マラソンやってみる
大学4年になる息子に誘われて、10月に行われるマラソン大会に出ようと決意したのが確か4月だった。この手の誘いを友人や会社の人から誘われても私は絶対に興味を示さなかっただろう。マラソンは義理とかで付き合えるスポーツではない。アスファルトの上を40km強も走るのは正気の沙汰ではない。ではなぜ息子の誘いなら受けるのか。彼が小さい頃に応えてあげられなかった親父に対する期待を、遅きに失しているのは十分承知の上応えたいからである。だからこれは人生最初で最後であろう。これを機にマラソンが好