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正直な気持ち

パーキンソン病の母と 虐待されていた私が 一緒に暮らすということ

#14 頑張る理由

#14 頑張る理由

 母は、私がWEBライター検定3級取得に向けて学びはじめたことを知りません。私が、伝えていないというだけのことですが。

 自室に篭って勉強するようになって、めっきり減った母とのコミュニケーション。母と遭遇するのは、食事の用意〜食事、病院への送迎、その程度です。
 私が掃除や洗濯をし始めると、今度は母が自室に篭ってしまいます。母が愛してやまない大谷選手がテレビに出ていたとしても、いなくなってしまいます。

 何だかなと思うわけです。
 私も母も、互いにどう接すればいいのか、完全に迷子です。

 正直、勉強をしている時が、一番心休まります。 
 余計なことを考えずに没頭できる。これが素晴らしい。母のことも忘れられます。
 しかし、これは現実逃避なのでしょうか。母との仲を改善させるのは無理だと諦めて、勉強に逃げ込んでしまっているだけなのでしょうか。
 ふとそんなことを考えてしまいます。

 とは言え、3級に合格したい、WEBライターになりたいという気持ちは本物です。そこに嘘偽りは一切ありません。
 というのも、現実問題として、母の介護と自身のうつとの間で悲観にくれるばかりでは、破綻してしまうのは自明です。だからこそ、私は進まなければなりません。

 …などと、 ”正当な動機” を記してみるのですが、やはりどこか後ろめたい。


 そもそも私は、母と仲良くなる必要があるのでしょうか。
 母だって私を避けています。母も ”今” の状態の方が楽なのではないでしょうか。
 しかし、母と ”親子” になりたいという選択をしたのは、私自身です…。

 「いやいやいや。そんなことを考えるのはやめよう」
 余計なことを考え始めると、数珠つなぎに気弱な私が押し寄せてきます。

 いつになったら3級に合格できるのか、分かったものではありません。加えて、合格したところで、WEBライターになれるかどうかも定かでない。

 「でも今は、勉強を頑張っていてもいいよね」
 愛猫は、うんともすんとも言いません。
 「だってこの勉強は、これからも母親と暮らし続けていくために、必要なことなんだもん!」
 普段はお喋り猫さんのくせに、こんな時だけ無反応です。

 3級に合格して心に余裕が生まれたら、母と向き合う自信も出てくるかもしれません。今は、そう思うことにします。
 色々とくだらないことを考えてしまいますが、”WEBライターになりたい” という気持ちだけは本物です。
 
 今は、その正直な気持ちに従ってみることにします。


 ちなみに、私が挑戦しているのは、クラウドワークスとグリーゼが行っている民間試験『WEBライター検定3級』です。クラウドワークスに登録すると、無料で挑戦できる試験で、WEBライターの基礎知識を問うものです。

 合格率は5%らしいのですが、一度不合格になっても2週間後には再度受験できますので、気になる方はクラウドワークスに登録して挑戦してみてください^^

↓ こちらは、私の勉強具合を記事にしたものです。良ければご覧ください。
記事の数が多くなってきましたので、マガジンにしてみました。
私のこの学習帳が、誰かの役に立つのであればこれほど嬉しいことはありません。

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tamako
いつか母と仲良くなれたら、母と私と猫さんで旅行に行きたいと思っています。 野っ原をのんびりと散歩。 母との生活は始まったばかり。 夢は大きく、まだまだ諦めません^^