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ミニマリスト目指してたけど、やめました。

どうも、じんせいサンドです。

モノは最小限で良い。
余計なモノは買わない。
部屋をがらんと広々と使う。

こんな生活に憧れていました。

でも、辞めました。

今日はその理由を書いていきます。

◆ミニマリストに憧れた理由

僕がそもそもなぜミニマリストを目指そうと思ったのかを書きます。

スティーブ・ジョブズ氏の影響が多いです。

知ってる人も多いと思いますが、彼は洋服はイッセイミヤケの黒いタートルネックとデニムばかり着ていました。

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彼がこうしてた理由は、彼には膨大な数の意思決定があり、洋服を選ぶという意思決定に脳みそを使いたくないといったものでした。

おお!良いこと聞いたぞ!

確かに、僕も日々仕事でかなり数多くの意思決定をしています。(ジョブズの比ではないけど…)

僕も真似して白色と黒色の無地のTシャツと黒いパンツだけにしよう!と意気込んで、柄もの色ものは処分しました。

家の中にあった洋服は半分以上がなくなり、洋服を置いている棚はガランとしました。

スッキリした。

これで僕もミニマリストの仲間入りだ。


◆ミニマリストもどきになってみて

その頃、我が家は乾燥機付きドラム式洗濯機を購入したのです。

これを使えば、そもそもTシャツなんかもグリグリ回して着ていけば4枚くらいで済むんじゃないか?

もっと減らさないか?とワクワクしたものです。

ま、実際には、乾燥機を使うと結構縮むことが分かったのでTシャツは乾燥機にはかけていません。

そんなこんなで、Tシャツは白と黒の無地のものを中心にワンポイントのロゴやイラストの入ったモノだけを残して生活していました。

ジョブズの言う通り、会社に来ていく服はそもそも選択肢がないので悩まなくなりました。

また、白と黒の服の場合は毎日来ていても、目立たず、いつも同じ服と思われませんでした。

てか、誰も僕の服なんてまじまじと見てはいないのだと思います。

おかげで意思決定は減り、日々の生活が効率的になるのを実感し、ミニマリスト最高だっ!って思って過ごしてました。

その頃、時を同じくしてコロナ感染が拡大し始め、ますます洋服がいらない生活にシフトしていき、やっぱ洋服なんていらないと感じシメシメと思っていました。

ところが、そんな生活をし始めて9ヶ月目にして心に変化が…


◆ミニマリストを続けた結果の心の変化

コロナの影響から、外出も極力控え、外食も必要最低限にしていました。

おかげさまでコロナには感染せずに済んでいるのですが、とにかく抑揚のない生活になっていくのを感じました。

リモートワークが中心となり朝のジム以外家から出ることもなく、家族以外に人と直接会うこともなく、毎日同じような服を着て、変化のない日を過ごす。


すっごくつまらない。

そう感じたのです。


そんな中、一枚だけ残っていた赤いTシャツを来て仕事をしたら、気分が上がるのを感じたのです。

そして、改めて思ったのは、着る服を悩むことは無駄だけではないということです。

洋服を選ぶことで、気分に抑揚を与え、毎日に変化を与えることもあるんだということに気付いたのです。

好きな服を買って、好きな服を着るという行為は楽しみであり、

何を着ようか迷うことはエンターテインメントの一つなんじゃないかと。


選ぶこと、迷うこと、悩むこと

これらは実は全くの無駄ではなく心を豊かにする行為なのかもしれないと思い直しました。


◆最終的に行き着いた場所

僕が最終的に行き着いたのはこんな感じです。

基本的にモノは減らすが、テンションの上がるモノは買うし、残す。

こんなところでした。

自分ルールとしては、柄ものやド派手な色の洋服は着るタイミングやコーディネートに想定以上に時間が取られるので買わないことにしています。

まとめるとこんなルールにしています。

・テンションの上がる服は買う
・柄もの色ものは買わない
・靴下は派手にして良い

極力、余計な意思決定は排除するけど、自分のテンションが上がる悩みポイントは残しておく。

僕でいうと、どのトップスを着るか、どの靴下を履くかです。

これだけで十分ワクワクできます。


人には人の楽しみ方があるので、頭ごなしに人のことを批判するのではなく、多様性を受け入れていきたいなと思うコロナ禍の秋口でした。

自分のテンションの上がるポイントも見極めて何でもない日常を素敵なものに変えて行きたいと思います。

無駄は全てが無駄ではない。

では、また。

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