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ヨガ歴15年のビフォーアフター。(1179文字)



変わりたくても、変わりたくなくても、人って変わる。
私も例にもれず大きく変わった。
心身が平和で、幸せになった。



15年前にヨガと出会ったころのわたし。

心:
浮き沈みや揺らぎが激しく、己の感情もわからない。
一時的には解消しても、常にストレスフル。
恋愛関係も続かない。

身体:
腰痛、生理痛、冷え性、便秘、慢性的睡眠不足。
自分の体調がどうかも、症状として現れるまでわからない。

活動時間:
予定によってバラバラ。基本的に夜型。


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現在。

心:
今でもすぐにとっ散らかるし、支離滅裂になりたがる。
以前と違うのは「そうなっている」と、気づいていること。

そわそわしているか、
喜んでいるか、
疲れているか、
落ち着いているか、

ちょっと一息ついて、自分を俯瞰してみたり、内観したりすることができる。
気づくことができていると、心の交通整備はスムーズにできる。
「ストレスを表す数値が子ども並みに低い」健診をした病院では驚かれた。


身体:
健診結果は「理想的」と太鼓判。
それでも疲れると、アトピーや生理不順、ときどき風邪もひく。
そんな類は健診結果の数値に現れない。
ただ、こちらも「今の状態」を観察する習慣があるためか、大事にはいたらない。

生活時間帯:
朝が一番動ける。夜は全ての動きが自動的にハイパースロー化していく。


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まとめ


心が快適だと体も快適、逆もしかり。
心身一如。
心身の快適はどうしたって幸せにつながる。


オーストラリアでの波乗り遊学中、ローカル誌の片隅に見つけた「YOGA」の文字。
大型オージーおばさまたちがわきあいあいと集う公民館。
1人ひょっこりやってきた、ちいさなアジア人小娘。
英語もロクにわからない、動きもおかしかっただろう。
注目の中、笑われながらポーズをとり、ごろんと寝そべり瞼を下す。

ここがどこで、私はだれか。

全てを忘れる気持ちよさがそこにあった。

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自然と波乗りからは遠ざかっていった。
真冬の日本海は極寒だし、夏は日焼けにシミそばかす。
道具も車もいるし、海までも遠い。
その点身体があれば、ヨガはいつでもどこでもできる。
仕事や遊び、出産や育児の合間に、マイペースで続けた。
なんの目的も意図もなく、ただやりたいから細々と。
好きなことや、夢中になれることが少ない私にとっては、貴重な存在だったから。
今だって、海が目の前にあって、日焼けしないなら、波乗りはしたい。


一年前の証明写真を見て息子が驚く。
「え、お母さん?全然違う、別人じゃん。この時の方がめっちゃ若いよ!」
俯瞰でみたり、内観したりする習慣は少々ついたとして、自分を客観的にみるってまだまだ難しい。



きっと私の今をつくったのはヨガだけじゃない。
歳を重ねたことや、結婚、出産、育児、転勤生活、執筆、私が心身の快を手に入れたのには複合的要因がある。
それを加味しても、ヨガがもたらす恩恵は大きい。


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