コードに頼らないセッション by タヌパック・バーチャルバンド

最近、偏屈爺から「こじらせ爺」に改名した。
こじらせまくったバーチャルセッション。

テンキチはほんとに頼りになるやつだ。
こじらせ爺の滅茶苦茶なアドリブにも、文句一ついわず、しっかり支えてくれる。天才かよ。

今回の作業は時間がかかったので、その間、いろんなことを考えた。
まず、若いときのような閃きがなくなった爺としては、「本を作るように音楽を作る」という方向を探ってみようかと思った。
時間はあるのだから、できる限りのことを何度でもやり直しながら、少しずつ形にしていけばいい。それって、老人の営みとしては正道であろう。

また、道具はもうこれ以上は目移りさせず、使い慣れたものだけでいけばいいという割り切り。
ギターはナイロン弦の松子をマイク録りしている。完全アンプラグドだけど、ダブラー効果のディレイをかけてみた。
これが思いの外アタリで、なかなかいい感じになったのでは? ライン録りの音よりずっと空気感があって楽しい。

あと、ヴォーカルについて、あるアイデアを思いついたのだが、それはうまくいくかどうか自信がないし、まだ試してない。前に一度試して諦めたような気もする(記憶が曖昧)。
少し休んで?、そのうちに試してみようかな。

こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。