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日光に来て13年目。古希を迎えた偏屈爺・たくき よしみつ が、タヌパック日光スタジオか…

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日光に来て13年目。古希を迎えた偏屈爺・たくき よしみつ が、タヌパック日光スタジオから音楽やコラムを発信しています。 内容は多岐に渡るので、タイムラインからよりも、テーマ・ジャンル別に整理してある「マガジン」から、読む(見る、聴く)ものを選んでください。

マガジン

  • 40年前と今の弾き語りなど

    ナイロン弦ギターの弾き語りを中心に、たくき よしみつ、Jin Soda の演奏をどうぞ。https://youtube.com/tanupack にはもっとたくさんの楽曲が登録されています。

  • 新唱歌シリーズ -現代の「唱歌」を作り、残したい-

    21世紀に馴染む「現代の唱歌」とはどんなものか。現代に媚びず、さりとて決して古臭くなく、長く歌い継がれる楽曲を生み出したい。

  • 日光かわず庵雑記帳

    作家・たくき よしみつ のWEB日記『のぼみ~日記』(https://nikko.us/nikki/)の中から、コラム的なもの、時事問題的なものを選んで再編集し、集めました。

  • ネコと学ぼうウクレレ教室

    還暦からでも大丈夫! 楽器を弾いたことがなかった人でも、この教室なら確実にウクレレで弾き語りができるようになります。なにせ、センセも60代で初めてウクレレを弾くことになったんですから。

  • タヌパック 軟弱音楽宿

    大人になって、今から一流の演奏家になどはなれないけれど、気張らずに音楽を能動的に楽しみたいと思っているかた向けに、軟弱な音楽人生を送ってきた宿の主人が、ぐちぐちダラダラと音楽雑談をしています。 だから「塾」ではなく「宿」。

最近の記事

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「マイルド・サバイバー」という生き方

「マイルド・サバイバー」とは?コロナパンデミック騒動が勃発した2020年以降の世界は、それまでの常識では考えられないような変貌を続けている。食料やエネルギー資源の供給が危機的状況に陥り、それに異常気象や天変地異も加わって、ゲームや比喩ではない、生きるか死ぬかのリアルなサバイバル時代に入った。 「グレート・リセット」の時代などともいわれるが、端的にいえば「今までの常識が通用しなくなり、多くの人は生き残れず脱落し、まったく新しい秩序の世界になる」ということだ。 戦後生まれの日本人

    • 再生

      時の流れに

      50年前に書いた曲を古希爺が頑張って歌ってみた。 「あの頃は『暗い=美しい』の時代だった」というコメントをいただいた。 そうかもしれない。 今思えば、あの頃書いた「青春ソング」(?)は、未来の自分を予言していたようなところがあった。 やっぱり、若いときは明るく前向きな曲を書くべきなのかな。

      • くだらない or 間違った「常識」を叩き込まれる子供たち

        ↑これはひどいな。 『呼び出し先生タナカ』というフジテレビの番組だが、「優等生ママNo.1決定戦」と題した回で出された問題。 ひまわり、たけのこ、たんぽぽ、つくしの中で「仲よしでないもの」はどれ? 私立の小学校の入試問題だとか。 「仲よしでない」ってのが気持ち悪すぎるけれど、それはグッと呑み込んで「仲間はずれ」とか「違う種類の」という意味で解釈したとしても、答えは分からない。 たけのこは地下茎で増えるし、生長すると固くなるので他の3つより違う。他の3つは生長すれば枯れてし

        • 上手な嘘のつきかた

          荒川央博士がnoteを更新していた。 いちばん共感できたのはこの部分↓ 荒川博士は新型コロナウイルスといわれているものの変異株、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、ラムダ、ミューGH、オミクロンを遺伝子解析した結果、自然発生で変異した確率はほぼゼロ。人工ウイルスである確率が99.999999%以上であるという論文をすでに発表している。 彼のプロフィールは、 ……となっている。 いわばこの分野では専門家中の専門家であり、ウイルスやワクチン製造に関しては素人である山中伸弥博士(

