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最近の記事

サカナクション3万ブルーレイボックスを予約する

 2020年8月18日まで受け付けていた、サカナクション3万円ブルーレイボックス、最終日の今日、予約しました!  オンラインライブでチームサカナクションの仕事ぶりに感動した勢いです。  そもそも、僕はニワカなのでサカナクションの映像作品を一つも持っていないわけで、このブルーレイボックスは大変オトクなんですよ。特典のリアレンジアルバムもついてくるし。  熱心なファンの人は、すでに持っている映像作品のために、ためらいがあったでしょうが、僕はニワカですからね。ニワカなりに

    • サカナクション・オンラインライブのアフタートーク

       8月16日の22:45頃から一時間にわたって、ファンクラブ会員限定でアフタートークとして、山口一郎と総合演出の田中祐介、途中からサウンドプロデューサーの浦本雅史を交えて、今回のオンラインライブの裏話が語られました。  これは僕用の備忘録です。 ・視聴者数は約6万人。オンラインライブ単体では黒字  事前4000円、当日4500円という価格でしたが、視聴者数は6万人! さすがサカナクションです。  予算は1億を超えたみたいですが、オンラインライブ単体では黒字とのこと。ただし

      • サカナクション・オンラインライブ感想8/15・16

         8/15・16と配信されたサカナクションのオンラインライブ。二日ともリアルタイムで見た感想です。  非日常感覚を体験できた素晴らしいオンラインライブでした。 <セットリスト> 前半 ー深海・中層ー 1.グッドバイ 2.マッチとピーナッツ 3.(前略)リキッドルームに 4.ユリイカ 5.ネイティブダンサー 6.ワンダーランド 7.流線 8.茶柱 9.ナイロンの糸 10.ボイル 後半 ー浅瀬ー MC 11.陽炎 12.モス 13.夜の踊り子 14.アイデンティティ 15.多

        • 8/15サカナクション・オンラインライブ感想

           ライブ見てない人には完全にネタバレの感想です。  映画のように開始30分前から流れるのはCM。  21時、いよいよ始まるかとテンションが高まったときに始まったのは、まさかのエヴァンゲリオンの広告。  今回、チャット欄は見ずにパソコンの全画面で観たわけですが、そのときのチャット欄の様子は見たかったです。  画面を暗くして、パソコン全画面で、ヘッドフォンをして、スマホでチャット欄をチラ見するのが正しい見方だったのかもしれません。  いや、パソコンとスマホの二窓見はできなかった

        サカナクション3万ブルーレイボックスを予約する

          今日はサカナクション初のオンラインライブ!

           今日(2020/08/15)はサカナクション初のオンラインライブですね!  僕は前の記事で書いたように、8/15分のみを事前購入してます。  で、ファンの方ならご存じでしょうが、TOKYO FMの[SCHOOL OF LOCK!]のサイトでは、このオンラインライブについて、リスナーの質問に山口一郎さんが答える形で紹介されています。 ・「サカナクション初のオンラインライブ『SAKANAQUARIUM 光』記者会見 (前編)」 ・サカナクション初のオンラインライブ『SAKAN

          今日はサカナクション初のオンラインライブ!

          サカナクションを聴き始めて一ヶ月がたったわけだが、4000円は高いと思ったのだ

           僕が7月19日に投稿した記事「今さらサカナクションにハマった理由」、多くの人が目にしたみたいです。  あんな勢い任せの文章にこんなアクセス数が集まるなんて、うれしいやら恥ずかしいやらであります。  さて、サカナクションを聴き始めて一ヶ月がたった今、僕はどうなったかというと…。  オンラインライブの8月15日分(ファンクラブ限定)チケット、購入しました! チケット購入サイト:https://sakanaction.jp/feature/sakanaquarium_o

          サカナクションを聴き始めて一ヶ月がたったわけだが、4000円は高いと思ったのだ

          【感想】「表現の永続革命 河東碧梧桐」石川九楊(評価・B)

           本書は俳人・河東碧梧桐の奇抜な書の表現から、彼の自由律俳句に至る変遷を捉えた一冊。  俳句とは何であるか、書道とは何であるかを著者なりの視点で説明してから、碧梧桐の表現の卓越さを語っているので、そこに感情的な押し付けがましさは感じられない。ただ、どちらの素養もない僕には理解できない部分が多かったと思う。  本書の最大の読みどころは、碧梧桐の関東大震災の記録であろう。その風景描写は、優れた記録映画を見ているように明晰である。仮名遣いを現代的に改めれば、誰もがその優れた描写力に

