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新しい「アプリ」の風

column vol.755

日本の夏は暑い…(汗)

そんな背景もあってか、「日陰を選んで歩ける」というウォーキングルート表示アプリの新機能「日陰マップ」が人気です。

〈テレ朝news / 2022年8月16日〉

しかも、このアプリ、実際の日陰と同じく、日陰の表示が時間ごとに変化するそうです。

ナビタイムジャパンヘルスケア事業部・高橋雅士事業部長によると

建物の形状と高さは元々持っているデータだったので、そこと太陽高度方位データを掛け合わせて計算によって影を表示している。

とのこと。

非常に便利です。

最近は、このように便利でユニークなアプリが色々と生まれてきていますので、今日はその一部をご紹介したいと思います。

韓国No.1インテリアアプリが上陸

コロナ拡大以降、リモートワークの増加により、「家で過ごす時間」に投資する人が増えています。

その1つがインテリア

そんな中、韓国No.1インテリアアプリ「O!House」のベータ版が日本でリリースされました。

〈韓国経済新聞 / 2022年8月11日〉

手がけているのは、2014年に創業した「今日の家」

韓国でこのアプリは、すでに2000万ダウンロードされており、ポピュラーな存在になっています。

投資家の動きも活発になっており、シリーズD(4番目の機関投資段階)で2300億ウォン(約230億円)規模の投資金を誘致し、2兆ウォン(約2000億円)程度の企業価値が認められるほど。

 ハンセム(時価総額1兆2700億ウォン)と現代リバート(2300億ウォン)などオフラインインテリア1・2位の企業価値を合わせたものより高くなっています。

O!Houseは、利用者が個性的に飾った部屋の写真をアップするコンテンツ。

きれいに飾った部屋を見せたい人と、おしゃれな部屋を見たい人を繋いできました。

そして、2016年には、コンテンツにコマース機能を導入。

写真の中の製品をクリックすれば、すぐに購買まで続くシステムを構築しております。

同社代表のさんは、日本を始めとする世界展開について

今日の家は世界の人々が多様な人生の好みと日常を共有しながらインスピレーションをやりとりする空間に成長するだろう。

と自信を覗かしています。

「O!House」、この名が日本で市民権を得るか今後も注目したいと思います。

誰もがラジオパーソナリティになる時代!?

コロナ禍の巣篭もりで需要が高まったものと言えば「音声メディア」もその1つでしょう。

PodcastインターネットラジオVoicy、そしてclubhouseなどなど、さまざまな音声アプリが利用されており、我が家ではradikoは欠かせない存在となっております。

そして、今回ご紹介したいのが「Radiotalk(ラジオトーク)」です。

〈Real Sound / 2022年8月19日〉

こちらは誰でも簡単に音声コンテンツの収録・配信ができるアプリ。

“話すことで楽しませる人”が収益の面で報われるような場所にしたいと開発されました。

具体的には「ギフト」という投げ銭システムで収益が上げられます。

売り上げで言うと、月100万円を超えている人も何人も生まれているそうです。

短時間で簡単に配信できるということで、ちょっとしたスキマ時間行う副業としても最適です。

確かに動画は編集が大変ですし、技術も要る。また、それなりに身なりも背景も整えないといけません。

一方、音声だけなら寝巻きのままでも収録・配信できるので、その辺の気軽さは非常に魅力的です。

「トークに自信がある!」という方はぜひ挑戦した方が良いメディアですね。

12歳以下が安心して楽しむSNSアプリ

最後は小学生以下のお子さんを持つ親御さんに耳寄りのアプリです。

「子どもの、子どもによる、子どものためのSNS」を掲げるSNSアプリ「4kiz(フォーキッズ)」が、2022年7月13日よりスタートしたのはご存知ですか?

〈ASCII / 2022年8月10日〉

4kizは「12歳以下の子供たちが安心安全にSNSを利用し、アウトプットを楽しむため」に開発。

文字を読んだり書き込んだりすることが難しい子供でも参加しやすい動画を中心としたUIになっています。

例えば、昆虫観察の様子や、子ども自身が描いた漫画や絵折り紙の作品、プログラミングしたゲーム料理したお菓子などの創作品、発見したこと、気付いたことなどを自分で動画を撮影し、投稿

動画は5秒から、最長60秒までの短いもので、各投稿には好きなタグをつけることも可能です。

また安全面として匿名性を守るため、名前はニックネームで運営し、アイコンにはイラストのアバターを使用。

さらに、保護者「かぞく」として参加し、子供のアカウントの設定を管理できる他、投稿する前に動画の内容を確認することも可能となっております。

一方、子供の自立心を損なわない工夫も。

コメント欄『みんな』『かぞく』の2種類があり、「お父さんやお母さんからのコメントを、友だちに見られるのは恥ずかしい」と感じる子どもたちもいるため、『かぞく』のコメントは、本人以外は見えないようになっています。

そして、何より子供目線でアプリを運営するために、CIO (Cheaf Imagination Officer)と呼ばれる「最高ソウゾウ責任者」というポジションを設け、全国の小学生から公募

CIO小学5年生瑞希さん、副CIO6年生晏理(あんり)さんが選出され、2人は2023年3月までの任期の期間、定期的に企画会議に参加し、4kizを使いやすくするための提案や、企画の考案などを行なっていくそうです。

子供の意見を尊重しながら、大人が安全面を支えていく。

この良いバランス感で、今後このアプリが発展することを願っております。

まだまだ気になるアプリはたくさんあるのですが、本日はこの辺りにしておきます。

また、面白アプリ特集をしようと思いますので、その時はまたぜひご覧いただけると幸いです。

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!



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