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年金の検証、またも安倍内閣の鬼門になるか

今年は、公的年金の財政検証が5年に1度行われる年。年金の財政検証とは、要するに、わが国の公的年金が「100年安心」かどうかを検証することである。公的年金のおおむね100年間にわたる収支見通しを作成し、年金財政の健全性を検証する。

安倍内閣は、第1次政権で年金記録問題に翻弄されたこともあり、年金問題に対して用心深い。さりとて、今夏の参議院選挙の前に、年金の財政検証の結果を公表しないと、国民の疑心暗鬼を招く。今年の財政検証に、政権はどう臨むか。

年金の財政検証をめぐる政治的背景について、下記拙稿で詳述しました。無料で読めます。

加えて、5年前の2014年に行われた年金の財政検証については、拙稿「年金は、本当に『100年安心』なのか」に記しています。5年前の文章がそのまま今でも無料で読めるので、当時の雰囲気が残っています。

さらに、年金の財政検証で焦点となるのが、マクロ経済スライド。マクロ経済スライドとは、拙稿「年金『世代間の公平』をめぐる与野党の攻防 『マクロ経済スライド』の効用と弱点」で詳述しています。これも無料で読めます。


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