AIと愛の力で生き抜こう
AIの急速な進化が話題な今日この頃。この進化に不安を感じ、ディストピアの到来を危惧する起業家もいれば、AIからチャンスを見出し新たな挑戦を続ける人も。福岡を拠点に活動する二郎系Food Fighterと共に出版記念の講演会の準備を進める中で、「イベントの企画運営にもAIが活かせない時代になった」とのメッセージを受け取ったので、今回はそれをテーマに書き進めていこう。
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Fighterが提案するAIの活かし方の一つ目は、企画。これまでは企画を時間と労力をかけて準備していたものの、今は骨子程度であればAIが迅速に作り上げてくれる時代に。「こんな人に来て欲しい」「こんな話をしたい」「こんなテーマで」といったざっくりとした内容を入力するだけで、AIが企画の大枠を仕上げてくれるように。
例えば、「10代女性向けにカラフルでインスタ映えするミカンジュースを作りたい。企画書を仕上げてくれる?」と頼むと、AIが答えの大枠を届けてくれる。
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Fighterが提案するAIの活かし方の二つ目は、広報。これまではイベントのプロモーションに欠かせないアイテムを、慣れないソフトを駆使して作ることが当たり前。けれども今は、デザインの叩き台からキャッチコピーまでAIが提案してくれるように。
例えば、「10代向けインスタ映えミカンジュースのチラシやポスター、SNSに展開するヘッダを作ってくれる?彼らの心に響くコピーと一緒に」と頼むと、AIが答えの大枠を届けてくれる。
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Fighterが提案するAIの活かし方の三つ目は、講演。これまではスライドを自分で作り上げる必要があったものの、今はAIがスライドを作成してくれるように。また練習をする際には人を掴まえてフィードバックをもらう必要があったものの、AIが音声を分析して改善点を教えてくれるように。
例えば、「これから10代女子向けインスタ映えミカンジュースのプレゼンテーションをするんだ。相手は部長クラスの決裁者。ビジネスとしての説得力があるかどうか、話を聞いてチェックしてくれる?」と頼むと、AIが答えの大枠を届けてくれる。
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こんな風に、講演会という企画一つをとってもAIの貢献は計り知れない。物事に取り組むハードルは格段に下がり、もはや動き出せば物事はなんでも成せると感じるほどに。
ただ、残念ながら、AIの力で企画を立ち上げたとしても、人と人の繋がりがなければ講演会の「集客」の成功はおぼつかない。全く知らない怪しげな人がいきなり企画を立ち上げたとなれば、人々は参加を躊躇するもの。
「AIの力を借りることも大事だけれども、この世界を生き抜くには愛の力が欠かせない」と二郎系Food Fighterは口にする。その言葉に自分も心の底から共感しかない。というわけで、AIだけに頼ることなく愛との両輪で未来をもっともっと心躍るものにしていこう。
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