縁あって家族になりました
当時 mixi に書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。
=2008.07.23の日記=
2年前の暑中はがきを作った思い出を書きます。
2006年3月にシュンヤが生まれました。私と妻とユースケ(5才)とシュンヤ(0才)の家族4人が勢揃いした、これが初めてのはがき。
そのときのキャッチコピーがこれでした。
縁あって家族になりました
1人だけの写真が四方に1枚ずつ。はがきの真ん中にはみんなが集合した写真があり、そしてその下にこのキャッチコピー。
シュンヤが寝返りを打てるようになったので、
個人写真も集合写真も、寝ころんだポーズで撮影しました。
出来上がった暑中はがきはなかなか面白いものでした。
お見せできないのが残念です。
さて、ここから本題に入ります。
「縁あって家族になりました」
これは裏を返せば、縁がなければ、私たちは家族じゃなかったということで、永遠の愛を信じる方々には不謹慎に思える言葉だと思います。
暑中はがきを作る過程で、この言葉が自然と出てきたものの、もう少し無難な表現がいいかな?と変更したら、妻も最初のこの言葉が良かったと言ってくれました。
人生はタイミングです。赤い糸なんて信じません。
縁がなければ、私たちは家族じゃありませんでした。でも縁があって、私たちはひとつの家族になりました。それはいくつものタイミングが積み重なって実現したこと。何か条件がひとつでも欠けたら、決して今とまったく同じにはならなかったことでしょう。そんな頼りない絆だからこそ、大切にしていきたいと、そう思うのです。
* * *
【2021年追記】
この暑中はがきは、今でも大切にしています。
みんなで寝ころんで撮った集合写真がお気に入りです。
生後4か月のシュンヤを囲んでみんなで顔を寄せ合って撮りました。
抱っこして撮るのがよくある写真だけど、そうしたくありませんでした。
そうすると親子写真になるような気がして。
ひとり一人が対等な家族であることを表現したくて撮った写真でした。
親子ではなく「家族の写真」を載せたかったんです。
上下関係ではなくフラットな関係を探してました。
小さな赤ちゃんがいるなら、目線をそこまで下げてみる。
そこが我が家らしいなと懐かしく思い出しました。
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