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今週大切だと思った「ビジネス視点」

column vol.549

昨日は、大変嬉しいお知らせをさせていただきました。

note公式に取り上げられるのは、これで三回目。一回目ほどではないにしろ、公式に取り上げられると、やはりPV数が半端ないですね…(汗)

ちなみに掲載された【止まらない「サブスク」の波!】は、たった一日でPV数8,091…(驚)

note公式の凄さに、ただただ驚きます。

これも全て当社のイマジナスというプログラムのおかげです。

〈IMAGINAS Webサイト〉

当社の情報(時流)分析会議なのですが、メンバーからさまざまな情報が上がってきます。

最終的には3つのキーワードにまとめ、咀嚼とともにレポートを会員様に送っているのですが、これが本当に自分に成長に繋がっています。

大量のトピックスを週一度浴びられるこの機会があるからこそ、毎日noteを書けているのです。

そんな恩恵を受けているイマジナス編集会議の中から、今週、ビジネスにおいて大切だなと思った事例記事を、本日はお裾分けさせていただきます。

逆転発想で勝機を見出す

まずは宿泊業のニュースから。

現在、コロナの影響で大変ですが、逆転の発想で勝機を見出している会社があります。

ビジネスホテルを運営するNEXUSグループです。

〈FNNプライムオンライン / 2022年1月22日〉

もともとは2月に東京・港区に13階建てのビジネスホテルをオープンしようとしていたのですが、コロナ禍におけるフィットネス需要を捉え、全室完全個室型のフィットネスジムとサウナに丸ごと1棟改装したのです。

客室にあったベッドはフィットネスマシンに置き換わり、シャワー完備の完全個室のトレーニングスペースに変身。

専用のリストをかざせば、カスタマイズされたポジションに自動調整されるAI搭載のフィットネスマシンも設置され、サーキットトレーニングを行うこともできるそうです。

いやはや、この柔軟性には驚きです。

これなら、感染リスクは無くなるので、思う存分安心してトレーニングに励むことができます。

ピンチをチャンスに変える。この逆転の発想は本当に重要だと思います。

「未完」による「共感」

続いては、コスメ業界のトピックです。

花王のベースメイクブランド「プリマヴィスタ」が、新たにブランドスローガン「ぜんぶ、受けとめるよ」を制定し、女優の森七菜さんをブランドミューズとして起用した新たなキャンペーンを始動します。

〈FASHIONSNAP.COM / 2022年1月21日〉

今回、森七菜さんを起用した理由は、自身でのメイク経験が少ないこと。ユーザーと目線を合わせて一緒に歩んで行けるであろうと期待されてのオファーということです。

この「ユーザーと同じ目線」というのは、今の時代において本当に大切な視点だと思います。

現在はマーケティング4.0時代と言われており、ユーザーとともに共創していくことが、顧客をファン化していく上での重要な視点になります。

憧れの存在をつくって、何かを提供するという上から目線のマーケティングが通用しない傾向にあります。

いわゆるファン(ベース)マーケティングになるわけですが、ユーザーと「一緒に歩み」求心力を得るという観点は、佐藤尚之さんの『ファンベース』がとても参考になりますので、まだ読んでいらっしゃらない方にはぜひぜひオススメです。

ロングセラーを生み出すには

最後はロングセラーを生み出すためのヒントです。

やはり、長く顧客から愛されるヒット商品を生み出すことは全ての企業が望むところでしょう。

しかし、10年後100年後まで通用する商品なんてなかなか想像できません。

なかなか意図してできないというのが本音ではないでしょうか?

そんな中、シリーズ世界累計900万部の超ベストセラー『嫌われる勇気』の共著者であり、日本トッププロのライターである古賀史健さんが、とても参考になるお話しをダイヤモンドオンラインでされているので共有させていただきます。

〈DIAMOND online / 2022年1月26日〉

100年後まで続くヒット商品を生み出したかったら、100年前の人にも売れる商品をつくることが大切とお話しされています。

つまり、100年前の日本は全く異なる文化・価値観が社会に根付いていました。そんな人たちにも売れる商品を考えることが、どんな時代でも通用する「普遍性」を見つけるきっかけになるというわけです。

これには目鱗です。

確かに「普遍性」をどう見つけられるかが肝要であり、それを見つける大きなヒントだと感じます。

ちなみに、2017年にリバイバルで発売された『君たちはどう生きるか』80年以上前に発刊された作品。記録的ヒットが生まれました。

いつの時代も、「自分らしく生きたい」「他者に、社会に貢献したい」というのはあるでしょう。

その普遍性があったからこそでしょうね。

私も今後、もし仮に本を執筆する機会があるとしたら、100年前の人にも面白いと思ってもらえるか、という視点で書きたいと思います。

と、自分が大切だなぁと思った今週の事例記事だったのですが、お役に立てたでしょうか…?

少しでもプラスになれば幸せです。

今後も、イマジナスの恩恵を皆さまに共有させていただきたいと思っておりますので、ぜひぜひ引き続きよろしくお願いいたします。



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