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Q.なぜ生きている? A.だって、生きているから。

 本日は少し暗い話。
 私の精神状態はいつも通りなので、ご安心を。

 とは言っても、自殺願望に関する話なので、読む際はご注意を。
 あまり暗くならないようにはしますが、気分が落ち込みやすい方は読むのを控えた方が良いかもしれません。

 でもそういう人ほど読んでほしいという矛盾。
 しかし私にそのような配慮が十分に出来るのかは分からないので、一応注意喚起は書かせていただきました。

 そろそろ本題に入りましょう。

 私はよく自分から、こんな事を問われます。
「お前はなぜ生きている?」
 
問うてくる理由は大方
『お前には価値が無いのに』『周りに迷惑かけてばかりいるのに』『小説家になれていないのに』
 というもの。

 昔の私は、この問いが原因でよく落ち込んでいました。
 もっと言えば病んでました。
『私には価値が無い』『どうして生きているのだろう』

「死んだほうが良いのかな」

 まぁそう言いながら、自殺を試みた事も、自殺の計画を立てた事も無いのでご安心を。

 そんな感じで、自分からの心無い問いに気を病んでいたんですよ。

 何度も何度もこの問いに対して考えていました。
 心をボロボロにしながら、胸を砕きながら……。
 そうして、自分なりの答えを見つけたのです。

 それは
「生きているから、生きているんだ」

 ……はい、何を言ってるんだって思いますよね。
 でも、これに尽きると思うんです。

 自分がどんな人間であれ、価値が無い人間であれ、今生きているんだから、それ以上も以下も無いんです。

 ただ生きている。
 今生きているという事は、生きている事を許されているのです。

 もし、世界中の人から嫌われていたら、今すぐ死ぬべき人間だと認識されていたら、すぐに満場一致で死刑になっています。
 現在そうなっていないという事は、嫌われてもいないし、死ぬべき人間と思われていないという事です。

 今生きられているのだから、生きていて良いんです。

 自分から「なぜ生きている?」と責められたとしても、自分が今生きているのであれば、「だって、生きてるから」と言えば良いのです。
 私はそう答えて、何とかしのいでいます。

 そうハッキリと答えてしまえば、案外責めてくる自分はすぐに退散するものです。ちょっと憎まれ口は吐きますけど。
 退散してくれればもう怖いものナシ。

 ただひたすらに、生きていれば良いのです。


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