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現在ニュージーランドでサッカーをしています。いろんな国のサッカーを体感したいと考えてい…

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現在ニュージーランドでサッカーをしています。いろんな国のサッカーを体感したいと考えています。次はブラジルに行きたいです。

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最近の記事

NZ制覇に向けて。近況や最近考えていることについて

先日、ニュージーランドの天皇杯と言えるChatham cupの準々決勝を勝利しベスト4に駒を進めました。 今週末に準決勝を控えた昨日火曜日、ニュージーランド全土に3日間のロックダウン宣言が出されました。 サッカーの面では、最近は自分でもかなり成長を感じてプレーすることが出来ています。明らかに去年の自分をはるかに上回っている自信があります。 と、書きたい事はまだまだたくさんあるのですが今日は3つほどに絞っていきたいと思います。 二度目のロックダウンオークランドで市中感染が1

    • 半年間の無職・無収入生活を生き延びた理由のすべて。

      半年間のビザ問題についに終止符が打たれました。 半年ほど前にこんな記事を書きました。 ワーキングホリデービザが切れた2020年12月上旬。 ニュージーランドはコロナでボーダーを閉じている事もあり、ワーホリビザの期限を過ぎるすべての対象者にSSEビザというものを発行しました。 このSSEビザとは園芸や果樹園でのみ労働が許されるビザです。 サッカーのシーズンも半分以上が残っていたため、とにかく滞在できることに感謝していましたが、仕事が出来ず貯金もえげつないスピードで減っていきま

      • 「伝えるからこそ考えていたことへの気づき」思考と指示と言語と使命感と妥協と成長。

        ニュージーランドでサッカーをプレーするのも約1年半。半年で1シーズンが終わるニュージーランドでは3期目に入っていることになる。 ニュージーランドのリーグ構成が変わったこともあり、今はいわゆる地域リーグを戦っている。その後に南島リーグ。そしてそこを勝ち抜けばナショナルリーグを戦うという流れだ。 チームは現在10勝1分け無敗で南島リーグへの参加権を獲得した。あまりこういう言い方は好きではないが正直この地域では敵なしの余裕といったレベルだ。 そんなリーグをプレーしていて最近気づい

        • 1秒後の世界

          2021.2.27. VS Wellington Phoenix Reserves 5-1 最終節となったこの試合。我々canterbury united にとってはただの最終節ではなく、チームとして本当の最後の試合だった。ニュージーランドのリーグ方針が変わった事により、このチームは今年限りで活動を終える事になった。プレーオフ参入だけでなくこういった意味でも絶対に負けられない一戦だった。 結果を先に言うと前半5分に退場者を出した相手チームに対し終始ゲームを支配し5-1と

        NZ制覇に向けて。近況や最近考えていることについて

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        • サッカーしてるときの、あれやこれ
          6本
        • 第二次就活日記
          79本

        記事

          強いチーム。

          2021.2.14 VS Auckland City 0-2 勝てばプレーオフ圏内に昇格できる中、首位チーム相手に敗戦。ひとことで言えばやっぱり強かった。何が強いかというと試合を決めきる力だ。 試合展開はボールを握り試合をコントロールする相手チームに対し、こちらはプレッシングやカウンターからチャンスをつくろうとしていた。お互いにセットプレーのチャンスが多くありながらも決めきれず、チャンスの数だけ言えばほぼ互角で前半を終えた。守ってばかりの前半だったがセットプレー以外は正直そ

          強いチーム。

          ゲームコントロールと語学力

          2021.2.6 VS Hawks Bay United 2-1 プレーオフに参入するために負けられない試合が続く中、なんとか勝ち点3をもぎ取れた。試合展開としては開始早々に先取点を奪うも追加点を奪う事が出来ないまま前半終了。後半に入り徐々に試合のペースを握られ、ついに失点。悪い流れが続きながらも、ミドルシュートにて勝ち越しのゴールを奪い、勝ち切った。今日は失点前後の時間帯に感じていた事について話したいと思う。 後半10分を過ぎたあたりくらいからか、両チーム全体的に一気に

          ゲームコントロールと語学力

          レフリーとの駆け引きについて

          2021.1.31 VS Hamilton Wanderers 1-1 勝てばそのまま順位が入れ替わりプレーオフ圏内の4位に上がれる一戦でまたも引き分け。二試合連続で勝ちを収められずなかなかもどかしい状態である。試合展開としては前半にオウンゴールで失点し、後半ロスタイムになんとか追いついた。そんな今回の試合では、レフリーについて感じている事を話したいと思う。 正直、ニュージーランドのサッカーリーグのレベルは高くない。プロサッカーでないからか、観客もそこまで多くない。イメー

          レフリーとの駆け引きについて

          サッカーとお金と、そしてビザ

          そろそろニュージーランドに来てサッカーを始めてから1年が経とうとする。何も知らない状態で来てチームを探し、サッカーでは給料をもらわずアルバイトをしながら1シーズンを過ごした。チームは負けなしでリーグ優勝、南島チャンピオン、トーナメント優勝と満足なシーズンを過ごせた。個人としてもMidfield of the year とPlayer of the year を受賞し、当初予想できなかった程の順風満帆なシーズンだった。 そんなこんなで次のシーズンは、ニュージーランドのトップリ

