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只見線のあるまちにて2021/10/29

はい、今日の天気予報は晴れ時々くもりでしたが、珍しく当たってましたね。こんな日があってもいいと思います。

でも、天気が良いと、なぜ写真撮りに出かけないんだとか言われそうで、内心ひやひやものです。

そうです、今日は天気が良いのに写真撮りに出かけなかったのです。色々とリハビリ中のため心身ともに体調が良いとは限らないのです。

なので、今日は昔の写真を引っ張り出してくることにしたのです。2009年10月29日の写真です。

一枚だけ会津若松市内の写真があったので、今日は珍しく街サイドもあります。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・街サイド(2009/10/29)

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紅葉も本格的になって来たものの、昼間は出かけるところがあるので、前みたいに一日中撮影しているというわけにはいかなくなったのです。なので、朝、出かける途中に出会った風景やら何やらを撮影することにしたのです。今日、見つけたものは会津若松市のまちなか周遊バスのハイカラさんです。バスのボディが、紅葉と同じ黄色と、そうでない緑色に塗り分けられていて、これは偶然の一致だろうかと思ってしまったのです。


・農サイド(2009/10/29)

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午後になって、いつものところが終わってから、さっそく写真を撮りに本郷へと行くことにしたのです。まだ、この時は松原踏切のあたりに木々が植えてあったり、ひどく見通しの悪いところだったので、松原踏切を通過するのに入っていく写真を撮ることにしたのです。このとき何故だか200mmのマニュアルフォーカスレンズを着けていて、ピントを合わせては写真を撮るという、その儀式がなんとなくカメラ好きと言えるような気がしたのです。


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僕が普段、本郷とか会津美里町とか言っている場所の中には、会津若松市北会津町(旧北会津村)も含まれているのですが、駅名が会津本郷駅なんだから本郷でいいじゃないかなどと思っているのです。そんな北会津村も会津若松市に吸収合併されたのですが、スクールバスなどは北会津村のまま走っているのです。なのでホタルをモチーフとしたマスコットキャラクターがスクールバスに貼り付けられているのを見ては、吸収合併を思い出すのです。


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自慢ではありませんが、僕は花の名前がわかりません。ついでに蝶々の名前もわかりません。わかったとしても、今年覚えたコスモスと、誰でもが知っているモンシロチョウぐらいのものです。200mmのマニュアルフォーカスレンズを着けていたので、そんなに寄って撮影することはできないので、どうやって撮ったのか今となっては謎なのです。ただ、この蝶は花に擬態して他の動物に食べられるのを防いでいるのだなと、なんとなく気づいたのです。


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だから、どうやって200mmのマニュアルフォーカスレンズで、こんな石に止まったトンボを撮ろうと思うのか、今となっては気になるのですが、この当時は目に入るものを全て写真に撮っていたと思うのです。おかげで、写真の入ったDVDやらBDやらがたくさんになってしまってるのです。おまけに仕分け方が上手でないので、探したい写真にたどり着くのが大変なのです。でも、おかげでこんな季節になったトンボを見つけることが出来たのです。


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いつも、後庵の踏切で只見線を撮ると、必ず左下がりになるなぁと思っていたのですが、傾いていたのは僕じゃなく、線路が傾いていたようです。こんな長い直線路を撮っていると、あそこが後庵の踏切で、あっちが新堀踏切でと何とはなしに名前が浮かんでくるのです。でも、この写真を撮った踏切の名前はと聞かれると、ど忘れしてしまいましたと答えるしかないのです。今度、よく踏切名を確認してきたいと思っているところなのです。


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そんな新堀踏切の近くにある広場に、なにやら日本酒の通い箱が置かれていたのです。それにしても不自然な置き方だなぁと思いつつ、一つの名案が浮かんだのです。通い箱を被写体にして、被写界深度を調べてみたらどうだろうかと思ったのです。幸い見ている人もいなく不審者には思われないなと確認してから、絞りを変えては撮影を繰り返したのです。確かに被写界深度はわかったけど、実際の撮影で使うことのないことだろうと思ったのです。


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そんな被写界深度の実験場を後にして、新堀踏切へとやって来たのです。特に変わったことはないよなと、周囲を確認しては、何を撮ろうか考えてみます。そんな時、目の前に入ったのが警報機だったのです。確かに、他の踏切とは特に違うところもなく普通の踏切だと思ったのですが、何かが僕に写真を撮るようにせかすのです。じゃあとりあえず、警報機のランプをと思い撮ってみると、なんとなくその写真が気になってしまったのです。


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踏切の脇にある、遮断機か何かのなんらかの装置がきれいな黄色をしていたのですが、その黄色の幻想を壊すかのように、緑色のカエルがいたのです。しかも一匹だけではないようなのです。もしかしたら道路よりも何か暖かいところでもあるのだろうかと思ったのですが、線路内なので入ることは出来ません。これまた、200mmのマニュアルフォーカスレンズで撮ることにしたのです。それにしても、なんでそんなレンズ使ってるのか不思議なのです。


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今日の一番の目的は、只見線のSLの試運転だったのです。新堀踏切で遊んでいたせいか、こんなところでSLと鉢合わせになるとは思わなかったのです。昨日のSLは蒸気も黒煙も出すことはなく、なんだか普通のディーセル機関車と同じだと思っていたのですが、今日のSLは黒煙を吐いています。手前のススキの陰には漆の木があります。SLも漆も伝統品だよなと思いつつ、目の前を通り過ぎて行くまで、飽きることなくずっと眺めていたのです。


今日はここまでです。

写真がもうないと言いつつ、毎日アップしていると、本当にオオカミ少年のレッテルを貼られてしまうのではと心配しています。

でもなぜか、ちょうどSLの試運転があった週だったので、写真を撮りに出かけていたのだと思うのです。

それにしても200mmのマニュアルフォーカスレンズ一本で出かけるとは、ちょっとばかり無謀な挑戦だなと思ったのです。

でも、マニュアルフォーカスやマニュアル露出の練習には良いかもしれませんね。

でも、その後マニュアルフォーカスレンズを使った記憶と言うのがないので、ほんの興味本位で使ってしまったことに後悔しているのです。

父親からもらったF2.5の200mmのマニュアルフォーカスレンズは大事にしまっているのですが、F4.0の200mmのマニュアルフォーカスレンズは売ってしまい、今では後悔しているのです。

話は変わって、明日、明後日は風っこ只見線紅葉号が走る日です。いつもお世話になってるところでイベントがあり、前回と同じようにカメラマン役を仰せつかったのですが、人物を堂々と撮れるのは気分のいいものです。

明日の風っこ只見線紅葉号は、イベントが終わってから午後の復路を会津美里町で撮ろうかと思っています。明後日は午前中の往路で同じように会津美里町で撮ろうかと思っています。

そろそろ3000文字になります。ここらへんでお開きと言うことにさせていただきます。

それではまた。


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