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システム理論 ~人と環境~
人と様々な環境(自然環境、社会環境、人間環境)を別々にとらえるのではなく、一体的なシステムとしてとらえる視点のことをシステム理論といいます。
ソーシャルワーカーは、クライエントが向き合う課題の背景には生活空間における不適切な交互作用があるのではないかと考え、クライエントと環境のどちらかに問題があるのではないかと問うのではなく、人と環境の接触面に焦点をあてて介入し、システムの修正や開発を試みるので
バイステックの7原則
ケースワークの初期の段階では、ワーカーとクライエント間での信頼関係の構築(ラポール形成)が必要不可欠です。
アメリカの社会福祉学者であるバイステックは、著書『ケースワークの原則』において、クライエントとの援助関係の形成の際に必要なワーカーの姿勢や態度を7つの原則として提唱しました。
❶「個別化の原則」とは、クライエントの「個人として扱われたい」という特別な欲求に寄り添った考え方で、ワーカーが自
『社会福祉士及び介護福祉士法』における社会福祉士の定義と守るべき義務
社会福祉士の定義
1987年(昭和62年)5月26日、福祉専門職初の国家資格が規定された社会福祉士及び介護福祉士法が公布されました。
社会福祉士と介護福祉士の資格を定め、業務の適正化、社会福祉の増進への寄与を目的としました。
社会福祉士が守るべき法的義務・責務
社会福祉士には守るべき法的義務・責務があり、それらは社会福祉士及び介護福祉士法に規定されています。
同法では、社会福祉士の義務等
ソーシャルワーク専門職のグローバル定義
ソーシャルワークは実践に基づいた専門職であり学問です。ソーシャルワークの任務や原則を国際的に定めたものが「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」です。
世界中のソーシャルワーカーには、ソーシャルワークのグローバル定義に表現された価値や原則を守り、高め、実現する責任があります。定義は、ソーシャルワーカーたちが積極的にその価値やビジョンに関与することによってのみ意味を持ちます。
2014年に改定