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一般noteユーザーが集めるnoteマガジン

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2018年に本マガジンを立ち上げて以降、noteや書くこと、読むことなどに関する記事を集め出来ました...が、noteも日々成長しているので、はじめまして記事からnoteの有用性… もっと読む
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#ライター

ぼくにしか書けない言葉が、きっとあると信じている

書きたいと強く希望しているメディアがあった。現在はライター募集をしていないけれどお問い合わせフォームから提案文を送信して、それでも音沙汰なしだったから、再度練り直して尊敬している書き手の方にアドバイスをもらったものをもういちど送った。でもやっぱり、お返事はなかった。 大学生のときにライターを始めて、途中で違う職業も経験したけど、去年再びフリーランスとして書く仕事についた。LGBT当事者であることとか人種ミックスであることか教育虐待サバイバーであることとか、そういう自身のマイ

僕が書ける「良い文」とは何か、を考えてみた。【文章術000】

学生の頃、僕は「本」が好きだった——。ここまではよくある話だろうが、僕の場合、その対象は小説やミステリーの類ではなくて、「◯◯図鑑」や「〇〇学」といった分厚い本だった。 そんなわけで、「嗚呼、この本を買って手元におきたいな」という収集欲がふつふつと湧き上がってきたときには大変だった。彼らは安くても2000〜3000円、高ければ1万円近くしたからだ。しかも、書店の棚には似たようなジャンルの本が何冊も並んでいるのである。当然全部を買うお金はないわけで、何日も何日も同じ書店に赴き

いいねの数にとらわれてしまう人へ

朝からこの記事を読みまして。 そうだよ!ちょっとでもいいねがついたらすごいんだぞ!!という気持ちになったわけなんだけど。 ここで、わたしが生まれて初めて書いたnoteを見てみましょう。どん。 まぁ、そんなもんだと思うよ。 何者でもなく、何かを成し遂げているわけでもなく、文章がものすごいうまいわけでもなく。 そんな人がいきなりnoteを書いてシンデレラのように王子様に見染められるなんてことはないのが世の常です。 でも、そんなときにやってみてほしいことがあるんです。

noteを100本書いたら音楽ライターになった話

気がつけば、note連続更新100日を超えました。といっても最近はnote感想文ばかりなんですが、たまに自分の書きたいことがあったときには1日2本書いて投稿していました。 そんな中、noteの記事がきっかけで、音楽ライターになりました。 掲載先は、『ヂラフマガジン』さん。「あたらしい音楽、発掘。」というコピーのもと、いまこの瞬間もどこかで生まれているあたらしい音楽を、音楽を愛するわたしたち独自の視点で発掘&発信していくWebサイトです。 編集長の三橋さんから、私の音楽関

その一言、百人力です

書いたものを誰かに読んでもらえていたと知るのは、いつだって嬉しい。「好き」とか「応援しています」と言ってもらえるのは、もっと嬉しい。 その言葉があるから書いているわけではないけれど、その言葉は確かにわたしの肥料になる。子どもの頃に「豚もおだてれば木に登る」との評価を親からされていたくらいには、まあおめでたいし単純だし、乗せられやすい人間なんだろう。 ただ、もちろんのこと世辞はいらない。乗せようとしてくる人の言葉は案外わかるものだ。まあ、直感に過ぎないといわれたらそれまでな

Life|原稿料をもらって書くということ

noteの投稿が、昨日で100投稿になりました。連続投稿も80日を超し、「オチを見つけて構成して書く」ということが毎日に組み込まれてきました。 「noteを有料にしてはどうですか?」ともいわれるのですが、原稿料をもらって書いているメディアに対しての敬意と、自分のなかでも毎日noteで書いていることは、原稿料をもらうレベルではない、と思っているので、無料公開のままでいいと思っています。 では、「原稿料をもらうレベル」とは何なのでしょうか。 事実を書くとはどういうことか結論

noteサークルで「これからのライター」をはじめる理由

これまでもnoteで「ライター界隈」の記事を書いてきたのだけど、やっぱりもどかしいこともあって。 端的に言えば「オープンには書けない、話せない」ほんとうのことが結構あるから。ライターで生き続けていくための話でね。 そこだけ切り取られてSNSの海に放流されると、ちょっと違う話になってしまうとか。ちゃんと文脈があってその中で語られるべき、考えるべきことについて共有し合える場所。あればいいなと。 有料noteもいいんだけど、それもどこか一方通行だし、そもそも記事のテーマとか背

