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【一人旅】 2022.12 やっぱり雨の沖縄②片道20分で行ける絶景「ナガンヌ島」へ

寒いんだったら暖かいところへ行こう。
というわけで一人旅で冬の沖縄へにやってきました。

海なし県の岐阜で育ったので、海に対して並々ならぬ憧れがある私。
せっかく沖縄に来たからには綺麗な海が見たい。

前月にワーケーションに来たときは波の上ビーチに行ったのですが…もっと自然を感じられるところが良くて。
でも那覇に滞在していてそこからアクセスが良い天然ビーチというと、レンタカーがないと行きづらかったり、公共交通手段だとバスを乗り継ぎ2時間はざら。

もしかして船で慶良間諸島とか行った方が早い…?
そう思って離島を調べてみたら大ヒットしたのが「ナガンヌ島」

360度珊瑚礁に囲まれた小さな無人島。
白い砂浜に透明度の高い海。
しかも那覇の泊港から20分という近さ!

ここらへん。

超理想通りの島。
というわけで、公式サイトから日帰りフリープランを事前予約しました。


▶︎10:00 泊港へ

この日が天気予報で唯一晴れマークの日だったのですが、朝起きるとどんより曇り空。
どうにか雨さえ降らないでくれれば…と思いながら集合場所へ。

宿泊しているホテルはゆいレール美栄橋駅の近くで、船が出る泊港まで徒歩5分ほど。

奇跡的に3分だけ晴れた
雲よ、散れ

島への上陸は事前予約が必要で、予約時に料金は支払い済み。

時期によって料金や滞在できる時間は変わるようですが、12月は往復の乗船料と施設利用料で3,200円。3時間滞在できます。
オフシーズンに遊泳はできませんが、通年シュノーケリングプランもあって、ウェットスーツなどのレンタル込み込みで4,800円でした(安い)

他にもセグウェイ散策プランや、
1月〜3月はホエールウォッチングも

受付をすませて、パンフレットや乗船券を受け取ってフェリー乗り場へ。

ちょいエモ

オフシーズンだし参加者は少ないのかなと思ったけど、修学旅行生さんと一緒になりました。
中学生かな。

そうして船に乗って出発。

60人乗りの小さな船でしたが、この日はちょっと波が高かったようで思ってたより揺れる…。

騒がしかった学生さんたちがだんだん無口に

で、早々に酔った。
朝ご飯も抜いてきて、酔わないという謎の自信があったのに。

我慢できないほどじゃなかったけど、片道20分が体感2時間くらいに感じました。つらい〜。
次から船乗るときはちゃんと酔い止め飲もう…。


▶︎10:30 ナガンヌ島到着

ようやく桟橋に到着。
船酔いなんて一瞬で忘れるくらい、

右を見ても

左を見ても

エメラルドブルーの海!
なんだか海外に来たのかなと錯覚する。
初めて見る海の色。

桟橋から見る海が本当に綺麗で、柵にしがみ付いてずっと眺めてました。

セルカ棒も大活躍

ふと足元見たら、橋の一部が金網になっていて海が透けて見える。

透けてると気づいた瞬間からへっぴり腰

お魚とかウミガメとか見えたりしないかな。
ウミガメいるかな?
この青さを見ているだけで心が洗われる…

桟橋に上陸しただけでもテンションぶっちぎりだったのですが、もちろん島にも上陸もします。


▶︎ダイニングテラス

島に上陸後、滞在時の注意事項などの説明を受けてからフリープランの人は解散して自由行動。
ほとんどに人がシュノーケリングプランだったみたいで、そのまま着替えや器具の使い方説明を受けていました。
私も泳ぎたかったなぁ…
でも寒そうだったからまた今度。

ナガンヌ島のインスタグラムでもわかるように、島のいたるところにフォトスポットがあります。
きっと夏期はパリピがピッピリピって感じなんでしょうけど、今は超オフシーズン。

