見出し画像

只見線のあるまちにて2021/12/21

はい、今日は天気予報通りくもり時々雨でした。そんな天気の中、午後になって出かけようとしたら、家の鍵がなくて焦ったのでした。

出がけに物がなくなるのは、悪いことの起きる知らせだというのを信じているところがあって、少し躊躇したのですが出かけることにしたのでした。

一個しかないスペアキーを持って出かけたのですが、理髪店に寄って行くつもりが、あまりの混み具合に直行でホームセンターへと行ったのでした。

サービスカウンターでスペアキーを作りたいことを伝えると、ちょっと待ってくださいとのことだったので、少し心配したのでした。

と言うのも以前別のホームセンターでスペアキーを作ろうとしたら、うちではできませんとのこと。そんな特殊な鍵ではないのですが・・・。

結局、この番号札を持ってお待ちくださいとのことで、店内をぐるりと回ってサービスカウンターへ行くと、ちょうど出来上がったところでした。

料金を払い、新しいキーをキーホルダーに着けて、元々のスペアキーを財布の中に入れて、店を後にしたのでした。

午後2時前、まだ早いかなと思いながら、いつものところへ行くと先客が一人、職員とトランプをしていたのでした。

2時間ほど時間をつぶしたあと、暗くなる前に帰る旨を伝えて家路へを急ぐのでした。

途中、雪がある道もあったのですが、それほど気になるわけでもなく、いつものドラッグストアで夕飯を購入して家へと着いたのでした。

そんなわけで、今日は新しい写真は撮っていません。昔の写真を引っ張り出してきました。2009年12月21日の写真です。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・街サイド(2009/12/21)

画像1

数日前から雪が降り始めたものの、まだ根雪にはならないだろうという感じもして、気楽に考えてはいたのですが、とにかく自転車に乗れないのが非常に困ったのです。ブルが除雪してくれるだろうと思うのは甘い考えで、除雪された跡は非常に滑りやすい路面になっていて自転車など乗れないのです。


画像2

そんな今日は自転車を諦めて、歩いているのですが、道路わきには雪の積もったスクーターが無造作に止められてあったのです。そう言えばカブバイ用のスパイクタイヤがあるのと同じように、スクーター用のスパイクタイヤもあった気がするのですが、とんと見かけないなと思ったのです。


画像3

歩道の雪を消すためなのかホースで水を出しているところがあるのですが、確かに一時的には効果があるのかもしれませんが、これが明日の朝になると凍って道路が凍結してしまうのです。う~ん、良かれと思ってやっていることが、悪いほうへと影響してしまうこともあるもんだと思ったのです。


画像4

交差点の雪は自動車に踏み固められ非常に滑りやすくなっているところもあるのですが、そんな中を子供を抱っこしたお母さんが歩いて行きます。足元にはお洒落のかけらもない長靴で、これなら少しは安心して道路を渡れるなと思ったのです。そんな僕もスパイクのついた長靴を履いていたのです。


画像5

スパイクつきの長靴を履いた僕の足取りは軽くもなく重くもなくで、やっぱりスパイクがついているぶんだけ重いのです。そんな足取りで近くの駅である西若松駅まで行ってみることにしたのです。久しぶりに来た駅には、初めて見るロータリー車が停まっていて、冬らしさを醸し出していたのです。


画像6

西若松駅の西口で何か被写体はないか探していたのですが、これと言っておもしろいものはありません。駅前に一台の自転車が止めてあったのですが、駐輪場へ止めるのも面倒くさかったのかなと思いながら、新しい駅舎ができる前はどんなだったのかなと思い出にふけってみたのです。


画像7

今日は只見線にどうしても会いたかったので、西若松駅に上りの只見線が着く時間帯を調べてから出かけたのです。2時半近くになって時刻表通りに只見線がやって来たのですが、雪はそれほど影響していないことが足回りを見るとわかります。あと少し、終点会津若松駅まで頑張って走るのです。


画像8

そんな上りの只見線が走るのを追いかけようと、写真を撮る位置を変えてみます。さっき見たロータリー車とランデブー走行を撮ってみたのです。只見線のキハ40のテールライトの赤とロータリー車の赤が、僕の気分をいやおうなしに盛り上げてくれるのです。只見線を撮りに来て正解だったのです。


画像9

只見線を撮り終えると、僕は西口から東口へと移動したのです。西若松駅は新しく立替えられてから10年も経っていないので、そこらじゅうに新品の雰囲気が漂っています。そんなとき、ふと下のホームを眺めてみると保線区員さんが、ホームの雪をかたしているのが窓越しに見えたのです。


画像10

東口へと向かう階段の踊り場から外を眺めてみると、今さっきやって来た上りの只見線の車輪の跡と、会津線の車輪の跡が仲良く並んでいます。この駅を出ると只見線と会津線は別路線へと別れてしまう、そんなことに少しばかり寂しさを感じながらも、両方頑張っているのだと応援したくなるのです。


画像11

東口へ抜けると特に考えることもなく、ホームの見える場所へとやって来たのです。そうすると、さっき駅の2階のコンコースから見えたであろう、除雪作業をしている保線区員さんがいたのです。その後ろにはロータリー車が止まっているのですが、JRのマークが付いていることに気づいたのです。


画像12

只見線を見送ってからすでに30分以上経ったであろう僕は、ようやく西若松駅を離れ次の場所へと向かうことにしたのです。ちょっとばかり駅舎が気になり後ろを振り返りながら歩いていたのですが、跨線橋が見えるのと同時に人が歩いているのが目に入ってきて、これはと思って撮ったのです。


画像13

西若松駅への気持ちを切り替えて、僕は先へ先へと進むことにしたのです。いつも交差点で混んでいる道路が、雪のせいかいつもより混んでいるように見えます。そんな道路の先には背あぶり山が見えるはずなのですが、雪のせいか途中までしか見えずに、あとは雪雲に隠れていたのです。


画像14

午後になり道路の雪もだいぶ消え、自転車で走れるところも出てきたのです。中学校のグラウンドの柵の前を、自転車を押しながら歩いている人がいます。こんなに雪がないならば乗って行った方が楽なのに、そう思いながら見ていたのですが、人によって判断基準は違うかもしれないのです。


画像15

中学校の前を通り過ぎ行きついたところは、大きな病院なのです。バスの時刻表が欲しいなと思ってバス案内所へ行ってみると、その隣にはなんと石焼き芋のトラックが営業していたのです。こんな病院の前で儲かるのかはわからないのですが、その商魂たくましさに惹かれるところがあって一枚写真を撮って今日の撮影は終わりにしたのです。


今日はここまでです。

最近、思うのですが過去の写真に文章をつけていくと、それだけでだいぶ力を使い果たしてしまい、このあとがきが書けなくなります。

今日の写真なんかは12年前の写真で、よくこんなに歩き回っているなと自分でも驚くのですが、それだけ若かったということだと思います。

来年は年男になります。ついこの間まで大学生だと思っていたのですから、時間が進むのは早いと思います。

あ、3000文字を越えてしまいます。この続きはまた次回にでもしたいと思います。

それではまた。

この記事が参加している募集

#ふるさとを語ろう

13,638件

#この街がすき

43,419件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?