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韓国からの新しい風

column vol.996

いよいよGWですが、インバウンドの水際措置終了が5月8日から明日4月29日に前倒しされることになりましたね。

GWはきっと多くの外国人観光客が日本に訪れる

特にお近くのアジア圏から来る旅行者は多いでしょう。

ちなみに観光庁の発表によると、お隣の韓国2022年の訪日外国人旅行消費額(試算値)に関して、構成比15%で1位に輝いています(1352億円)。

日本の経済を盛り上げてくれているのです。

〈travel voice / 2023年4月3日〉

ちなみに「韓国」といえば、最近、日本で話題の韓国人YouTuberがいらっしゃいます。

その方とはジェホさんです。

〈YouTube / ジェホtv〉

「日本大好き」韓国人YouTuberが話題に

今月の4週目、ジェホさんが運営するYouTubeチャンネル「ジェホtv」の動画が急上昇にランクイン

そんなジェホさんの動画には「日本愛」が溢れんばかりに詰まっています。

〈Real Sound / 2023年4月23日〉

ちなみにチャンネル登録者数は5.6万人(2023年4月28日現在)

子どもの頃から日本が好きだったというジェホさんは、1日10時間も日本語を勉強していた時期もあったそうで、とても上手に日本語を話していらっしゃいます

今回の急上昇にランクインした動画「日本で困っていますが日本人の優しさに驚いて感動を受けました…日本人に本当に感謝します」は、兵庫県神戸市の観光スポットを巡るという企画。

異人館神戸北野天満神社を訪れるという企画なのですが、タイトルにもあるように、観光案内所で丁寧に案内を受けるなど、日本人の優しさに触れて感動する様子が収録されています。

動画を視聴すると、「ジェホさんも相当やさしい人ですけど〜」と思うほど素晴らしき好青年な印象。

真摯かつマジメな性格、それでいて日本の魅力を余すことなく伝える彼の姿勢が日本人の心を鷲掴みしているとのことです。

ジェホさんの動画を何本か観ていると、やはり外国人ならではの視点が活かされており、「あっ、こんなところに日本(人)の良さがあるのかもな」自国の魅力を発見するきっかけになります。

インバウンドを始めとする日本経済の活性化のヒントを得られると言っても過言でないのではと思うほど。

そもそも、日本のトレンドに大きな影響を与えるのが昨今の韓国

最近も多くのトピックスで溢れているので、この勢いでいくつかご紹介しちゃいますね。

コンビニ限定「韓国コスメ」が爆売れ

言わずもがな韓国ファッション・コスメは、今やZ世代にとっては欠かせないスタイル

若者たちはインスタや韓国ファッション検索アプリ「onthelook(オンザルック)」などで日夜、最新情報をキャッチしています。

そんな中、ローソンが韓国の人気コスメブランド「rom&nd(ロムアンド)」とコラボしたコスメシリーズ「&nd by rom&nd(アンドバイロムアンド)」爆売れしているのです。

〈デイリー新潮 / 2023年4月7日〉

発売3日間で30万個を突破…(驚)

…ちなみに、この数は2ヵ月分という想定だったそうです…(汗)

東京都内のローソンでは当然品切れ状態に。

この人気の理由をコスメ業界の関係者は

韓国コスメの中でも発色が強過ぎず日常使いしやすいカラーの商品が豊富なことが特徴。さらに、ローソンとのコラボ商品は、ロムアンドの通常の商品よりもサイズが小さいので、『持ち運びしやすい』『使い切れそうなサイズが嬉しい』といった声が上がっています

と解説。

コンビニコスメは、スキンケア分野は愛用しているブランドが決まっているため売れにくい一方、メイク分野はいろいろなものを試したい消費者の志向が強く、衝動買いされやすい傾向にあります。

メイクなら韓国コスメのみならず、実験的な商品コンビニの販売力を活かして大きなムーブメントにつなげることができるかもしれない。

そんなことも感じさせてくれる今回のロムアンドの事例だったのではないでしょうか。

「10円パン」に大行列!

ファッション・コスメと並んで日本のトレンドに大きな影響を与えているのが「韓国グルメ」です。

チーズタッカルビを始め、ヤンニョムチキンタルゴナコーヒートゥンカロンなどなど、大ヒットグルメは挙げたらキリがありませんね。

そんな中、韓国の大ヒット商品にインスパイアーを受けた人気パンがあるのをご存知でしょうか?

そのパンとは「10円パン」です。

〈ITmediaビジネスオンライン / 2023年2月14日〉

これは10円で買えるパンではありません。

10円を模ったパンのことです。

名古屋情報通

それが、こんな風になってしまいます…(驚)

J-CASTニュース

ベビーカステラのような甘めの生地に、とろりとしたチーズが入っているという甘しょっぱい味

写真を見ていただいて十分伝わったと思いますが、何よりSNS映え必至のインパクトです…

こちらは、もともとは韓国の慶州で売られていた「慶州10ウォンパン」が元ネタだと言われています。

現在、店舗はドン・キホーテ渋谷本店、道頓堀店、国際通り店の3つに加えて、原宿(K-TOWNフードコート)、道頓堀、新大久保路面店が3店。

計6店でこちらのパンを購入することができます。

GWでお近くに立ち寄る予定があるようでしたら、ちょっと覗いていただくと良いかもしれません😊

というように、さまざまな分野で韓国の新しい風日本の新しいヒットのヒントとなっています。

隣の青い芝生からどんなことを吸収するのか?

そんなことを考えさせてくれる本日の事例記事たちでした。

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