年齢制限なし!「青春18きっぷ」はこうやって使ってみよう。東海道五十三「食」行脚
旅はお好きですか?旅好きが集うオンラインサロンTABIFLEEEEEK(たびふりーく)管理人Kuniです。
日本各地、世界中を旅されているメンバーさんのタビサキのストーリーを記事で紹介いたします。
旅のスタイルには色々ありますが、お金をかけずに楽しめたら最高ですよね。メンバーにローカル電車をとにかく楽しむ、「青春18きっぷ」マスターがいます。前回は入門編として超基本情報とおすすめルートを紹介してもらいました。ただまだデビューできてない人もいるんではないでしょうか!(私もその一人でございます💦)ということで第二弾の記事です。
青春18きっぷとは?
さて、前回の記事で年齢問わず誰でも利用できる切符ということはわかりました。そして使えるシーズンも勉強しました!よしよし。
でもいざ・・・どんなルートを組んだらいいんだろう。初心者としては達人ルートを真似したいなぁ。知りたいなぁ。そう思いますよね!
ということで今回も青春18きっぷマスターKさんに甘えまして実際に行かれたルートをどどーんと紹介させていただきます。初心者は同じルートをなぞるだけでも大冒険だ!ということでどうぞ、お楽しみください。
青春18切符入門編はこちらの記事をご覧ください▼
テーマ決め
青春18きっぷは行き当たりばったりというのはおすすめしません。やはり入念にルートをチェックし決めてから巡るのが大前提。ルートを決めるにあたって、"テーマ"が大きなリードになります。2022年夏に実際に巡られたテーマは"東海道五十三「食」行脚!"。そそられますねぇ。
なんでこのテーマにしたのですか?Kさんに伺ってみました。
「テーマを設定した理由は歌川広重の作品、東海道五十三次をもじったパロディです。歌川広重が東海道の風光明媚な風景を浮世絵に納めたように、私は現代の東海道=東海道本線の素敵な地のものを写真に納めたい…。といった具合で決めました。」なんと素敵な!これは一度では終わらなそうな壮大なテーマですね!では早速旅路へと急ぎましょう( ´∀`)
往路 大阪から東京へ
大阪→京都→米原(滋賀)→大垣(岐阜)→名古屋(愛知)→弁天島(静岡)→浜松(静岡)→熱海(静岡)→(グリーン車/追加代金)→東京 (朝5時出発 約14時間)
朝5時前に最寄りの駅を出発。在来線を乗り継ぎながら旅をするので早朝から深夜までの時間をフルに使うのが青春18きっぷの鉄則。
■グルメ1 大垣で"水まんじゅう-ラムネ味"
早速最初の"食"は水と縁の深い場所である大垣の地にて。朝8時から開いている(有難い!)和菓子屋さんで水まんじゅうをゲット。乗り継ぎ時間が20分しかないのでテイクアウトしました。夏の暑い日にぴったりな爽やかな味、そしてぷるんとした食感が瑞々しく絶妙でした。
■グルメ2 名古屋で"モーニング"のはずが・・
コーヒー一杯の料金にあれやこれやとサービスがつく言わずと知れた名古屋名物"モーニング"。これを目指して事前に下調べもしてきたのですが、名古屋駅の地下鉄で迷子・・Google先生も一緒に迷子になってしまったからもう手の打ちようがない・・ということで名古屋は止むなくグルメゲットならず。
さて、気分転換を兼ねて浜松へ行く前に弁天島駅に降り立ちました。弁天島の上にある珍しい駅。ホームが無駄に広すぎるのも面白い特徴なのですが、新幹線もひっきりなしに通りすぎ、反対側には浜名湖も望むことができるのでマニアには結構知られている駅です。
■グルメ3 浜松で"浜松餃子"
はずしたくないのであえて王道の餃子定食。何度食べたってまた食べたい美味しさ。幸せの円盤ですね。
このあとは・・・実は今日の日程はこれで終了。電車を乗り継いでこのまま東京へ。ホテルの門限や、電車の乗り継ぎ時間など、制約がある中で急がないといけないのが青春18きっぷのもうひとつの醍醐味。熱海からグリーン車(豪華に!追加代金を払いました)で往路のゴール地点である東京駅へ。
