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あなたが「天職」に出会うまでの4つの段階。


今回は、4つの誤解を解きます。

【誤解】
1、「本当にやりたいこと」がどこかで待っている。
2、「好きを仕事に」することが一番の幸せだ。
3、もし「天職」に出会えたら、きっと全てがうまくいく。
4、「努力」は自分1人で頑張るもの。

これら4つの思い込みを解除して、今よりもっと効率良く「天職」に出会えるようになりましょう。

参考文献は、『GRIT』です。
本書では、「興味を情熱に変える」みたいな方法を4つ解説されています。
今回は、それを「好きを仕事に変える」人が勘違いしがちなこと、と捉えてお話していくものです。



「私はこれをするために生まれてきた」の嘘。


「好きを仕事に」できている人は、自分にとって本当にやりたいことが小さい頃からはっきりしていて、それに時間と労力を費やしてきたんだろう、

と思うかもしれません。

しかし、全くそんなことはなく、著者が行った研究によると、どんな「メガ成功者」であっても、中学生ぐらいの頃になってやっとぼんやりと好き嫌いがわかりだした頃だと言います。

つまり、大人になったら何をしたいかなんて、子供の頃には早すぎて分からないのが普通なのです。

だから、あなたも、今は本当にやりたいことが見つかっていなくて大丈夫です。

また、「自分にとって本当にやりたいことは、どこかで待ってくれている。探せば見つかる」という認識も危ないです。(理由は次に話します)

私たちの人生はGoogleの検索窓とは違いますから、今すぐ答えをハッキリさせられるとは思わない方が良いでしょう。


「あんまり好きじゃないこと」でも天職になる可能性。


今言ったように、自分の好きなこと、つまり「興味」は、内省や検索によって見つけるものではありません。

興味は内省によって発見するものではなく、外の世界と交流するなかで生まれる。
(出典:GRIT)

と、著者さんも言っています。

本当にやりたいこと」を見つけるのは、行動や体験あってこそなのです。


なぜなら、どんなことに興味を持つか持たないかは自分にも分からない部分が大きいからです。

ということは、今は「あんまり好きじゃないこと」でも天職になる可能性があると言えます。


逆に、「好きを仕事に」したいからといって、
「オシャレが好きだからアパレル店員に」「お寿司が好きだから寿司職人に」と目指すべきものでもないのが難しいところですね。
「オシャレをすることと、服を売ること」「お寿司を食べることと、寿司を握ること」は全く別物なのです。


「何に興味を持つかは本人にもわからない」

だから、新しく始めたことに対して「一生これに打ち込めるだろうか?」などと数日おきに考えるのは気が早いわけですね。

何に興味を持つかは本人もわからない部分が大きいなら、いろんなことを試してみる心構えを持ちましょう。もちろん成果が出るまで続けることが大事です。



じゃあ結局のところ、どうやって「天職」にたどり着くの?ってことをこれから解説しますね。


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