サカナクションを聴き始めて一ヶ月がたったわけだが、4000円は高いと思ったのだ
僕が7月19日に投稿した記事「今さらサカナクションにハマった理由」、多くの人が目にしたみたいです。
あんな勢い任せの文章にこんなアクセス数が集まるなんて、うれしいやら恥ずかしいやらであります。
さて、サカナクションを聴き始めて一ヶ月がたった今、僕はどうなったかというと…。
オンラインライブの8月15日分(ファンクラブ限定)チケット、購入しました!
チケット購入サイト:https://sakanaction.jp/feature/sakanaquarium_online
ニワカのくせにファンクラブ限定かよ、とか、一日分だけじゃなく二日分買えよ、とか、いろいろ言われそうですが、今回はその決意に至った話をします。
・オンラインライブで4000円!
オンラインライブで4000円。
この価格設定を初めて見たとき、皆さんはどう感じたでしょうか?
僕は「高い!」と思いました。3000円までだったら出せるなあ、とぼんやり考えていた僕の脳天を直撃する価格です。
でも、僕はサカナクションの山口一郎さんのオンラインライブにかける意気込みを知っているわけで、これは「本気の価格だな」と感じました。
山口一郎さんは「無観客ライブって、結局リハーサルと一緒じゃん?」という意見を持っています。
また「ライブでは違った自分を出せる。その機会がないのがもどかしい」というようなことも発言しています。
「ライブが自粛だから、チームサカナクションを存続するためには色々考えなければならない」とも。
あ、チームサカナクションとは、サカナクションを支える裏方さんも含めた総称です。
Youtubeで無料配信という形で無観客ライブを行ったミュージシャンがいます。
なぜ、無料配信するのかというと、Youtubeのスーパーチャット(投げ銭)が期待できるからです。
実際、サカナクションがスーパーチャット有りの無観客ライブを行えば、とんでもない金額の投げ銭が集まると思うんですよね。
翌日のネットニュースのネタになるぐらいには。
そんなサカナクションがスーパーチャットに頼るのではなく、なぜ4000円という本気の価格設定をしたのか?
この理由は、すでにインスタライブなどで山口一郎さんが語っているかもしれません。
そのあたり僕はちゃんと追えてないです。
だって、全曲覚えるのが先ですからね!
Youtubeでは、サカナクションのカルトクイズのアーカイブが公開されていますが、そこで感じるのはサカナクションのファンの濃さ。
この動画の7:30以降での、未公開映像の音なし演出だけで曲がわかる早押しクイズが成立するのは、サカナクションならではでしょう。
音と照明を一致させた、チームサカナクションのプロフェッショナルな仕事ゆえに、ファンの質も高いのです。
ニワカの僕はそれに追いつかなくちゃならないわけですよ、このオンラインライブに向けて。
話がそれました。
僕としては、この4000円という価格は山口一郎さんを始めとするチームサカナクションの「本気」を感じたわけです。
しかし、僕はサカナクションのグッズをほとんど持っていません。
最新のオンラインライブよりも、まず過去のライブ映像を満喫するために、ブルーレイを買わなきゃ、と考えたりします。
すでにサカナクションのアイテムをそろえている熱心なファンからすれば、反射的に二日分の8000円のチケットを発売開始と同時に購入したかもしれませんが、僕は迷いました。
だから、まず初日だけを買うことにしたのです。
その初日を見て感動したのならば、翌日分も普通料金で購入すると。
二日分買うと特典映像を入手できるようですが、僕はニワカです。
まずは、初日ライブをリアルタイムで見て、それを感じたい。
そして、アンコールと叫びたくなれば、16日分を買うつもりです。
この中途半端な僕の決断、サカナクションのファンの人たちには怒られそうですが。
で、4000円が高いと感じた理由は、僕にオンラインライブを楽しむ環境がないこともあります。
サカナクションのライブは音と光の洪水で満たされる経験ができるといいます。
ところが、僕の環境では、その追体験をするのは難しい。
ヘッドフォンは安物ですし、パソコンの画面は小さいです。
4000円が高いと感じている人の多くは、音楽を聴く環境が整っていないからでしょう。
サカナクションはブルーレイでもバイノーラル録音で、あたかもステージ上に立っているようなライブ音源を提供しています。
いっぽうでライブ会場でもスピーカーを赤字覚悟で持ち込み、観客を楽しませる努力を怠っていません。
それなら、自分の部屋の環境を整えていない僕は、まずライブに行きたい。
しかし、新型コロナの影響で、ライブが自粛されているのが現状です。
そもそも、新型コロナがなければ、僕もサブスクリプションサービスでサカナクションの「ミュージック」を聴いて感動するという機会もなかったかもしれませんし(このあたりは前の記事を参考に)
そんなことを考えながら、僕は8月15日の4000円のチケットを購入しました。