高橋しょうご

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最近の記事

カルトに対し人権理念が有する対抗力について

はじめに人権にはカルトに対する極めて有力な対抗手段かつ対抗するための具体的理念が示されているものです。 残念ながらこのことが、日本ではほとんどと言っていいほど知られていません。それは海外からもたらされた理念であり、翻訳やその成立の背景を知る上でのハードルがあることなどが理由として挙げられるでしょう。 現在カルトあるいは意に反する宗教組織の所属に関連する問題が非常に関心を集めています。今回はなるべく具体的かつわかりやすく人権理念が指し示しているカルトに対抗する力について説明いた

    • 3月8日に松戸市議会にて行われた請願審査の報告

       松戸市議会に提出しておりました 「交通安全運動に協力した松戸市民が受けた人権侵害に関する取り組みを求める請願」  総務財務常任委員会における審査にて全会一致で不採択となりました。  諸事情があり日にちが経ってのものとなってしまい申し訳ありません。  短いですが今現在可能な皆様に向けてのご報告です。 人権について まず始めに人権について簡単に説明いたしますが、この説明を念頭におきながら今回の審査とその結果を捉えていただきますようお願いします。  人権とは「権力(者)による

      • 松戸市議会に提出した請願について(3月8日審査)

        松戸市議会に人権侵害に関する請願を提出しております。 審査日のものとなります、以下三点について簡単に説明します。 ・請願の背景 ・情勢の変化により説明が可能となった本旨の要素 ・追加提出した資料内容 請願の背景大きな要素は以下の二点です。 1:犯罪と市民を結びつける根拠のない言説  市民の社会参加が犯罪と根拠なく結びつける言説で取り下げになったことに対する、市民としての適切な対応(請願権の行使で人権擁護の再確認を求める) ・信頼を重ね警察との協力に至った市民の活動に対

        • 2/24のTwitterスペース報告(松戸市議会に提出した請願について)

          ↑こちらのスペースにてお伝えする内容のまとめです。 請願の主旨「守られるべき私達の社会に参加する権利の侵害は、議員であれ誰からのものであれ許してはならない(人権を守らなければならない)」  昨年8月に松戸市にて、子供達向けの交通安全啓発に協力した松戸市民が根拠のない決めつけを受けました。それにより警察との協力で制作された啓発動画が削除されました。  これが市民の社会参加の権利の侵害と市民の名誉を損ねる二つの問題であると私は指摘します。 この請願は「二点の人権侵害の調査」と

        カルトに対し人権理念が有する対抗力について

          松戸市議会に人権侵害の対応を求める請願を提出しました (ご協力お願いします)

           決して見過ごしてはならない人権侵害が確認されました。 松戸市議会にその対応を求める請願を提出し、本日請願が審議にかけられることが決定しました。 今回の話には政党や思想などの枠組み、また性別や年齢なども関係の無い人権の話とご理解いただきますようお願いいたします。 請願の内容としては、侵害された人権の擁護と発生している重大な問題の認知を求めるという、二つの意味合いを持つものとなります。 私達が守るべきお互いの権利のために、ご理解とご協力を心よりお願いいたします。 事のあ

          松戸市議会に人権侵害の対応を求める請願を提出しました (ご協力お願いします)

          人権の正確な理解について 〜人権の元来の理念とは〜

          はじめに世間には現在誤った人権の理解が広まっています。それが非常に力を持っていると言っても過言ではありません。 この記事では人権の理念、その元来の意味を簡単に解説していきます。 内容に反感を覚えた方はページを閉じてください。これは個々人の独自の見解を否定するための記事ではありません。 確認可能な事実を基に、誤解が蔓延している人権の意味合いを再確認する意志のある方に向けての記事です。 人権とは誰かに与えてもらうものではありません。言い換えれば誰かに対し与えたり認めるもの

          人権の正確な理解について 〜人権の元来の理念とは〜

          こども庁→こども家庭庁 異様な名義変更

          家庭のない、あるいは家庭に問題のある子供に行われる行政的な支援の場面で、「こども家庭」の名称を突きつけ続けることになる問題が全くわかっていない。 また家庭の支援を云々も詭弁で、各省庁に受け持ちが分かれているものを子供を軸に再整理しようとするのが主旨。子供を軸にする再整理ではなく「子供に関連する家庭」まで範囲に含めるとするそれは、重大な解釈の混乱を引き起こし続ける。 平たく言えば、行政施策案で提案すべきものを省庁の名称に盛り込めとする異様な横入り。 今後、子供を主眼におかな

          こども庁→こども家庭庁 異様な名義変更

          青識某が起こした問題について

          彼自身が自分のしていることに向き合うつもりが無い。 後付で正当化を繰り返し、その周囲も推測で彼の理屈のおかしさを補完しようとする。 これは混乱を助長させるばかりではなく、推測を根拠と大勢が錯覚する泥沼の状況を引き起こしつつある。 この深刻さが全く理解されないのは異様としか言えない。 以下に問題点を記す。 ・「エンカレッジ・カルチャー」なる疑似科学を広めているもうあれこれと解説しても通じないので簡単に書くが、 問題が生じた時に起きる応援の動きは個々の意志に基づいて起きるもの

