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中学校で学ぶ確率(公立高校入試問題から)

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中学校で学ぶ確率の問題を、公立高校入試問題から、コレでもかというくらいにスモールステップに分けて0から説明をしています。特に確率を「教えにくい」と思っていた10年前の自分に向けて…
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2023年2月の記事一覧

福井県|公立高校入試確率問題2012

福井県|公立高校入試確率問題2012

分類:応用編〈3〉 裏返す

 応用編〈3〉 裏返すの例題として採録していますので,考え方・解き方・答はそちらをご覧ください。

神奈川県|公立高校入試確率問題2017

神奈川県|公立高校入試確率問題2017

分類:応用〈3〉 裏返す

(ア)は 大・小2つのさいころとも、同じ目が出たときに全ての石の白の面は上になっています。
 しかし「それだけじゃない」かもしれません。他の場合でもそうなるかもしれません。念のため解く時間があるのなら、全部の場合を確かめてみることをおすすめします。
 そうして、この場合は大丈夫,という確認ができます。

 表の書き方も工夫がいると思います。まずは、約数を左に書いておいて

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宮城県A|公立高校入試確率問題2012

宮城県A|公立高校入試確率問題2012

分類 応用〈4〉 取り除く(取り除く、塗りつぶす)

 応用編〈4〉の例題として採録していますので、考え方・解き方・答は、そちらをご覧ください。

高知県|公立高校入試確率問題2019

高知県|公立高校入試確率問題2019

分類:応用〈7〉やりとりする(ゼロサム)

(1)は、‥という事はどういう事?の問題 この問題のアプローチとしては、2つ考えられます。一つは、大小2つのさいころによって起こる36通りについて、それぞれの結果を調べて網羅した上で、そこから条件に合う場合をチェックしていく方法。他の問題では,だいたい、この方式で表をかいちゃおう!と進めてきました。
 ところが、この方針で表をかこうとすると、例えばこんな

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神奈川県|公立高校入試確率問題2019

神奈川県|公立高校入試確率問題2019

分類:応用〈4〉 取り除く

まずは表をかいてしまいましょう。 表をかいて、$${n}$$の値を入れておきます。

(ア)残ったカードが[5]1枚ということは、残りのカードの和を考えればよい。1+2+3+4=10なので、$${n}$$=10になる確率を考えればよいでしょう。表を見ると、2通りありますので,その確率は$${\dfrac{2}{36}=\bm{\dfrac{1}{18}}}$$です。

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岐阜県|公立高校入試確率問題2017

岐阜県|公立高校入試確率問題2017

分類:応用〈2〉 動かす② 循環型

(1)・(2)は、どこにいるか?を表に さいころ2個なので表、というわけですが、2つの点はそれぞれバラバラ(独立)に動くので、それぞれの目が出た時に、PとQはどこにあるのかも表に書いておきましょう。さいころの目が違っても、点PやQが同じ位置にある場合もあります。
 さて、(1)のPの位置が頂点Bで、Qの位置が頂点Dとなるのは、表の○印、(2)の2点P・Qが同じ

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高知県|公立高校入試確率問題2016

高知県|公立高校入試確率問題2016

分類:応用〈2〉 動かす② 循環型

(1)はいちいち考えましょう まずは1が出たら、2が出たら‥と一つ一つ確かめていきましょう。
1→B ○
2→C
3→D
4→E
5→A
6→B ○
 6通りのうち当てはまるのが2通りなので、その確率は$${\dfrac{2}{6}=\bm{\dfrac{1}{3}}}$$

(2)は表をかいて考えましょう 和がいくつか、まず表をかいてみます。

 和と、点P

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福井県|公立高校入試確率問題2017

福井県|公立高校入試確率問題2017

分類:応用〈2〉 動かす② 循環型

まずは表で考えてみることにします。 (1)は、点Pが頂点Cに移動するのは4通りなので、その確率は$${\bm{\dfrac{4}{9}}}$$。

(2)はなかなか奥が深いよ [6]のカードの代わりに何かを入れると,表は次のようになる。

 ○のときにAに止まる条件、△のときにAに止まる条件、◇のときにAに止まる条件をそれぞれ考えればよい、ということになります

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基礎編30.5* 「2つ取り出すの分母⑤」【研究】取り出して,戻さずもう1回。だけど取り出す順序は実は関係ない

基礎編30.5* 「2つ取り出すの分母⑤」【研究】取り出して,戻さずもう1回。だけど取り出す順序は実は関係ない

問題を解く前に・・・ 問題の構造としては基礎編14と同じです。まずは基礎編14と同じように解いてみましょう。

分母は・・・ 例によって1枚目は「Aさん」に、2枚目は「Bさん」にひいてもらいます。1枚目のAさんにとっての「1をひく」「2をひく」「3をひく」「4をひく」「5をひく」の5通り。2枚目をひくBさんにとっても,「1をひく」「2をひく」「3をひく」「4をひく」「5をひく」の5通り。

 「取

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島根県|公立高校入試確率問題2018

島根県|公立高校入試確率問題2018

分類:応用〈2〉動かす② 循環型

実際に試しながら考えてみよう。[ア]は5が入ります。
[イ]は8です。では、表に和をかいて8になるときを数えましょう。

 和が8になる場合は表の通り5通りですので、[ウ]の確率を求めると、$${\bm{\dfrac{5}{36}}}$$。

長崎県A|公立高校入試確率問題2015

長崎県A|公立高校入試確率問題2015

分類:応用〈1〉動かす① すごろく型

やっぱり表をかいて考えましょう。 表にしてみましょう。玉を取り出して戻してもう1個なので、表はいじらないX型の表になります。各マスには、規則に従って動いた点Pの最後の位置を書き入れます。

 (1)と(2)については、条件に合うマスを確認して,それそれ数えてみることにします。(1)は○、(2)は✔を表の中に印を書きいれておきます。

 すると、(1)は○印の

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熊本県B|公立高校入試確率問題2018

熊本県B|公立高校入試確率問題2018

分類:応用〈2〉 動かす② 循環型

①は、ゆっくり考えます。 1回目、1の数字が書かれた白玉なので反時計回りに1つ動いてPはBのいちに,そして2回目に2の数字が書かれた赤玉なのでそこから時計回りに2つ動きます。PはDの位置に動くのですね。

②は表をかいてみるけど・・・? どんな表をかいて考えましょうか。ここでは、1回目の取り出した玉の結果によってまずPがどこにいるかを書いておいて、次を考えるこ

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長崎県B|公立高校入試確率問題2015

長崎県B|公立高校入試確率問題2015

分類:〈1〉動かす① すごろく型

まずは表をつくってみましょう。 規則に従って動いた点Pの最後の位置を表にしてみましょう。

 (1)と(2)については、条件に合うマスを確認して,それそれ数えてみることにします。(1)は○、(2)は✔を表の中に印を書きいれておきます。

 すると、(1)は4通りで、その確率は$${\bm{\dfrac{4}{25}}}$$。
(2)は5通りですので,確率は$$

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福井県|公立高校入試確率問題2016

福井県|公立高校入試確率問題2016

分類:応用〈1〉動かす① すごろく型

1は‥無理ゲーを探せ スタートの位置の数は、あといくつ出ればゴールにちょうど戻るかも表している。そう考えると、2つのサイコロの目の和は2〜12までなので、ゲーム盤にある①と⑬は文字どおり無理ゲーです。

2は‥ 2つのさいころなので、表をかいて考えましょう。 問題文では2つのさいころに区別はつけていませんが、区別して考えるのは大丈夫でしょうか?

 表をかく

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