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自分の映画好きレベルを知るのにちょうど良かった

今日はせんだいメディアテークで開催された映画監督の濱口竜介氏と振付師の砂連尾理氏の講演会『映画のみかた モーションとエモーション』という講義に参加してみた。

ポルトガルの映画監督、マノエル・デ・オリベイラ監督の映画『フランシスカ』を題材に、劇中の役者や映像の動きや静止に着目し、それが視聴者にどんな印象を与え、どのように効果を得られるのだろうという話が中心だった。

私は映画が好きなんだけど、いつもストーリーに重きを置いて観ることが多かったので、役者の動きや、配置、奥行き、フレームの位置などで観る側の感想や感じ方が違うなんて思わなかったのですごく参考になった。いつもとは違う視点を学べるというのは非常に大きな収穫だった。

映画や映画論を専門に学んでいる方にとっては結構当たり前の事かもしれないけど、私にとっては目から鱗の話で面白かった。

講演会に参加している人たちはプロの人達も居たし、映画が推し活、という本格的な方も多かったので、少し込み入った内容だしマニアックな部分もあった。

それは私にとって、すごく新鮮だったけど、反面、少しテクニカルな部分もあったので、私には相変わらず少し気楽な感じにストーリーを楽しむ位が合っているなあと思った。つまり自分の映画好きのレベルを客観的に知ることができた感じがして嬉しかったのだ。

とても有意義な時間だった。

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