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アウトプットすることの大切さ | 僕のアウトプット史を紐解いてみる

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日はアウトプットすることの大切さについて書いてみます。

誰でも一度は聞いたことがある話だと思いますが、アウトプット型としての僕が昔から何をしてきたのか、その結果として何が起こったのかについて具体的にお伝えできればと思います。

小学生までの僕のアウトプット対象は自作の漫画でした。

登場人物はドラえもんのみ。複数のドラえもんを個性や性格によってかき分け、互いの理念や利害を背負って巨大艦隊や戦闘ロボットを操って戦うものでした。

子どもなりに大人の世界、社会の不条理に直感的に気づいていた僕が、機動戦士ガンダムや銀河鉄道999などの影響を強く受けて、それを自分なりに咀嚼・解釈して取り込む過程でした。

漫画を書くことにより世の中の不条理を僕なりに消化していたのだと思います。

大学生になると世の中はインターネット黎明期。ブログを立ち上げた僕は好きな音源を紹介したり、東京まで脚を運んだイベントの体験などについて日々更新していました。

僕は小さな頃から文章を書くことがあまり得意ではなかった、いや得意ではないと思い込んでいたのですが、毎日好きなテーマについて筆を進めることによって抵抗感がなくなっていき、むしろ好きになりました

また、日本中の音楽が好きな人たちからコメントをもらうことが何よりも嬉しかった。

田舎で育った僕にとって同じような音楽の嗜好を持つ人は周囲にはおらず孤独を感じていましたが、視野を広げることにより多くはなくとも同じような世界を見ている人がいる、ということが分かりました。興奮すると同時に安心したことを覚えています。

社会人になった僕は、クライアントのミーティングで、その後の上司や同僚とのお酒の席で、とにかく自分の意見をぶつけました。喉元まで出かかったものは全て吐き出していました。

自分の意見、気持ちを我慢せずにぶつけて、相手からの反応をもらうことの大切さについて実感しました。相手を知るためにはこちらの主義主張をしっかりと当てる必要があることを体感的に学びました。若輩者の生意気な意見に付き合ってくれた上司や同僚に本当に感謝しています。

中国で仕事をし、生活することになった僕は、位置情報アプリで自分の位置をチェックインすることを続けました。

どこで仕事をしているのか、食事をしているのか、お酒を飲んで何をしているのか、画像とともにとにかく居場所をアウトプットしました。

中国で生活をし始めた当初、僕は中国語をほとんどできませんでしたが、それでも拙い文章を添えました。すると見ず知らずの中国人が僕のチェックインした場所についての縁についてコメントしてくれました。アプリ上で友人となり、その後リアルな付き合いまで発展し、今でも交流している人もいます。

日本人、中国人と国でくくるのではなく、テーマで人と人は繋がるということと、ハードルが高ければ高いほど繋がること自体の喜びが大きくなることを知りました。保守的だった僕はどんどん開放的になっていきました。

インプットすることはもちろん大事ですが、アウトプットすることによって世界が変化してくことを体感することこそが人生の醍醐味なのだと思います。

世の中にボールを投げれば、色々な方向に返ってきます。壁にぶつければ壁は変形しますし、相手が投げる動作をすることによって世の中は再構成されていきます。

いま、この瞬間にそのままの素の自分をアウトプットする。

生きる、ということです。

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