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音楽ビジネス系noteまとめマガジン

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最新の音楽業界のビジネスモデル研究から、個人のアーティストや演奏家が生きていくためのマネタイズのヒントまで、色々な角度から音楽業界について書かれたnoteを発掘&アーカイブするマ…
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#音楽業界

音楽はミュージシャンが次のビジネスモデルを構築することになる

今まではあまり音楽のことを知らなくても音楽ビジネスに関わることができたのですが、今ではそのアーティストの音楽について語れるということと、人間的な側面も知り尽くしていないとスタッフとしては役に立たなくなるでしょう。

昔で言うとレコード会社はどちらかというとホワイトカラーなので、プロモーションはすれど、コンサートなどの現場に立ち会うことはあまりありませんでした。
レコーディングしてCDを売ることが仕

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音楽教室2.0時代は具体的に何が起こるか?

音楽教室2.0時代は具体的に何が起こるか?

ホームページの「音楽教室ちえぶろぐ」でご紹介した

「「音楽教室2.0」という言葉をご存知ですか?生徒募集は今、勢力交代の時期を迎えています」
http://scatenato.biz/ongakukyousitu20/

この記事ですが、皆様、お読みいただけましたでしょうか?今までのブログで紹介してきた内容の総集編という感じの記事になっていますが、スカテナートが目指す音楽教室と生徒募集の考え方

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音楽業界の崩壊 その2

先日、レコード会社にいた頃の後輩に久しぶりに会いました。
彼は私と同じようにフリーで仕事をしているので、共通の話題も多く話が盛り上がったのですが、音楽業界の「業界」というのは、もう存在してないという意見で一致しました。

その一つが印税では食えない時代になったことが挙げられます。
彼が関わっている作家は、作曲した曲が某有名アイドルグループのシングル曲に採用されたのですが、その後もアルバイトは辞めて

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芸能界や音楽業界も変わる

先日はこれからの会社組織について書きましたが、それは音楽の世界でも同じで、組織としては変わらざるを得ないでしょう。
但しそれは今の音楽業界がどうのというより、これから本気で音楽で活動していこうとしている人たちの精神的な変化によるものが大きいでしょう。

今までのタレントや音楽アーティストのマネジメントは、事務所に所属して方針に従うというのが主流で、海外のようにマネージャーを雇うというような発想では

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Selfie(自立型)での音楽活動にこだわる理由

今までの音楽業界はCDが売れなくなったことで成り立たなくなりました。
しかし音楽が無くなることはないし、音楽アーティストもいないくなることもありません。

ただ、お金を出してCDを買うという習慣がなくなり、YouTubeで探して聴いたり、定額制でいつでも好きな音楽を好きなだけ聴けるというシステムも登場し、そのスタイルは変わってきました。

これから先にはまた違ったシステムが登場する可能性もあります

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音楽業界の崩壊 その1

ソニー・ミュージックエンタテインメントの社長を務めた丸さんこと丸山茂雄さんの記事(前編・中編・後編)が、

なぜアップルに負けたのか。ソニー・ミュージック元社長が見た「サイロ」 『サイロ・エフェクト』 (ジリアン・テット 著/土方奈美 訳)

という見出しで掲載されています。
長いので後編だけリンクを貼りましたが、以下の文章に要約されています。

私がソニー・ミュージックの社長を2年足らずで辞めた

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