お胸にまつわるアレやコレ。(1010文字)
先月、縁あってその道30年のボディケアの達人と知い、バストケアモニターをする機会をいただいた。
モニターとして参加する講座は全3回。
全講座、直接触れる施術ではなく遠隔のオンライン。
まずは達人、バストのことを「お胸ちゃん」と呼んだ。
その言葉のもつインパクト、同時に敬意と愛情を感じながら、ひとまずびっくり面食らう。
ただの身体の一部をではなく【お胸ちゃん】
お胸ちゃんとして見て見ると、
男性のためだけじゃない、子育てのためだけじゃない、そこに御座すは、大事な大事な【お胸ちゃん】そう見えてくる。
バストは優しさ、恥ずかしさ、女性らしさ、柔らかさそんなものがたっぷりつまった象徴。
この頃はすっかり下着を楽しむことも忘れ、少女でもない少年のような自分の身体をネタにして笑いをとっていた女37歳大阪人。
でもどこかバストにコンプレックスに感じながら、意識をむけたこともなかったことに【お胸ちゃん】敬称により気づく。
お胸ちゃ~ん、ごめ~ん。
*マッサージ、ツボ押し
*関心をもつ
*ちゃんとした下着をつける
*歌う、踊る
*バラの香りを取り入れる
*花を飾る
*ピンク色を取り入れる
*食事
*ヨガのポーズ
*女性らしい服装
*ヒールをはく
*恋愛映画やドラマをみる
*サイズを測る
バストに良いといわれたことを取り入れながら、定期的な達人からの指導メール「今日も話しかけてくださいね~」
いやいや、無理。
「お胸ちゃん、今日もかわいいね」
「お胸ちゃん、愛してるよ」
恋愛映画やドラマに没頭することも難かしいけれど、それ何よりの難題は【お胸ちゃんに、話しかける】こと。
もう「思う」だけで精いっぱい。いっぱいおっぱい。
それでも徐々に意識は、「なくてもいい。だけど、あるのもいいな」にかわり、最初こそ面食らった「お胸ちゃん」敬称もどこか愛着が湧いてきた。
バストケアした一か月。
サイズアップや形の改善はなくとも、私のこころに大きな変化をもたらせてくれた。
【だれかのための身体】から自分の身体へ。
バストと向き合うことは、自分の【女性】と向き合うこと。
そして、女性らしさをまとうこと。
女性らしさや官能的なことにたいする抵抗感、同時にあこがれる自分を知ることができた。
いまも【お胸ちゃん】に話しかけることはできないけれど、【思う】ことはできる。まったく見なかったことから比べると大進歩。
愛情の反対は無関心。
手をかけ、目をむけることの効果はなんにせよ絶大。
いつもお胸ちゃんはここにいる。
いただいたご厚意は、今後の執筆の原動力にさせていただきます。 これからも楽しんでいただける記事を執筆できるよう 精進していきます。 今後とも応援宜しくお願い申し上げます。