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ACの頭の中

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日常の中で考えたことから、自分の価値観や捉え方、認知の歪みを整理してみる。
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#雑記

100の悪いことが1の良いことで言いくるめられるのが親子関係

100の悪いことが1の良いことで言いくるめられるのが親子関係

ここまでの記事で、自分の家族や母との間にある問題について度々書きてきた。
こうやって振り返ると、母が完全悪のようである。

実際には、親にも良いところはあったのだ。
ご飯をたくさん作ってくれたとか、学びにお金を出してくれたとか。

でも、自分の家族は機能不全家族であったと、家族のことを良く思えない気持ちがあると、家族の良い部分を話すことには抵抗が出てくる。

親子問題は、100の悪いことが1の良い

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自己紹介下手問題

自己紹介下手問題

◇自己紹介って難しい

自己紹介が結構苦手だ。
SNSのプロフィール欄でも、いつも記載に悩む。noteはまだしも、Xの方のプロフィール欄など更に簡素だ。

noteでも、最初の記事や固定記事に自己紹介を出している人は多い。
あれ、読む側からすると「最初にこれ読めばいいや〜」と思えるので楽だし、理に叶っている。
そこに自分と同じ肩書きや趣味、状況があれば親近感や興味が湧くというものだ。

自分も書い

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無になる過去、子供時代

無になる過去、子供時代

グループワークの話のつかみで「子供の頃、思い入れのあるものはなんですか」と聞かれた。周りの参加者は「遠足」「グローブ」「かっこいい文房具」などと各々答えていた。
子供の頃、好きだったものはあるだろう。
でもそれを思い出しても、私の心には虚無が広がるだけだ。

子供の頃、家族でたびたび遊園地に出かけていた。でも、それを今「良い家族の思い出だね」「遊園地楽しかった?」と言われたら、何もわからなくなる。

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「娯楽」というモルヒネを打ちながら

「娯楽」というモルヒネを打ちながら

今や、趣味はとても重視されているように思う。プライベートの充実とか、推し活とか。
「楽しいことがあるのだから、人生には生きる価値がある(死ぬなんて間違っている)」が正論だ。

それでも、思う。
娯楽は人生の目的や生き甲斐ではなく、生きる痛みを麻痺させるモルヒネではないのか、と。

◇「娯楽」というモルヒネ

「Cry of Fear」というホラーゲームがある。交通事故に遭った主人公が悪夢のような街

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私は写真に写るのが嫌い

私は写真に写るのが嫌い

私は写真に写るのが嫌いだ。旅行に行っても自分と観光名所を一緒には撮らないし、友達と遊びに行ってもできる限り写真を撮られたくない。(気心知れた相手なら、写真は好きじゃないと断る)

自撮りが普及し、人と会った記念に写真を撮る人も多い中、人と関わるのに不便な好き嫌いだと思う。
それというのも、嫌いなのはスナップ写真であり、証明写真などは平気なのだ。証明写真は良くも悪くもキッチリ型にはめて撮っており、自

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慰めを実感した話

慰めを実感した話

人を慰めるのは難しいし、慰められるのも案外難しい。
人に効く言葉は時と場合と人によって変わるし、受け手に余裕がなければ、言葉を尽くしてみても伝わらなかったりする。受け取るだけの余裕や客観性、希望が持てないからだ。

私も余裕がないし、育ちか性格か厭世的に物を見るから、慰めを受け入れるのが下手くそだ。最近だいぶマシになったけれど。

たが、慰めを実感したことがあったので、その話をしたいと思う。

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酒に酔えぬ不幸

酒に酔えぬ不幸

酒の不幸といえば、酒に酔う・呑まれる様が注目されがちだと思う。
酒を呑んで嫌なことを忘れるとか、酒に依存することの危険性が取り正される世の中になって、「お酒の飲み過ぎをやめたい」っていう悩みを口にする人もよく見る。

でも、私は酒に酔えぬ不幸もあると思ってる。

酔えぬ不幸

私は酒に酔えない。強くはない。むしろかなり弱くてすぐに頭が痛くなるし、顔も赤くなる。

でもシラフだ。酔った気分や高揚感、

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