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「感謝」がポジティブ脳を育む
vol.114
「自分は何てダメなんだ…」
ついつい、内省モードになりがちな人は多いでしょう。
この現象は人間の脳の性質にあるようで、脳科学者・医学博士の岩崎一郎さんは、
「もともと脳はネガティブな情報を受け取りやすい、ネガティブなことに意識が向きやすい傾向があります」
と仰っています。
この脳の性質を知る上でポイントになるのが、こめかみの辺りにある左脳の「ブローカ言語野」という部分。
ここは、言葉を発する時に使われる領域で、活性化するとネガティブな情報を受けやすくなるそうです。
一方で、ポジティブな情報も受けやすくなるという側面もあるので、実はネガティブ脳をポジティブ脳に変えるためには、マインドチェンジという漠然としたことよりも、どういう情報を取り入れるかがカギを握るとのこと。
なるべくポジティブな情報を受信するには、例えば「先に挨拶をする」ことがオススメらしいのです。
まず、ブローカ言語野を活性化するには、今まで会話がないところから突然パッと何か言葉を発するというとき非常に活性化することが分かっています。
まさに「挨拶」がそうですよね。
さらに、こちらから挨拶すると、相手は笑顔で反応してくれる。
そうした相手の良い反応が、「ポジティブな情報」としてブローカ言語野は受け取るわけです。
さらに、挨拶より良いのが「ありがとう」でしょう。
挨拶同様、突然パッと言葉を発するわけですし、感謝を伝えると相手が喜ぶ姿を見ることができる。
感謝を伝える→相手が喜ぶ→ポジティブ脳になる→感謝しやすくなる
という好循環が生まれるわけです😊
よく「感謝を伝える人は人生が好転する」という話を耳にしますが、このブローカ言語野のメカニズムを理解すると納得できますね。
〜ということで、本日は「挨拶」と「感謝」がポジティブ脳を育むという話でした。
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
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