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熱狂的な仲間作り

 熱狂的な仲間はいつの時代も求められる。一緒に駆け抜け、一緒に語り合い、一緒に結果を出してくれる頼もしい人々。というわけで今回は、どうすれば熱狂的な仲間ができるのかをメモしていこう。

 熱狂的な仲間作りの一つ目のポイントは、自分自身が狂ったように行動すること。冷めて落ち着いた姿ではなく、「あの人、ちょっと大丈夫?」と言われるほどに熱狂することで仲間が増えていく。

 例えば、ミカンをできる限り遠くに投げ、その距離を競い合うミカン投げフェスを作りたければ、まず「協力してください!」とありとあらゆる人に声を掛け続ける。反響がなくとも誹謗中傷されたとしても諦めずに行動を重ねる。そこまで続けてこそ、熱を帯び協力してくれる仲間は登場し始める。

 熱狂的な仲間作りの二つ目のポイントは、誰もが幸せになるアイデアやプロジェクトではなく、対象を一部の人だけに絞った取り組みを進めること。「みんなをハッピーに!」と言われると、人は協力の気持ちが失せていってしまうもの。

 例えばミカン投げフェス、「和歌山県のために頑張ります!」と伝えても熱狂してくれる仲間は増えない。「ミカンが特産品の村の町興しとして、一緒に取り組みましょう!」というと、村の方々が熱狂して乗ってくれるようになる。

 熱狂的な仲間作りの三つ目のポイントは、未来の共有を進めること。最初から熱狂して関わってくださる方々は稀。だからこそ、ほんのちょっとでも興味関心を持ってくださった方々に、このアイデアやプロジェクトから生まれる未来の姿を分かち合う機会を持ち、熱を徐々に高めていく。

 例えばミカン投げフェス、「ちょっと面白そうだから、企画に参加してもいいかな?」と声を掛けてくれた人に対し、「スペインのトマトを投げ合う祭りみたいに、ミカンの新しい形の観光になりそうだよね!」とイメージを分かち合い、心のワクワクを加速させていく。

 残念ながら、熱狂的な仲間は最初はいないもの。まずは自分自身が狂ったように行動し、価値を届ける先を絞り、未来を分かち合うことで熱狂は加速する。さぁ、仲間と力を合わせてアイデアをカタチにしていこう。No Talk, All Action!!!

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