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伴走型支援とは

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NPO法人ルネスかごしまが行う「伴走型支援」がどういうものなのかを開設した投稿をまとめています。
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#鹿児島

ルネスかごしまからのお願い

ルネスかごしまからのお願い

鹿児島市内で痛ましい事件が起きて、もし彼が、先に、うちに相談に来てくださることがあればどうだったろうか、と思ってしまいます。

相談支援者として、まだまだいたらないことも多いのですが、もし困っている方や苦しんでいる方が身近におられましたら、どうか、ルネスかごしまのことを伝えてください。

お願いします。

10月15日22日「伴走型の支援を学ぶ」資料

10月15日
1、「傾聴」3つのポイントと3つの「しないほうがいいこと」

傾聴とは

相手の話を、否定することなく受け止めること

そのために
・まず、黙って聴く
・うなずいたり、あいづちを入れたりする
・ポイントとなるところを、おうむ返しする

できれば、しない方がいいこと
・質問
・助言
・自分の話(意見・経験談)

なぜこれらのことをしないほうがいいのかを考えてみてください。
考えたことを

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「不登校・ひきこもりの子どもさんに親ができること」講演会資料

「不登校・ひきこもりの子どもさんに親ができること」2019年9月22日
NPO法人ルネスかごしま代表 谷川勝彦

〇不登校・ひきこもりの原因は?
様々なものがあるが、本当のところは本人にもわからない。
→これまでではなく、これからどうするか
 不登校・ひきこもりの経験をこれからの人生にどのように活かすのか
  →原因や責任にこだわるのでなく、今の状況をどうやっていい方向へ持って行けるかを考える
 

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民生委員さんなど協力者向け「ひきこもり支援の手引き」

民生委員さんなど協力者向け「ひきこもり支援の手引き」

昨年作成した、民生委員さんなど向け「ひきこもり支援の手引き」を公開します。実際にはこの資料を基に90~120分の講演を行いますので、言葉で補足しなければならず、資料のみでは参考程度にならないのですが、どちらかというと、自分のための記録として。

『〇〇市民生委員・児童委員協議会研修会 講演

令和元年8月22日
特定非営利活動法人 ルネスかごしま理事長 谷川 勝彦

(1)ひきこもりとは

定義「

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カウンセラーは、人の話を聴いていてつらくなることはありませんか?

カウンセラーは、人の話を聴いていてつらくなることはありませんか?

私の団体は「傾聴」を用いて、「人の話を聴くこと」を仕事としています。時には、その人のつらい苦しいお話を、長い時間にわたって、受け止めるだけ受け止めることがあります。

一般の方でも、友人や家族の、苦しい思いを受け止め続けていて、自分が苦しくなってしまうことがあると思います。

仕事として、一日に何件も、つらい話を聴いていて、カウンセラーは大丈夫なのか、というのは、当然の疑問だと思います。

スーパ

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「伴走型支援」ってどういうものですか?

「伴走型支援」ってどういうものですか?

2年ほど前から、鹿児島県内各地で「伴走型支援者養成講座」というものを行っています。「発達障がい・精神疾患・アダルトチルドレンなどの生きづらさを抱える人への支援を行う人を養成する講座」であり「傾聴・カウンセリング・ファシリテーションなどの技法を講義形式・グループワークなどを通して一緒に学ぶ」といったことを説明書きには書くことが多いです。

実は言葉で説明できないことも多い「伴走型支援」とは、心理支援

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