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ストレスフリー育児のための4箇条♪(1615文字)


お正月の深夜にこの世にやってきた息子。
ちいさなちいさな体をこの胸に抱いた瞬間から、「この子を死なせない」
しばらくはそれだけをモットーに、息子と一緒に暮らしてきたように思う。


 育児書や母子手帳を参考にすることは早々に放棄し、独自のおおざっぱ子育てに集中してきたにも関わらず、親からみても息子は不思議なほどすくすくと幸せそうに育っている。

「どうやって育てたん?!」
「教えて!」


先日も友人にそんな質問をうけたので、いくつかの心がけをまとめてみました。
何もないようで実はありました。


① 一緒におもしろがる

電車や旅、読書など共通で楽しめる話題はもちろん、公園にいけばバッタを探したり、ピンク色のタイルだけ踏んでどこまでいけるかチャレンジしたり。
秋のセブンイレブン新作スイーツや、新しい泥パックや香水も一緒にきゃぴきゃぴと楽しみます。


② 情報共有

我が家の経済状況や仕事のこと、日々の中で感じた事、知ったこと、面白かったこと、ニュースのこと、とにかく何でもお互いによく話す。ときには相談にものってもらう。
夫はもともと口数が少ないタイプだったけれど、わたしや息子の活発で弾みがつき、家族でわいわい会話することも以前より増えました。これは思わぬ効能。


③ 命令しない

「ソファーのうえのおもちゃ片付けて!」→リビングはみんなの共有スペースだから、みんなが気持ちよく過ごせるようにしたいな~。おかあさんはぐちゃなのいやなんだけど。それ終わったら片付けてくれない?

「宿題やりや!」→宿題何時から始める予定?
・これ、不思議なほどよく効きます。たとえ宿題をやる予定なんかなくても「6時からやるよ」と息子が自分で設定した時間に動き出す。このミラクルさは一度目にしたらやめられません。

「遅刻するから起きなさい!」→起こさない。寝坊すると、遅刻して恥ずかしい思いをするので、次回から自分で早寝するように気をつけるようになる。
なにか要望があるときは、あくまでもこちらの主観を伝えたうえで、息子の意見や言い分もしっかり聞く。
(*イライラや我慢が募っているときは、この限りではありません)

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④ 感謝やスキの気持ちををつたえる

 そう、この記事を読んでもらえば言わずもがなですが、きっとわたしは親ばかです。わが子が可愛くて幸せです。そしてそんな気持ちを感じるたび、本人にもしつこいほど伝えています。


まとめ

まとめると、子どものことはいつも家族という「仲間の一員」として、接しています。


 もちろんそのこの持って生まれた特性や、親から受け継ぐDNAもあるだろうから、私の心がけがみんなに有効かどうかわ分かりません。
 

それでも家族間の中で、認め合い、支え合い、助け合うということを体験しているうちに、自尊心や自己肯定感は自然と養われていくのではないでしょうか。
ちなみに息子の興味や性格はいまのところ、私や夫の子供のころとは到底似ても似つきません。



あれよあれよと時がすぎ、気づけば彼も8歳。
このたびの長期日本滞在をきっかけに、ひとりで戸締りをし、電車にのり、買い物にもいけるように。
そしてこんな行動ができるのも、日本においてこそ。


平和な日本では落とした財布や携帯が交番に届き、ランドセルが歩いているように見えるほど小さな子がイコカ片手にひとりで電車通学。


多くのひとが涙ながらに見守る、「はじめてのおつかい」も日本でこそ成り立つのだろう。
中国ではきっとこうはいかない。
いくら文明化が著しい上海であっても、子どもの一人歩きはまず見かけないし、公園でも子どもだけで遊ぶ姿はみかけたことがない。


夕食を終えた私は、いつものようにソファーに寝そべっているという体たらく。


「みんなちがってみんないい」


息子が大好きな「私と小鳥と鈴と」を朗読していると、夫が電話をかけてきた。


「サングラスなくしたんだけど、うちにある?!」


数分後


「サングラスかけていたわ」


きっとみんなで育て合っているのだろうな〜。


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