東海道五十三「食」行脚 第二話
景色のいい駅でただずむ
浜松行電車に乗って向かったのは弁天島駅。ここでは気分転換を兼ねて景色のいい駅で降りることに。
この弁天島駅は名前の通り弁天島の上にある珍しい駅。2本の橋の間にあるのでホームがかなり広いのが特徴。
しかしここに来る電車は3両とか5両とかの短い電車ばかり。ちょっと持て余している感が否めない。
また東海道新幹線が並走しており、ホームにいる間もひっきりなしに新幹線が通っていく。反対を向くと浜名湖を望むことが出来るが、写真がない。あれっ?撮ったつもりだったのになぁ。
餃子の街・浜松で頂くものとは
浜松駅へ到着。ここでは何も捻りがないことを承知で餃子を食べることにする。
駅の近くにある餃子屋さんへ。このお店は静岡県内にあるローカルチェーンの一つである。さまざまなメニューがある中で、ストレートに餃子定食を頼む。
浜松の餃子の特徴と言えば円盤餃子ではなかろうか。沢山の餃子が円盤状に並び、上にもやしが乗っかっている。一口頂くと、野菜たっぷりの餡が癖になっておいしかった。肉汁とごはんを一緒に食べると。これまた箸が進むこと。また食べたいと思った一品だった。
このあとは・・・。といいたいところだが、なんと今日の日程はこれで終了なのである。電車を乗り継いでこのまま東京へと向かうのである。ホテルの門限の都合であるが、制約がある中で急がないといけないのは、青春18きっぷのもうひとつの醍醐味ではなかろうか。
熱海駅では駅前に足湯があるが、
営業時間に間に合わずお湯が抜かれていた。まだ湯気が漂っていたのに惜しかったな。
熱海からは豪勢にグリーン車に乗って東京へ。青春18きっぷでは別途料金はかかるが、グリーン車自由席に乗ることが出来る。そして・・・。
往路ゴール!
ライトアップされた東京駅丸の内駅舎がきれいである。朝5時に出発して約14時間かかった。今日はここからちょっと移動して南千住で一泊する。本来なら東海道線沿いの街で泊まるのがベストだったが、値段が高すぎるのだ。
こうして東京に到着したのだが、私の自宅は大阪にある。なので当然帰らないといけない。
翌朝の東京駅。大阪へ帰るために。東海道五十三食 乗り継ぎの旅の復路編がスタートしたのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?