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イシ: さて、日清戦争への助走は、常に朝鮮を舞台に行われていたことが分かったね。この助走…
イシ: さて、そろそろ明治政府が大暴走を始める最大のきっかけとなった日清戦争のことを学ぶ…
凡太: 大日本帝国憲法は伊藤さんが中心となって作られたということですが、伊藤さんのグルー…
イシ: 前回、詳しい検証は別の機会に、としておいた、開拓使官有物払下げ事件と明治14年の政…
凡太: 明治政府が未熟で横暴な政府だということは大体分かりました。それで、そうした政府に…
イシ: ではここで、渋沢栄一という人物について、改めて振り返ってみようか。 明治になる…
イシ: さて、西南戦争の話に移るわけだけれど、多くの人はこの戦いを、不平士族が西郷隆盛を担いで九州で起こした反乱を明治政府軍が抑え込んだ戦いだと解釈していると思う。 凡太: 違うんですか? イシ: まあ、そうなんだけれど、そんなに簡単に片づけられる出来事ではないということを最初に強調しておきたいんだ。 この内乱での戦死者は、政府軍が6403人、西郷軍が6765人と記録されていて、合わせて1万3000人以上。これは戊辰戦争の戦死者数約8400人(西軍約3600人、東軍約4
イシ: 西南戦争の話に進む前に、どうしても強調しておきたい事柄がある。それは明治初期に起…
台湾出兵というガス抜き策 凡太: 年表を見ると、征韓論で揉めている明治6(1873)年9月3…
イシ: さて、岩倉使節団が出発する直前、政府内では朝鮮との国交をどうするかで議論が持ち…
イシ: 不意打ちクーデターのように廃藩置県を決行したわずか4か月後、政府は総勢107人に及…
イシ: 私は明治政府を「ないない政府」と呼んでいる。いろんなものが「ない」まま、無理矢理…
「馬鹿が作った明治」として続編開始 イシ: さて、しばらくお休みしていたけれど、なかなか…
自分の寿命がどんどん短くなっているのを感じる。 だから、何かを残して死にたいと思うわけだが、そこまで「現世」を愛せなくなっている。 ぷちぷちサミットの最後は昨年9月3日付けになっていて、こちらも続きを書けないでいるが、そのときの心境がじわじわと濃くなって、今に続いている感じ。 現世を愛せなくなっていることと、自分の肉体の寿命が残り少ないことから、現世以外の世界に思いをはせる時間が増えた。 現世以外の世界……つまり、自分が今知覚している物理世界以外に、世界は無数にあるという意