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「夫婦円満」になるために

column vol.582

今週、当社の社員の結婚が発表され、社内が沸いているのですが、妻を目の前にnoteを書いていると、自分が新婚だった頃を思い出します。

私が結婚したのは、16年前

たった16年ですが、夫婦にまつわる社会意識が大きく変わったなぁと思います。

私が結婚した当時は、まだ寿退社は普通のことでしたし、つい数年前まで「イクメン」は称賛されていましたが、今は死語どころか、禁句になろうとしています。

今後は同性婚事実婚などなど、パートナーのあり方も多様化していくでしょう。

それでも、時代に左右されず、パートナー同士が求め合うのが「円満」なのではないでしょうか。

そんな中、気になる記事があったので共有させていただきます。

「夫婦げんか」の原因とは?

それは、kufura【「夫婦げんか」のいちばん多い原因はずばり何?既婚男女500人に聞きました】という記事です。

〈kufura / 2022年2月22日〉

既婚男女500人に聞いた結果、主に10個の原因が挙げられていました。

(1)言った・言わない・聞いてない
(2)子どもの教育
(3)家事分担・家事のやり方
(4)お金について
(5)ささいなこと
(6)意見の相違
(7)食にまつわること
(8)「絶対やって欲しくないこと」をしてしまった
(9)配偶者の親族絡みで
(10)相手の言動

(5)「ささいなこと」とは「相手が不機嫌だと自分も不機嫌になる」みたいな、たわいもない理由です。

(10)「相手の言動」は、「一方が料理で慌ただしくしているのに、もう一方が暇そうにテレビを見ている」などの不満が該当します。

(1)から(10)まで、さまざまな夫婦の声が溢れているので、ぜひkufuraの記事を見ていただければと思うのですが、翻って我が家を思い返すと、新婚当時はよくぶつかったものの、今はほとんどケンカにはならないかもしれません。

ケンカになるとしたら、(3)「家事分担・家事のやり方」辺りですかね。

以前は私の配慮が足りないことから、怒らせることもしばしば…。

コロナ禍で家時間が増え、今まで以上に私が家事を自分事化するようになってからは、揉め事は減っているように思えます(多分ですが…)。

ちなみに、世の夫婦は家事について、一体どんな認識なのでしょうか?

「家事負担が増えた」3割

groove agent「ゼロリノベ」が今月、東京都に住む30代〜40代の既婚男女1000人を対象に実施した「共働き夫婦の家事負担」に関する調査結果を発表しました。

〈マイナビ子育て / 2022年2月25日〉

1年前と比較して、夫婦間の家事負担の増減はどう変わったのか聞いてみると、53.5%「変わらない」と答えているものの、33.0%「自分の負担が増えた」と回答しています。

「自分の負担が多かったがパートナーが協力してくれるようになった」と答えた人は7.7%でした…。

そのうち女性63.7%男性33.3%を占めています。

パートナーに協力してもらうためにした工夫を聞いたところ

「やってほしいことを明確に言う」
「家事や育児の分担を可視化」
「強制はしない」
「指摘し続けた」
「ひたすら不満をぶちまけた」

といった回答が寄せられたそうです。

やはり、会話やコミュニケーションが家事協力のポイントであるということですね…。

また、コロナ禍以降に導入して満足しているグッズ・家電について聞くと、最も多いのは、ロボット掃除機「ルンバ」、スティック掃除機「マキタ」などの「衛生関連家電」(41.0%)で、「調理家電」(28.4%)、「テレワーク関連」(11.5%)が続きました。

コロナで家時間が増えたことで、同時に家事の量も増えましたが、少しでも家事を快適にしたいという気持ちが買い物にも表れていますね。

お互い「財布の中身」を知らない??

それから、ケンカの原因の(4)「お金について」についてですが、配偶者の収入を知らない人が半数を超えているそうです…(汗)

〈ITmediaビジネスオンライン / 2022年2月18日〉

セゾン自動車火災保険が、「夫婦間・家族間における、お金の管理」に関する調査を実施。

結果、約6割の人が生計を共にする配偶者家族収入「知らない」と答えたとのことです。

家族の生活費教育費住宅費などを、「自分と共に配偶者、同居者も負担している」と答えた人は全体の42.3%だったものの…

お互いの収入について「すべて知っている」と答えた人は全体の35.2%…。

残りの64.8%の人は「一部知らない・分からないことがある」または「お互い一つも知らない」と回答したのです。

そ…、そうなんですね…(汗)

私が結婚した頃は、周りの諸先輩方から「夫婦で財布を分けてはいけない」と言われていたので、当たり前のように一緒にしていました。

財布を分けると、夫婦も別れやすくなるという理屈です。

しかしまぁ…、新婚当初は今のように夫婦共働きの形ではなかったですし、妻が会社を辞めずにバリバリ働いていたら、もしかしたら、財布を分けていたのかもしれませんが…。

ただ、お互いの収入を知らないというのは驚きですね…。

現代の夫婦はそれだけ自立しているのかもしれません。

「ご飯の時はテレビを消す」その意味を知る

昨年の暮れ頃から、我が家で起こった変化が一つあります。

晩ご飯の時、テレビを消すようになったのです。

これは特別意図して始めたことではなく、それまではテレビに向かってコタツに入り、ご飯を食べていたのですが、その頃、妻の腰の重だるさがひどい時期だったので、一時的にダイニングに避難して食べるようになったのです。

ダイニングからはテレビが見えないので、消したという流れだったのですが、この時間がまぁまぁ円満に繋がると感じているのです。

ウチは比較的話す方ですが、改めてお酒を片手にお互いが向き合って話す今まで以上に会話するようになりました。

日によっては、2時間ぐらい話すこともあります。

そして何より、その時間だけは時の流れがゆっくりに感じるようになりました。

子どもの頃、親から「ご飯の時間はテレビを消しなさい」と注意されていたことを思い出しますが、自分なりにその意義を感じるようになりました。

先達の知恵も掘り下げていくと、夫婦円満を築く一助になるかもしれませんね。

同僚の結婚話から、令和の夫婦の在り方や、普遍的な本質に至るまで、さまざま考えるきっかけとなりました。

同僚にはぜひぜひ円満で楽しい家庭を築いていってもらいたいです。

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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