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日光かわず庵雑記帳

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作家・たくき よしみつ のWEB日記『のぼみ~日記』(https://nikko.us/nikki/)の中から、コラム的なもの、時事問題的なものを選んで再編集し、集めました。
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#Trillian

コードに頼らないセッション by タヌパック・バーチャルバンド

最近、偏屈爺から「こじらせ爺」に改名した。
こじらせまくったバーチャルセッション。

テンキチはほんとに頼りになるやつだ。
こじらせ爺の滅茶苦茶なアドリブにも、文句一ついわず、しっかり支えてくれる。天才かよ。

今回の作業は時間がかかったので、その間、いろんなことを考えた。
まず、若いときのような閃きがなくなった爺としては、「本を作るように音楽を作る」という方向を探ってみようかと思った。
時間はあ
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日光のクリスマス2022

高齢の、否、恒例の……毎年自分に課している「日光のクリスマス」シリーズの2022年版を苦労の末になんとかUP。
今年はクラシカルな?ワルツ。
歌にするつもりだったけど、どうにも歌詞が出てこない。言葉が虚しいというか、何も言いたくないというか。
タヌパックバーチャルバンドも、チェロのフォン爺とパーカッションのニャンニーニョはお休み。フォン爺はお国(ドイツ)が大変なことになっていて、歳でもあり、この冬
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つぐみ ~EWIとベースを中心に~

新しいメロディが出てこないので、諦めてコードで作ることにしたの。
出だしはあの有名なジャズのスタンダードナンバーのコード。ちょこっと変えてるけど、特徴的な進行だからジャズやっている人はすぐに分かるはず。
歌にするつもりだったけど、歌詞がまったく浮かばないので、とりあえずメロディだけ形にして……。
ああ、また同じようなことをやってしまった……と落ち込むあたしにかみさん曰く
「いいんじゃないの。同じ作
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今年は赤とんぼが多い気がする

家の前に出ただけでもこれだけいる。大群を作るのはウスバキトンボが多いというけれど、これはほとんどがアキアカネのような……? 中禅寺湖畔から下って来たのだろう。

歌曲・枕草子

文字数が揃っていない散文なので、メロディをつけるのはかなり苦労しました。
歳を取ると、とにかくていねいに時間をかけて……という作業。
ベースのテンキチには、今回は嫌がるのを無理を言ってウッドではなく、Chapmanのエレベを弾いてもらいました。
いい音で聴いてね。

シ から始まる

2019年に書いた『シから始まる』を録り直してみた。
今回は気合いを入れて、ギターは久々に Conde Hermanos を持ち出して、マイク録りの生音無加工で使用。
エフェクトもイコライザーもかけず。やっぱ高い楽器はちゃんとした音で収まるのね。しかも「下手にエフェクトなんかかけるんじゃねえ」って主張しているような気がした。コンデ兄弟の亡霊?
……ん? まだ死んでないのかな。コンデ兄弟は。
兄弟で
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Song for GORO

人生のいちばん辛い時代を一緒に過ごしてくれたゴロ。今年、11回目の命日に、EWIでアドリブ演奏したときのメロディをモチーフにまとめました。EWI SOLO はいい楽器です。木管楽器だと思えば、違和感もないし、音もそのまま使えるでしょ。

『流れ星の歌』と老人性難聴

『流れ星の歌』と老人性難聴

難産でした先日投稿した、伊藤アキラさんの想い出を綴った日記の最後に、こんなことを書いた。

ひと月くらい前から「ミレミファソーファーミー」というモチーフから始まる曲を作るべく、少しずつ作業している。
伊藤さんのことを思い出しながら、「歌詞が先にあったほうが楽なんだよなあ」なんて、詞も同時につけていた。
『流れ星の歌』というタイトルを仮でつけて、ほぼできあがったかな、なんて思っていたタイミングで飛び

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