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        「マイルド・サバイバー」という生き方

        マガジン

        • タヌパック 軟弱音楽宿
          38本
        • 新唱歌シリーズ -現代の「唱歌」を作り、残したい-
          29本
        • 日光かわず庵雑記帳
          308本
        • ネコと学ぼうウクレレ教室
          33本
        • 40年前と今の弾き語りなど
          68本
        • 新コロ・倭苦珍・医療・政治
          179本

        記事

          デジタル時計の数字遊び(息抜きに)

          トイレ内に置いてあるデジタル時計(親父の遺品)に表示されている数字(月日、12時間制の時刻と秒、気温、湿度)になんらかの法則性や偶然性を見つけて「お!」と楽しむ一人遊びをしている。 いつごろから始めたのだろうと振り返ると、今年の6月にこんなのがあった↓ 時刻のところに123456や11111、22222と並ぶ、連番や同一数字の偶然。 6月24日~26日の3日でこんなにあったのだから(しかも24日は3回も)、自然と興味がわく、というか、気になる。 しかし、これはごく初級編なの

          デジタル時計の数字遊び(息抜きに)

          『私たちは売りたくない!』を読んで

          9月18日、方丈社という小さな出版社から↑こんな本が出版された。 『私たちは売りたくない! “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭』 10月から世に出てくるという「世界初の自己増殖型mRNAワクチン」、いわゆる「レプリコンワクチン」(製品名は「コスタイベ」)の製造・販売元であり、日本最大のワクチンメーカーでもあるMeiji Seikaファルマの現役社員たちが書いているということでたちまち注目を浴び、販売開始と同時に売り切れてしまった。 すぐに1万部の重版がか

          『私たちは売りたくない!』を読んで

          製薬会社社員の告発は大きな転機になってくれるか?

          『私たちは売りたくない! “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟』という本が、発売と同時にAmazonの本総合で売れ筋1位になり、書籍版は売り切れ(高額転売者が高値をつけている状況)てしまった。   「全国有志医師の会ニュースレターVol.75」によれば、//私たち(著者グループ)が最も本書を読んでもらいたい相手、それは「我が社の社員」であり、「明治グループの社員」//なのだそうだ。 そして、//我が社を含めた全ての製薬会社の社員たちに、本書を読み、「自分ご

          製薬会社社員の告発は大きな転機になってくれるか?

          日清戦争と日本の戦争依存症

          イシ: さて、日清戦争への助走は、常に朝鮮を舞台に行われていたことが分かったね。この助走の最終踏み切り板ともいうべき事件が、甲午農民戦争だ。東学党の乱とも呼ばれる農民の反乱だね。 凡太: 東学党というのは政治結社のようなものですか? イシ: いや、最初はそこまで組織化されたものではなかった。ザックリ言えば、貧困農民の間で爆発的に広まっていった新興宗教のようなものだね。キリスト教に代表される西洋の宗教や文化が西学、それに対抗する東洋の宗教ということで東学。難しい教理とか戒律

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          日清戦争と日本の戦争依存症

          日清戦争への助走

          イシ: さて、そろそろ明治政府が大暴走を始める最大のきっかけとなった日清戦争のことを学ぶわけなんだけれど、日清戦争に至るまでの明治政府の外交について、すでに取り上げた台湾出兵や江華島事件なども含めて振り返っておこう。  明治政府が国外に対して強硬な政策を採ろうとした最初は征韓論かな。 凡太: 岩倉使節団が明治4(1871)年12月に出発する前から、政府内で起きていた論争でしたね。朝鮮に兵を送って日本の言うことを聞かせようという意見の人たちが、西郷隆盛、江藤新平、板垣退助、

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          日清戦争への助走

          こんな形でテレビはコロナ詐欺を「総括」している?

          「水曜日のダウンタウン」がやってくれた。 「コロナ対策いまだに現役バリバリの現場があっても従わざるを得ない説」と題して、馬鹿げた「コロナ対策」を揶揄というか、反省?するような内容。 まともな思考をしているテレビ制作陣が生き残っていることが分かっただけでも、少しだけホッとした。 しかし、ネットでは「元医療従事者としては感染症対策バカにされた気分」「こっちは後遺症でまだ悩んでるんだよ」など、批判の嵐。 本当に闘った医療関係者は、軒並み攻撃され、排除されてきた。今でもまだそうだ。

          こんな形でテレビはコロナ詐欺を「総括」している?