書かないと始まらない

『「速く・上手く」原稿を書くために必要なこと。』というタイトルのnoteを読みました。 文藝春秋にて編集者をしている村井さんという方が、同じく文藝春秋の編集部にいる今戸さんというエース編集者に、原稿を「速く・上手く」書く方法をインタビューしたnoteです。 最初に書いてあったんですが、ぼく自身も、そりゃもちろんじっくり時間をかけて大作にのめり込みたい気持ちは山々なのですが、組織のいちライターとして働く以上、同時に何本もの原稿を抱えて、納期と戦っていく必要があります。 と

大みそかは消えた

きれいなスケジュールしてるだろ。ウソみたいだろ。あと数時間なんだぜ。 そんな名作の台詞が改変されて思い浮かぶくらい、この年末の日々は流されて気がついたら大みそかになっていた。 詰んでいる。端的にお正月どころではない。まだ、このあとも仕事が残ってる。顔を出さないといけない場所もある。 脳内会議の結果、2020年のお正月は元日を除いて「ないもの」にすることとなった。 本当は元日も仕事をしたほうがスケジュール的にはいいのだけど、さすがにもう何か月も休んでないから1日ぐらいは

☆note365日更新続けても何も変わらなかった話

noteのボーナスステージは終わった。 この記事を読んで悲しい気分になる人もいるかもしれないけど、あまり書いてる人もいないので書いておきたい。 もちろんこれは僕個人の、それも影響力「スダチ3個分」程度のただのライターごときが「そう思って」「そう感じた」だけなので読み飛ばしてもらっても全然構わないのだけど。 一時期noteを毎日更新続ける勢がなんかフォーカスされてるというのがあった。 365日更新してたらデビューできたとか、猫が寄って来てモテモテになったとか、そういう話

PRとアピールは違うんだという今さらの話

そういうことじゃないよな。その言葉を聞くと、反射的に思う。 思ったほど認知されてなかったり、反響が少なかったりした事象、あるいは存在に対して誰かが言うのだ。 「もっとしっかりPRしないとダメだよ」「アピールが足りないんじゃない」 絶滅危惧ワードかと思ってたのだけど、どうやらいまもわりと使われてる。 企業が何か新しいことを始めて、うまくいってない状況とかでも出てくるし、地方の自治体で「町おこし」とか「移住者を増やしたい」みたいな文脈でも偉い人がそんなことを言ってたりする

フォロワーさんを増やしたいのに

情けない心情の吐露になる。 私はフォロワーさんを増やしたい。 フォロワーさんの数は戦闘力ではない。わかっている。わかっているが、「私を気にかけてくれる人」が多ければ、発信に力が入るし、単純にライターとしてのセールスポイントにもなる。 過去の私は、「どんな人の発信ならばフォローするか」を考えた時、足がすくんで怖くなり、多くの事は考えられなかった。 なぜなら、まず頭に浮かんだのはノウハウを書く人だと思ったからだ。 私はこの「ノウハウを書く人」には絶対になれないと思ってい

売れる言葉と、ひびく言葉

日課としてそれなりの数のnoteを読んでいると、かなりの確率でライターさんや編集者さんなどの文章を売って暮らしてる人がいる。 でもなぜか、プロの物書きであるはずのそういう人のnoteにもあまり心に響かないものが結構ある。 むしろ素人たる主婦の人のnoteの方がグッと来たりする。この違いは何なんだろうか? 先日、Youtubeでお菓子の動画を見て、買うお菓子を選んでいる少年が「TVCMの芸能人は演技できちゃうから、本当においしいのかわからない。だから参考にしない。」と言っ

会ったこともない人を勝手に応援したくなった

朝、いつものようにnoteを散歩してたら(仕事に取り掛かる前の日課)、こんな直球すぎるnoteが飛び込んできた。 絵と図 デザイン吉田さんのnoteだ。読んだ。なんだろう。切実で淡々とした直球な文章が息をしてる気がした。 こういう文章って「書こう」と思ったら書けない。狙って書けたとしても響かないのだ。 絵と図 デザイン吉田さん(ご本人も自分でおっしゃってたけど名前が長い。図ってなんだろう?)の文章は、吉田さん自身が目の前で訥々と話されてるような感じがして、ざわっと気持ち