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キャリアを“2人”でつくる時代

vol.42

昨日は若い世代のカップルの関係が、これまでよりも「同志(共にサバイブする仲間)」になっているのではないか、ということについてお話しさせていただきましたが

それを裏付けるような新しい傾向が見られます。

それは、「奥さんのキャリアを犠牲にしまい」と、転職サービスを考える男性が増えているそうです。

〈HUFFPOST / 2023年10月11日〉

「共働き子育て世帯」に特化した転職サービス「withwork(ウィズワーク)」では、男性の利用が半年で約5倍に増えているとのこと。

2022年10〜12月に比べ、23年1〜3月の男性の新規登録者数は4.24倍

そして、23年4〜6月は半年前の4.7倍となっています。

子どもが生まれると、女性がキャリアを諦めたり、働き方を変えたりする傾向が強いと言われている日本社会。

それは現状、介護についても同じかもしれません…

一方で、withworkの男性増加率を見ると、そうした現状を疑問に思う男性増えていることも分かります。

最近、いわゆる子育て介護について「3.0世代」という言葉をよく耳にします。

1.0世代は、子育てや介護は女性の仕事と考える人たち。

2.0世代は、共働きで女性に役割分担が偏ってしまっている状態……

そして、3.0世代共働きで役割分担もフェアなあり方を目指す人たちのことを、そう呼びます。

…もちろん、…まだまだ…、少数派であることはありますが…

いずれにせよ、夫婦2人の関係においても、1人ずつでキャリアを考えるということではなく、2人のバランスを重視するという傾向が強まっていくと思います。

キャリアを“2人”でつくる時代

そう捉えると、経営の観点でいえば、今後ますます柔軟な働き方ができる環境を推進していかなければならなくなるでしょう。

実際、withworkの行った調査によると、ユーザーが「企業選びで重視しているトップ3」

1位:リモートワーク可
2位:柔軟な勤務時間(フレックス制度、時短、時差出勤など)
3位:子育てに理解があるカルチャー(育休取得実績など)

という順になっております。

私も今回のテーマのみならず、新しい時代の風を感じ取りながら、これからの経営についての見識を高めて参りたいと思います!

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました😊


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