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社会的正義を謳う人が広告で踊っている矛盾

こんにちは@tatshina_lifeです。

今日は世の中タダ(無料)ほど怖いものはない、ということについて書いてみます。

例えば、テレビの地上波放送やYouTubeは無料で視聴することができます。もちろんプラットフォーム側はボランティアでは成り立たないので広告主からお金をもらっています

広告主はより自分たちの財(商品・サービス)を売って儲けたいと思っているので、より多くの視聴者に届き、より多くの購入を引き出したいと考えています

放送局やYouTubeも多くのお金を稼ぎたいわけですから、より多くの視聴者に見てもらうための番組作りを行います。娯楽番組はもちろんのこと、ニュースでも同じです。

SNS上で悲惨なニュースを見て、悲しみ嘆き、自分の無力さを感じて卑屈になり、自分に対する自信をどんどん失っていく裏側でプラットフォーム側はより自信を深め、広告主はより広告を出すことになるのです

社会的正義について敏感であるはずが、本来忌避していたはずの広告モデル(資本主義の中心的なエンジン)の積極的な協力者になり、広告主が意図した通りに踊っている構図です。

社会が変わらない理由の一つです。

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