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東海道五十三「食」行脚 第一話

朝5時前の阪和線長居駅。こんな時間帯でも夏の時期の外は暑く、Tシャツは瞬く間に汗でびっしょりになる。
また新たな旅の始まりである。今回は「東海道五十三」を旅のテーマに、東海道線を乗り降りしながらその土地の名物を頂き、終点の東京へと向かう旅である。ただ今回は1泊2日なので五十三食頂くのは到底不可能であるが、まぁネーミングですから・・・。

長居駅から天王寺駅へ。天王寺からは環状線に乗って大阪駅へ。大阪駅から東海道線に乗って京都へ。

京都からは快速に乗って滋賀県の米原駅へ。米原駅からはJR東海の電車に乗り換えてまず最初に向かうのが岐阜県の大垣市にある大垣駅である。

水の都・大垣でひと時の納涼を

大垣駅といえばかつてムーンライトながらの乗り継ぎ客による「大垣ダッシュ」という名物というか、風物詩的なものがあったが、ながらの廃止により昔話になった。懐かしさを感じつつ、大垣で頂くのは水まんじゅうである。
大垣では昔から地下水が豊富で、水の都とも呼ばれている。周辺を走るタクシーの会社名はズバリ「水都タクシー」。水との縁が深い場所なのである。

なんと朝8時から開いている和菓子屋さんを発見!・・・。というのは嘘で予め調べていた和菓子屋さんである。大垣では乗り継ぎ時間が20分しかないので水まんじゅうをテイクアウト。電車の車内で頂くことにした。

蓋を開けてさっそく一つ食べてみる。


今回はラムネ味を購入したが、ラムネの爽快感とゼリーのみずみずしさが相まっておいしかった。昔は水まんじゅうが子供たちの夏場のおやつになっていたというのもうなづける。冷やしたらもっとおいしいんだろうな。お店は茶屋を兼ねていたので今度来るときはゆっくりお店で食べよう。

名古屋でモーニング文化に舌鼓・・・

大垣駅からは新快速に乗って名古屋へと向かう。名古屋と言えばモーニングの文化が有名である。コーヒー一杯の料金にあれやこれやとサービスがつくのは名古屋ならではないだろうか。

名古屋はきしめんを食べに行ったとき以来5か月ぶり。行きたい店の場所をきちんと調べて名古屋駅で電車を降りた。

名古屋駅の待ち合わせスポット・金の時計である。グーグル先生によると、行きたいお店は金の時計の地下にあるというが、名古屋駅の地下の行き方が分からないのである。

いや、地下に行く階段はあるのだが、降りたところでお店はなく。ひたすら歩き回ること40分。高島屋をぐるぐるし、結局お店にたどり着けなかったのである。

そういえば2月のきしめんの時も迷子になっている。なので私は名古屋駅に嫌われていると思う。好かれるにはどうしたらいいのかを考えながら名古屋を離れた。




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