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😊SMILE子育て[28]😊 子供の話の聞き方 4つのポイント

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る、たかせみほです。

前回のnoteでは、「親子で『楽しい』を共有する」というお話をさせていただきました。

その中で「子供が楽しいことを一緒に楽しむ」ことが大切だと述べました。子供は、自分の興味関心をお母さんに聞いてもらいたいと思っています。

今回は、【子供の話の聞き方】についてお話します。

🔸人はなぜ話すのか?

そもそも、人はなぜ話すのでしょうか?
「今日保育園で〜〜をした」「〜〜ということがあってうれしかった」など、話すことで出来事や気持ちを整理しています。
人に話すことですっきりした、自分の中の気持ちを再確認できた、ということは大人でもよくあることだと思います。子供も同じです。
子供がせっかく話してくれるのだから、お母さんも真剣に聞いてあげたいですよね。
では、「あなたの話をちゃんと聞いてるよ」というメッセージを伝えるにはどうすればよいのでしょうか。

🔸非言語的コミュニケーション

NPO法人ハートフルコミュニケーション 代表理事 菅原裕子(すがはら・ゆうこ)さんの著書「子どもの心のコーチング 一人で考え、一人でできる子の育て方」(PHP文庫)
https://amzn.to/2TjVi2j
によると、

「コミュニケーションには、言語的側面 と 非言語的側面 がある」そうです。
非言語的側面とは、言葉を「どう伝えるか」にあたる部分です。

例えば「楽しかった」という言葉でも、声が沈んでいたり表情が硬いと「本当は楽しくなかったのかな」と読み取ることができます。

聞く時も同じで、「あなたの話を聞いてる」ということを伝えるためには非言語的側面を意識する必要があります。
非言語的コミュニケーションの要素を、菅原さんは以下の4つに分類しています。

・視線
・表情
・身振り、手振り
・声による表現

私なりの解釈も加えながら、順番に考えてみます。

🔸話の聞き方 4つのポイント

①視線
子供の話を聞くときは視線を向けてあげましょう。
話自体を聞いていても、「スマートフォンを見ながら聞く」のと、「子供の方を向きながら聞く」のとでは、子供の受け取り方は変わってくるはずです。
②表情
表情は、相手に最も大きな影響を与えるそうです。子供が、楽しい話している時はにこやかな表情、つらい話をしている時は寄り添うような表情で、話を聞いてあげましょう。
③身振り、手振り
相槌を打ちながら聞くことも「あなたの話を聞いているよ」というメッセージになります。
逆に、腕や足を組みながら話を聞くのは子供に威圧感を与える可能性があります。
④声による表現
「うれしいね」「楽しいね」という言葉は声の調子によって意味が変わってきます。子供がうれしいことを話している時は、こちらもうれしそうな声色で答えてあげましょう。
大事なのは相手の気持ちに寄り添うことです。

子供の話を聞いているようで聞けていないのはよくあることだと思います。
【4つの要素】を意識して、「あなたの話をちゃんと聞いてるよ」と体で伝えてあげることが大切です。


拙著『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』でもご紹介しているある一節ですが、子供の話に耳を傾ける大切さをお伝えしています。

子どもが報告してくる「聞いて聞いてあのね、きょうね」は、聞いてもらって初めて記憶として脳に残るのだそうです。

聞いてもらえないと脳は無かった事と認識する。 現実が消えるのです。

聞いてあげることは、すごく大事なこと。

できれば、目を合わせて聞いてあげてください。

そして、それはきっと、大人も同じ。
沢山の思い出が残るように話をいっぱい聞いてあげてください。

子供は、大好きなお母さんに話を聞いてもらえると、次の一歩へ進んでいけるのです。

🔹親と子の言葉の栞


だいぶ前の資料になりますが、京都府教育委員会が「ことばの力」育成プロジェクトにおいて、ほっと心温まる親子の会話のための【親と子の言葉の栞】を、平成21年10月に発行しているのを見つけました。

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《親子の会話ではぐくむ 豊かな心 確かな学力》というテーマで、
・つなぐことば
・伝え合うことば
・広げることば
・楽しむことば
がイラストで紹介されております。
代表的な「読み聞かせにおすすめの本」も載っております

ぜひ、参考にしてください。
http://www.kyoto-be.ne.jp/gakkyou/shiori-all.pdf

—————————————
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『シングルマザーで息子2人を東大理Ⅰに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』
3月18日(水)発売|徳間書店
みなさま、どうぞよろしくお願いします。

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シングルマザーは強い覚悟を持っています 

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🍰第1回目 → https://cakes.mu/series/4511

私たちには、持ち前の「逞しさ」が備わっています。
その実践方法が【毎週水曜日に cakes にて連載 】されます。

🔖第13回目のタイトルは、
『親がブレているのが一番よくない』です。
🔺こちらをクリックすると、cakesのサイトにてご覧になれます🍰

🔸内容紹介🔸
🔖第13回目 『親がブレているのが一番よくない』

~第2章【シングルマザーの 決意】~

✒️【取捨選択】余計なことは、見ない、聞かない、流されない、と心に決めた
└中高一貫校に進学させ、切磋琢磨する道を選んだからには、自分はどうしたらいいか考えた。

└別居の時から、区役所に非常勤職員として採用してもらえないか直談判しに行った。一年後に採用の連絡が来て働けることに!

└自宅、学校、塾、仕事場をすべて近くにした

✒️ 選んだ学校や塾のことは、信じて任せる勇気も必要

✒️母親の私では実力が足りず中学受験の勉強を見てあげられなかった
└ 長男曰く、「お母さんにはこの問題は解けない」と思い、自分でがんばるしかなかった、とのこと

└ 自力で解説書を読んだり調べたりする勉強法が定着につながり、学力は向上した

└ 中学に進学した長男は、次男の中学受験の勉強も見てあげてくれた。おかげで、私は転職し正社員として働けるようになった

└子供達に助けられながら家族の輪で、家庭が成り立っていた

ぜひ、今後も続けてご覧いただけると嬉しいです ☺️

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