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子供に作文を促すための二つの魔法

私は今日、いくつか作文を読む機会があった。
子供の作文集だ。

子供の作文と言うのは、内容も独創的なものや子供ならではの視点が多いので、くすっと笑いながら、こんな発想するのがうらやましいなと思いつつ、いつの間にかたくさんの作文を読んでいた。

その作文を読みながら、以前、塾の講師が講演会で作文の書かせ方について話していたことを思い出した。

一つは、作文が苦手でも声の掛け方を工夫する事で自発的に書けるようになると言う話だ。

具体的な方法としては、作文を書く相手に前回会った時変わったことを言ってあげるそうだ。
例えば、髪の毛が短くなったとかの見た目を褒めてあげること。
その他には、昨日の夜に何を食べたかを聞くこと。
あとは、今やってみたいことを聞いてみること。

このようにして、いったん書く場所から離れるような形にして話をするのだ。
そうする事で、相手が自分で考える状態になるので、会話の中で題材が浮かんでくるのだ。

そして、会話の中から出てきた話題に対して「面白そうだね。読むのが楽しみだ!」と言ってあげることで、子供に文章を書くやる気スイッチが入り、書いてくれるのだと言う。

この話を聴いて、なるほどと感心したのだ。

また、「書くこと」にこだわろうとして、内容が見つからない。そんな事もあるだろう。

書き方がわからないと言うのは、私だっていつもそうだ。うまく書けているようで、実は書けていないのではないか?と言う思いが強い。

でも、この塾の講師はもう一つ面白いことを言っていた。
それは、「書き方がわからなければ、私は~で書き始めて、あとは好きに書いていいよ」と話すそうだ。

そう言うと、子供たちはゆっくりと紙に「私は」、「僕は」と書いて、書き始めるのだそうだ。

書くことに壁を感じている人は多いと思う。
そんな時は、自分が楽しいと思う事を書けば良い。

冷静に考えてみると、学校などで与えられた読書感想文や課題の作文よりも、普段楽しんでいることを書くのが書きやすいのだ。

私が毎日noteを更新しているのは、文章を継続して書くことで、一つ書くことに対する自信をつけたいと言う気持ちが強いからだ。これは私のnoteで何度も書いている話だ。

私は「一年間はどんな文章であっても、必ず毎日更新して継続させる」と決めたので、決まった時間になれば毎日noteと向かい合い、占いと言う題材にこだわらなくても一日のことを思い出して書いてみよう。
そう言う思いで、何とかここまで続けることが出来た。

そして振り返ってみたら、もうすぐ一年間継続と言う所まで辿り着いたのだ。

最近、私が少し上手に文章を書いてやろうと言う気持ちが強いなと感じていたところで、子供の作文集を読みながら、塾の先生の話を思い出した。

うまく書く必要はない。好きなことを書くのだ。

占い師の私のTwitterが、占いの話をあまりしないのと同じようにね。

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