ライトアップされた東京駅丸の内駅舎がキラキラ( ・∇・)。本来であれば東海道線沿いに泊まりたいところですが、東京のホテルが爆あがり中なので、少し移動した南千住で一泊を過ごします。
復路 東京から大阪へ
東京→横浜(神奈川)→根府川(神奈川)→静岡→焼津(静岡)→豊橋(愛知)→米原(滋賀)→大阪 (朝6時出発)
■グルメ4 横浜で"崎陽軒のシウマイ弁当"
これだけ電車旅をしているのに、実は初体験である横浜名物シウマイ弁当を目指し、早朝6時に東京駅を出発し横浜へ。具沢山な惣菜に俵型のお米、タケノコが一番のお気に入りに。
シウマイ弁当を食べながら向かうのは小田原市にある根府川駅。往路同様、景色のいい駅で小休憩。
■グルメ5 静岡で"さわやかのハンバーグ"のはずが・・
静岡駅から徒歩10分ほどにある静岡鉄道・新静岡駅の駅ナカにあるということで訪れたのですが、日曜日の昼時、混むのも仕方ないなと思い、待ち時間のモニターを見るとなんと2時間待ち・・・。これは待てない。しょうがない、静岡はスルーか・・・。と思い静岡駅に戻ると、安倍川餅と静岡茶を売っているお店を発見。入店し、冷たい緑茶と安倍川餅をゲットできました。(一応)名物クリア( ・∇・)
■グルメ6 静岡焼津で"焼津めし"
ここは日本有数のまぐろの水揚げ場所。焼津駅からバスに乗って15分。焼津さかなセンターで下車。入ってすぐ焼津めしを売っている食堂があったので入店し注文。焼津めしとは・・・・? 新鮮な静岡県産のお魚大名行列、お刺身にかき揚げに、、そしてお味噌汁にはホンモノの蟹。東海道五十三食、疲れた体を癒してくれて活力をくれる一品に出会えました。
■グルメ7 豊橋で"ブラックサンダー"
愛知県は味噌カツやきしめんなどのご当地グルメの宝庫ですが、今回はお菓子。ザックザクの食感でおなじみのブラックサンダーを製造している有楽製菓さんの本社は豊橋市。お菓子もその故郷で食べると一味違うような・・。
■グルメ8 滋賀で"近江牛フレーバーのお菓子とびわ湖サイダー"
時間も遅かったのでスーパーに立ち寄り地元のものを探してみました。じゃがボーというお菓子に焼肉風味を微かに感じながら(近江牛の味というのはわからず・・)、びわ湖サイダーをいただきました。
第2回も計画しようかな
米原からは新快速に乗り復路ゴール・大阪へ向かい今回の旅はおしまい。今回のテーマである"東海道五十三食"。1泊2日で五十三食を食べることは到底不可能というのは分かっていたのでどこか消化不良になるかと想像していたのですが、道中でご当地グルメに出会うことにワクワクを感じ、"焼津めし"という絶品グルメに出会えて正直最高でした。まだ出会っていないご当地グルメもたくさんあるので、これは五十三食食べきるまで繰り返してやりたいなと思った旅でした。続編もぜひお楽しみに・・・( ´∀`)
まとめ
年齢制限なし!「青春18きっぷ」はこうやって使ってみよう。東海道五十三「食」行脚 お楽しみいただけましたでしょうか。忙しいけど充実感がめちゃくちゃありそう!やっぱり使ってみたいなー青春18きっぷ。東京にお住まいの方は逆ルートでもできそうですね。ご当地グルメ、まさに旅先だからこそ味わえる、その空気の中でいただくから美味しい!食の旅って最高ですよね。旅に行きたくうずうずしてきました。次はどんなグルメに出会えるのか、またお話聞かせてください。
遠出が難しい方は130円でとことん遊ぶ「大回り乗車」の鉄道旅もおすすめです!詳しい記事はこちらもご覧ください。
今後もたくさんのみんなのタビサキを紹介させていただきます。
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