          青識某が起こした問題について

          文京区男女平等参画推進計画(素案)に対する私の意見 ※送付済み

          ・『ジェンダー』『性の商品化』等の概念について根拠や出典元が明記されておらず、確認不能の理論と定義が従うべき規範として用いられているため重大な問題がある。
出典元と盛り込んだ担当者を明らかにすべきである。 『社会的性差』とも評されるジェンダーの概念であるが、社会が作る、社会的に人の内面に形成されていくという昨今大きく広められているその理屈は、人間個人の内面に踏み込む提唱であり人権理念に反するものである。
『LGBT』も同じく性自認、性的指向等の内面の領域に踏み込むものであり

          文京区男女平等参画推進計画(素案)に対する私の意見 ※送付済み

          疑似科学と濫用だらけの日本

          日本は疑似科学と濫用だらけなのがよくわかった。 右翼左翼も背景となる認識論的な要素から考える人など見た事がない。日本では罵倒の言葉として使う。明らかに疑似科学の理屈だ。 "オタク"が犯罪者予備軍という発想も同じ。 オタクを標的とする全国の殺人やいじめや強盗も、疑似科学が根源の迫害だ。 参政権も"泡沫候補を排除するため"と言って濫用を理由に世界最高額の供託金にされた。濫用者どころか全員が対象で、実質制限選挙状態に導く制度を議員までもが肯定している。 表現の自由もこう

          疑似科学と濫用だらけの日本

          青識亜論氏及び氏のキャンセルカルチャーに関する記事の重大な問題点について

          疑似科学である。 青識亜論氏とはこちらの(論客、フェミニスト等を自称する地方公務員の男性)方で、 当該記事とはこちらの記事の事である。 私高橋尚吾は彼自身に関し思うところは何も無いが、以前より彼の主張に看過し得ないものがあると思っていた。彼の記事はまたたく間に賛同者が続出したが内容にまたしても重大な問題が見受けられた。 今回の記事はその問題の一連についてお伝えするものである。 結論を先にお伝えすると、まず記事に対する安易な賛同は控えた方がいい。そもそもいかなる主張も個

          青識亜論氏及び氏のキャンセルカルチャーに関する記事の重大な問題点について

          平戸温泉むすめの否定に対し言いたい事がある

          宗教が絡んでいるので言及を避けてたけど、乱暴な意見が多すぎるので言おうかなと思う。 まず宗教側の代弁的な言い方する人多すぎない? そもそも温泉むすめは神様でしょ? 世界中で数多ある宗教性が盛り込まれた創作がある中で、この温泉むすめに集ってくる理由は一体何? 言いたいこと1弾圧禁教があったからと言う人も多いけど、それを言うならそもそもそれが起きた理由は何なのか知らないわけがない。にも関わらず否定に掛かるのはどういう神経なんだ? 長い時間を経て「現地の神様がキリスト教を

          平戸温泉むすめの否定に対し言いたい事がある

          温泉むすめバッシング 考察と提言(えせ同和行為との類似など含む分析)その2

          はじめに前回は問題のコアである誤った三段論法についてとえせ同和行為との類似について解説を行った。 より詳しく知りたい点や質問やご感想などお寄せいただれば幸いである。 いくつかの論点(観光地と物語の関係について、性的客体・性的搾取の用語について、被害側を擁護する人権と対策など)があるのだが、状況の推移と併せ多岐に及んでしまう。なので重要と思われる点に関する要点と提案を、始めに端的にお伝えしたい。 ・"えせ同和行為との類似性"の捉え方について 見る限り常識的な方が多く安心して

          温泉むすめバッシング 考察と提言(えせ同和行為との類似など含む分析)その2

          温泉むすめバッシング 考察と提言(えせ同和行為との類似など含む分析)その1

          はじめに  結論から言えばこれは引いてはならない段階にある。 「戦い」にしてはならないが。  当事者が複数のため、個々の立場に対するそれぞれの結論(提言)がある。  まず当事者である温泉関係の方々に向けての提言としては、今回いわれのない卑劣なレッテル貼りには毅然とした態度(法的な)を検討していただきたい。  過去、"人権のため"などを掲げた業務妨害や悪質な圧力やレッテル貼りが一部地域で苛烈に横行した事があった。それと非常に今回の件は類似している。  地域的にその社会問題

          温泉むすめバッシング 考察と提言(えせ同和行為との類似など含む分析)その1

          東京都男女平等参画推進総合計画について都に送ったコメント

          ご担当者様へいつも大変な業務に従事していただき本当にありがとうございます。 お疲れ様です。 乱文ご容赦ください。何卒よろしくお願いいたします。 以下 計画への意見 はじめに に関してこれまでの国と東京都の取り組みや法律と条例の変遷などについて、 できるだけ網羅するように具体例が記載された事について高く評価したい。男女平等参画の理念を表す態度と言える。 人権擁護に直結すると言っても過言ではない計画のため、 偏りのあるまた隠された思惑などが入らないよう注意する意義が非常に大き

          東京都男女平等参画推進総合計画について都に送ったコメント

          日本共産党の政策の件 問題点整理

          はじめに今回の件は思いも寄らない大きな反応をいただいた。それにしてもつたない文書やタイミングの悪さなど様々な面でご寛容をいただき恐縮しきりである。 そして、良い選挙につなげるための建設的な議論の、その材料に用いていただいた事に心から感謝を申し上げたい。 ひとつ話しておきたい事として、この話題の広まりの大きさが実はまだピンとこない点がある。というのもそれには2つ理由があるのだが、ひとつは議論が盛り上がっていた記事の引用ツイートや他サイトでの取り上げなど、私の目に届かない形のも

          日本共産党の政策の件 問題点整理