          サッカーとお金と、そしてビザ

          遮断する事の出来ないアノ流れ

          2021.1.23 VS Waitakere United 3-3 (2-0, 1-3) 久々に体験した。こんだけサッカーを長く続けていてもどうもする事の出来ないアノ流れを。 前半2-0。それに加えて相手は前半終了直前に退場者をだし10人になっていた。個人的な感覚としてはどこかもどかしいというか、変な気持ちを抱いてハーフタイムを迎えた。というのも、前半の自分たちのサッカーが本当に良かったわけではないと思っていた。集中を欠いていたわけではないが、それ以上に相手が集中していな

          遮断する事の出来ないアノ流れ

          VS Eastern Suburbs

          2021.1.16 vs Eastern Suburbs 1-0 本当に大きな勝ちで良い試合だったと思う。ボールポゼッションを好む相手だったので守備に追われ我慢の時間が多い試合であった。(まあいつもの事であるが。)今日はふたつの場面について話したいと思う。 決定機脱。前半30分を過ぎたあたりチームとして相手ハーフコートでボールを持つ事が出来るようになってきた時間帯。その中で訪れたキーパーとの一対一を正面にシュートを放ち防がれてしまった。状況を解説すると、抜け出しとファース

          VS Eastern Suburbs

          ゼロから海外のチームに入るまで【後編】

          前回の記事ではゼロから私が日本からニュージーランドのチームに入るまでの道のりを書きました。 今回は私が今回経験して感じたポイントというか、もしもう一回やるならという視点などから書いてみたいと思います。 国についてまず1つ目はどの国がチャレンジしやすいの?という事についてです。前編でも軽く触れましたが、私の選択肢はワーキングホリデー協定国の中からしかありませんでした。理由は単純でサッカー以外にも仕事が出来るので生活の安全面を考慮した結果です。 ちなみに現時点では22か国協

          ゼロから海外のチームに入るまで【後編】

          ゼロから海外のチームに入るまで

          前回、海外でサッカーをするのにエージェントは必要ないという記事を書きました。​ 「いやー、なんとなく分かったけど実際にどうやってチーム探すの?」 「ビザは?」 「どれくらいお金必要なの?」 気になる所はたくさんあると思います。 なので今回は実際に僕がチームと契約をするまでに辿った道を全て公開していきたいと思います。長くなりそうなので前編後編に分け、今回の前編では僕がやったことについてありのままを書いていきたいと思います。 ニュージーランドに行くと決めてから契約まで約半年間。

          ゼロから海外のチームに入るまで

          サッカー留学にエージェントは、もういらない。

          中田英寿のイタリアセリエAへ移籍。それに続いて多くの日本人トッププレイヤーが海外のチームに移籍し始めた時から約20年。今日では本当に多くのプロサッカー選手が海外でプレーをしています。そしてそれはプロ選手だけでなく、いわゆるセミプロやアマチュアと呼ばれるようなサッカー選手も活躍の場を海外に移すようになりました。 私たちの年代は幼い頃から黄金世代と呼ばれる選手たちの海外での活躍を目にしてきたし、中学や高校の頃にはリーガやプレミアリーグがテレビで見れるようになっていたので海外サッカ

          サッカー留学にエージェントは、もういらない。

          もし仮に…

          やりたい事が分からない。 でも、就活はどんどん進んでいく。 これが就活における最大の葛藤だと思います。 かく言う私もいまだに悩んでいます。 どれだけ悩んでもよく分からないもんだからこそ、世の中にあるビジネス本や著名人は口を揃えてとにかく行動しろというのだろうなと、最近やっと理解してきました。 ただ、その行動の種類が決まってしまう就職。 せめてその行動がやりたい事や自分の好きな事であればと、思うものです。 そこで、、、 「もし仮に、どの仕事も同じ給料だったら何をやるか

          目的意識

          今日は昨日に引き続きコーヒーバリスタの方の話です。本当はこっちの方が伝えたい内容です。ちなみに昨日した話は以下のようなものです。 かなり前にプロフェッショナルの流儀かなんかで見た時の記憶で名前も分からないのですが、コーヒーバリスタの方のお話です。 その方はコーヒーの魅力を世の中の多くの人に伝えたいという想いがあり、様々な活動をしていました。しかし、なかなか伝わらない。そんな現実がありました。 そこでその方がとった行動は、世界大会に出るという事でした。 「コーヒーの魅力を伝え

          これからの世の中、

          先日の卒業式で学長からAIに仕事が奪われない為に身に着けるべき能力についてお話がありました。その能力については本などにたくさん載ってるいるので、ここでは述べませんが私は 「結局のところ、誰にとっての誰かになる事が大切」 なんだろうなと思います。 どういうことなのか、私が好きな話がありますので紹介します。 かなり前にプロフェッショナルの流儀かなんかで見た時の記憶で名前も分からないのですが、コーヒーバリスタの方のお話です。 その方はコーヒーの魅力を世の中の多くの人に伝えたい

          これからの世の中、