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哲学的考察してみる

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#哲学

四次元の重心を生きる

四次元の重心を生きる

「未来のために今できることを考える」

そのためにはまず大前提を考えなくてはいけないと思う。
定義づけのようなものだ。すなわち、僕が語る「未来」と「今」というもののとらえ方、文脈を共有するところから始めなくてはならない。

当たり前なのだが、言葉というのはあいまいなもので、その人の持つイメージは異なる。読み始める最初の段階で「ああ、この人はそういう意味でこの言葉を使ってるわけね、はいはい」という土

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経済の始まりとは? 貨幣と物々交換と新説について

経済の始まりとは? 貨幣と物々交換と新説について


経済とは「経済」という言葉の元来の意味としては

ということで政治的な意味合いの言葉であり、現在のように貨幣を使った商品やサービスの消費等という意味ではなかったようです。明治期に訳語として現在の”経済”の意味合いが与えられ、現在はそちらの使い方がメインになっていますね。
とはいえ、当たり前ですが貨幣を使った商品・サービスの消費や金融取引などは明治期以前から日本で既に行われていました。今回はそもそ

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技術の進化と人間性 未来の人間の在り方について深く考えてみた

技術の進化と人間性 未来の人間の在り方について深く考えてみた


技術発展について近年の技術進歩の凄まじさは今を生きる僕らにとって実感しやすいことだと思います。
産業革命以降の機械化、グローバル化、情報化の流れは留まることを知りません。
生活は安定し、便利になり、目覚ましい経済発展をしてきました。技術の進歩によって昔では考えられなかった様々なことが現実化してきたのは言うまでもないでしょう。

多くの人がインターネットから膨大な情報、知識、人々にアクセスすること

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人間関係の哲学 コミュニケーションと共同体の進化を探る

人間関係の哲学 コミュニケーションと共同体の進化を探る

人間(関係)について人は関係性の中で生きています。
どれだけ一人で生きようとしても、必ず誰かには支えられているものです。
赤ん坊はどうしたって一人で生きることはできません。
あなたが持っているもの、食べているもの、全てを自分で生み出したとは言えないでしょう。
生きている以上、関わり合いは生まれますし、すでにどれだけの人と自分が関わっているか想像も難しいです。

「六次の隔たり」という言葉があります

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健康の哲学 体についての本質を探る。自然へ帰ろう

健康の哲学 体についての本質を探る。自然へ帰ろう

今回は身体について本質を探っていきたいと思います!
よろしくお願いします!

体とはなんだろうかこの文章を読んでくれている間にも、心臓は脈を打ち、(意識的であろうとなかろうと)呼吸をし、五感で得た情報を脳が処理しています。これって実は不思議で、すごいことじゃないでしょうか?

普段から何も考えずとも体を使って様々な行動をしています。歩いたり走ったり、座ったり立ったり、物を食べ、歯を磨き、音楽を聞い

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心について多角的に学ぶためのガイドライン 各国宗教から心理学まで

心について多角的に学ぶためのガイドライン 各国宗教から心理学まで


心とは何だろうかまず心とは何か考えたことがありますか?

辞書的な意味では、

すなわち人間の目に見えない部分、物質的でない働き全般のことを指します。

なので心と一口に言っても感情や意識、意志、記憶、知識等を含めた多層的な概念で、かなり複雑な構造でかつ目に見えないため、一つの切り口から見てもその実態を掴むのは難しいです。

この心の章では、「心とは何ぞや?」ということを多角的に見ていきます。

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