど雑談の重要性をお話ししましたが、何気ない会話の中からアイデアが生まれることを狙いにしているそうです。

そして、2つ目はクラウドオフィス「RISA」を運営するスタートアップ、OPSIONが、100人規模で利用できる仮想オフィスのサービスを開始すると発表。自分の代わりにアバターが出勤します。

〈ITmediaビジネスオンライン / 2020年11月10日〉

この記事で着目したのは、実験の中で最初はチームや部署ごとでの利用だったのですが、「他の部署や同僚とも気軽にコミュニケーションを取りたいという要望が多く寄せられた」ということ。

やはり、会社全体としてのコミュニケーション設計は多くの人が望んでいることだと分かります。

また、このように積極的につながろうとする社員がいることは会社の宝ですね。当社でも、コミュニケーションを能動的に図ろうとしてくれる人が増えてきているのでありがたいことです。

そういった社員に触発されて、振り返ると私もコロナ前よりも能動的に、そして自然にさまざまな社員に話しかけているなぁと感じます。改めてコミュニケーションは大切なことですね。

今年の忘年会はいかに?

11月も中盤に差し掛かり、いよいよ年末が見えてきました。例年なら、忘年会ムードが高まる時期です。

しかし、今年は生憎の「ウィズコロナ」。やはり、オンライン忘年会にシフトしそうです。

〈NHK / 2020年11月13日〉

参加人数が多くても、乾杯の音頭やゲーム大会などは全員でやりつつ、グループ分けを活用し、コミュニケーションを深めるなど、オンラインでも工夫次第で楽しめると思います。

ちなみに、記事によると用意する料理は「映え」が重要のようです。

全員参加というとハードル高く感じますが、積極的にコミュニケーションを図りたいという社員はどの会社にもいると思います。幹部はこういった企画を用意してあげると良いですね。勉強になります。

一方で一刻も早くコロナが終息し、また何の気兼ねもなく人と会える(集まれる)世の中になって欲しいと願う今日この頃です。

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株式会社ジャパンライフデザインシステムズ・クリエイティブストラテジー/ヴァイスプレジデント。マーケティング・コンサルタントの谷口正和のもと小売業を中心に企業をサポート。ビジョン策定、中長期戦略、顧客調査、販促立案、広告戦略などを行う。mail:ike@jlds.co.jp