          【感想】「表現の永続革命 河東碧梧桐」石川九楊(評価・B)

          今さらサカナクションにハマった理由

          サカナクション山口一郎「20代は、影響受けるものを自分で決めない方がいい」 - Youtube  最近、サカナクションってバンドの良さに気づいて、その楽曲をあさるように聴いている。そのサカナクションで、作詞・作曲をしているのが山口一郎という人で、この人の話はわかりやすいし、一貫としているし、引きこまれるので、曲だけじゃなくて、いろんなインタビューの動画を見たりしているんだけど、そのひとつで「20代は、影響受けるものを自分で決めない方がいい」と言っている内容があった。  その

          今さらサカナクションにハマった理由

          【感想】忘れられた俳人 河東碧梧桐(正津勉)【評価・D】

           自由律俳句に興味を持ったので、その創始者と僕が思っていた河東碧梧桐について知りたくなり、本書を手にとった。  しかし、本書はひどく骨が折れる本であり、読後感もひどい。  本書には、自由律俳句の解説がなければ、人間ドラマもない。あるのは、主観的で感情的な碧梧桐への賛辞だけ。本書の著者は、碧梧桐の太鼓持ちがしたかったのであろうか。  初読時の感想は「碧梧桐は才子にすぎないのではないか?」というもの。さすがに、これは碧梧桐を誤解しているのではないかと色々調べてみた結果、考えを改め

          【感想】忘れられた俳人 河東碧梧桐(正津勉)【評価・D】

          創世記1章と2章の矛盾から導かれた二種類の神

           旧約聖書の冒頭に収められている「創世記」では、第一章で六日間による創造物語、第二章以降からエデンの園の物語が記されている。  この二種類の神話は繋がるものではなく、異なる部分が多い。  例えば、男と女の創造について。  旧約聖書創世記第一章では、男と女は同時に生まれる。 (以下、聖書引用はすべて新共同訳) 神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。  -旧約聖書 創世記1:27  創世記第二章では、塵から男が、男のあばら骨から女

          創世記1章と2章の矛盾から導かれた二種類の神

          旧約聖書をなんと呼ぶべきか?

           宗教的中立な立場で旧約聖書を語るならば、ヘブライ聖書と呼ぶべきだという意見がある。    旧約・新約というのは、キリスト教の神学に基づくものだから、その神学から外れた読み方をするならば、それぞれの原典の言語から、旧約聖書をヘブライ聖書、新約聖書をギリシア聖書とするのが良いというのだ。  この動きに僕が賛同できない理由の一つは、これがユダヤ教にかなり媚びた呼称だからである。    旧約聖書に収められている文書群は、ユダヤ教の正典でもある。  だから、当初は「ユダヤ教の聖書」と

          旧約聖書をなんと呼ぶべきか?

          死海文書の学術的入門書 -土岐健治『死海写本』

           本書は、2003年に講談社現代新書で発汗された『はじめての死海写本』を改題して文庫化したものだ。  1946年、死海の北西岸丘陵のクムランと呼ばれる地域の洞窟で大量の写本が発見された。  この死海文書については全容が解明されるのに時間がかかり、様々な憶測が流れた。  もっとも有名なものが「死海文書が初期キリスト教の実態にふれているため、カトリック教会(バチカン)が都合の悪い内容を隠していた」という憶測である。  しかし、死海文書には初期キリスト教に関わる内容は発見されていな

          死海文書の学術的入門書 -土岐健治『死海写本』

          土岐健治『死海写本』の感想を書くはずだったもの

           『死海文書』という響きは、アニメ『エヴァンゲリオン』のファンを招くことなるので面倒なことになる。  死海文書に新約聖書の真相が隠されているという、『ダ・ヴィンチ・コード』に代表される陰謀論は、物語としては面白いが、一神教がなぜ生まれたか、という答えを知ることはできない。  『エヴァンゲリオン』で聖書に興味を持った人も、雑学知識が増えるばかりで、一神教の核心にふれることはできないのではないか。    さて、この本はそんな『死海文書』の入門編である。死海写本と題していないのは、

          土岐健治『死海写本』の感想を書くはずだったもの