ブランコも一人占め。

曇ってきた

ブランコに揺られながらぼんやり海を見つめる。
前の日に仕事に追われて溜まってたので、波の音を聞きながら頭を空っぽできるの最高。

一頻り海を眺めたらお腹が空いた。
ナガンヌ島にはダイニングテラスがあって、タコライスや沖縄そば、カレーライスなどの食事がいただけます。

カレーを爆盛り食べたい気持ちだったんですが、胃袋がさっぱりしたものを欲してたので果物が入ったシャーベットとグァバジュースを注文。

グラニデとグァバジュース

シュノーケリングしてる人を眺めたり、持ってきた本を読んだり。

たいして読まないけど本持ってくる
ナイル殺人事件/アガサ・クリスティー

超くつろげるやん。

スタッフのおっちゃんとおしゃべりしたら、宿泊体験に来る学生の子達に「何もなくてつまんないから早く帰りたい」って言われるんとか。
ガキめ!何もないけど全ては此処にあるんだ!

ちなみにフリーWi-Fiはないですが、ポケットWi-Fiは余裕で繋がります。
その気になればここでリモートワークもできるし、Tverも見れるのは内緒です。


▶︎島を一周してみる

さて、一息ついたので島をお散歩してみることに。

小高い丘へ登ると、さっきまでいたダイニングテラスが見渡せる。

桟橋と、奥に見えるのはコテージ
チービシ環礁といって珊瑚でできた島なんだそう
桟橋の反対側
緑が覆い茂っている

南国っぽい植物たち。
少し歩いて桟橋とは反対側の砂浜に出ると…

ここで立ち入り禁止に。

とっても小さな島なのですが、その両サイドは自然保護区で立ち入り禁止となっているそう。

で、そんなタイミングで気づいたのですが、白い砂浜に延々と続く帯状の黒い石…

なんだこれ?と思って拾ってみたら軽石でした。

2021年8月に発生した、小笠原諸島の海底火山噴火。
各地に軽石が漂着しているというニュースを見ましたが、今もまだまだ痕跡を残しています。

だんだん天気が悪くなってきて海も荒れ気味。

海の色が濃い。
桟橋側よりも水深が深いんでしょうか。
あんまり人が近寄らないからなのか、こっち側の海にはウミガメがうじゃうじゃいるそうです(byスタッフのおっちゃん)


▶︎ビーチコーミング

島には真っ白な珊瑚がたくさん落ちています。

島の生き物はもちろん持ち出し厳禁ですが、貝殻などので中身が入っていなければ持って帰っても大丈夫ですよとのこと。

可愛いピンクの貝殻
中身なし

砂浜〜珊瑚の浜〜と、波打ち際を歩き続けるとだんだん雰囲気が変わって岩場に。

岩場に引っ付く巻き巻きした貝と遭遇。

中身入り

ヤドカリとかいないのかな。
生き物はいないかなと探していると、透明で綺麗な青いものを発見。

何これきれい!シーグラス?と思って近づいてみると…

カツオノエボシ!!

超・罠

あっぶな!!!!
普通に拾おうとした!!

大人でも好奇心をそそられる見た目をしていて、猛毒だと知っていてもうっかり手に取りそうになってしまう。危ない危ない。

一人旅でカツオノエボ死しなくてよかった。
みなさんもめちゃめちゃ気をつけてください。

また少し歩くと、反対側の自然保護区に到着。

緑も少なく殺風景に見えるけど、海に生き物にとっては大事な場所なんですね。


▶︎13:30 までたっぷり楽しめる3時間

桟橋まで戻ってきました。

ここまででだいたい2時間ちょっとくらいかな。
このあともう少しし探検したり、ビーチを散歩したり。

どこにもいけないドア

小さな島ですが、設備はしっかり整っていてダイニングテラスではBBQが楽しめます(要予約)
お手洗いも清潔なので、私みたいにちょい潔癖気味でも安心して使えました。
アクティビティーも色々あって、シュノーケリンのほかにパラセーリングも!
もっともっと楽しめると思います。

1人で来ているお姉さんがいたので話しかけてみたら、私と同じで東京から3泊4日で来ているそう!
シュノーケリングも参加されてたので行動力あって素敵だなぁ。
次来る時は私もしっかり泳ぎたい。
でももうちょっと暖かくなったらね。

綺麗な青い海と、自然の中でのんびり過ごせて心が元気になったナガンヌ島でした。

そしてお腹ぺこぺこなので本島に戻ったら絶対にハンバーガー食べます。

③に続く


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