          馬鹿が作った明治(11)大日本帝国憲法という呪い

          凡太: 大日本帝国憲法は伊藤さんが中心となって作られたということですが、伊藤さんのグループ以外の人たちはどうしていたんですか? イシ: 自由民権派や民間の学者らが独自にいろいろな草案を作っていて、私擬憲法と呼ばれているね。  江藤新平は明治3(1870)年10月、『国法会議案、附国法私議』というものを発表していて、これが日本で最初の私擬憲法ではないかといわれている。  だけど、実はもっと前に幕臣(幕府開成所教授職)の西周が、大政奉還後の日本の政体はこうあるべきだろうという意

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          馬鹿が作った明治(11)大日本帝国憲法という呪い

          パリ五輪テレビ観戦記(2)

          パリ五輪テレビ観戦記の続きを。 陸上競技が始まると、ますますテレビ観戦時間が長くなる。 それにしても男子マイルリレー予選をどこの局も中継しないとはどういうこと? 仕方なく、TVerで見たが、英語放送。 もう一人のシンノスケ 日本国内では、男子100mに中学新記録が出た。10.46秒 シンノスケ・ブーム到来か。 村竹メダルならず アキラが6位入賞 北口榛花が金メダル 北口榛花の金は、今回はかなり難しいと思っていたけれど、あっさりと金だった。 女子1万メートル 世

          パリ五輪テレビ観戦記(2)

          パリ五輪テレビ観戦記(1)

          パリ五輪が終わった。開会式に比べて、閉会式は凡庸でつまらなかったねえ。きっとロス五輪(開催できれば……の話だが)は、もっとしょーもないお祭りになるのだろう。 陸上が始まってからは、連日、真夜中から明け方にかけての試合・レースが多かったので、ほとんどは録画して、速報ニュースを見ないようにしながら再生して見ていた。 しかし、NHKがちょろちょろ番組編成を変えてしまって、録画できていなかったりして、腹が立つこと多し。 陸上男子マイルリレーの予選なんて、生中継そのものがなかったので

          パリ五輪テレビ観戦記(1)

          現世は経済支配のゲーム盤

          パリ五輪が始まってもうすぐ1週間。若い人たちが身体を動かしているのを見ると、なんだか不思議な気持ちになる。 スケボー・ストリートという競技は前回の東京大会から五輪正式種目になったそうだが、技が一瞬すぎて老人の目には何をやっているのかほとんど分からない。 テレビでは解説者として呼ばれた男性が「ああ~(失敗)」「おお~(成功)」「すげ~(成功)」「ヤバ!(成功)」「乗るんだ~(成功)」……と、呻くだけの解説が話題になった。その「解説しない解説」ぶりを楽しみに見ている人も多い。 体

          現世は経済支配のゲーム盤

          薩長閥 vs 大隈・板垣の権力闘争

          イシ: 前回、詳しい検証は別の機会に、としておいた、開拓使官有物払下げ事件と明治14年の政変について、改めて見ていこうか。 凡太: 開拓使官有物払下げ事件って、森友事件みたいなことですよね。国の資産をお友達に馬鹿安で売ってあげようとしたという。 イシ: そう。薩摩閥の北海道開拓使長官だった黒田清隆が、工場、土地、船舶、牧場、農場、山林などの官有物を、安価、無利子で払下げようとした事件。  まず、この事件が起きるまでの北海道でどんなことが行われていたかをざっとまとめてみよう

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          薩長閥 vs 大隈・板垣の権力闘争

          セロジャン・プロジェクト

          15年くらい前、川内村時代に思いついた「セロジャン・プロジェクト」(チェロとジャンベのアンサンブル実験)は、考えただけで実行に移せなかった。 新作がなかなかできない古希のジジイになった今は、出来の善し悪しや意義をあまり深く考えないで、とにかく音を残そうという気持ちでやってみた。 1週間後、なんかゴチャゴチャしていると思い、セカンド・チェロとパーカッションを抜いて、チェロ一本と生録のジャンベ1個だけにしてみた。 チェロは音色そのものが魅力的で、生で聴けば、何を弾いてもある程

          セロジャン・プロジェクト