見えないところで頑張っていることは、当たり前だけど周りからは見えない
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「見ないところでの努力」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
①見えることでしか判断できない
・私たちは見えることしかわからない
随分前になりますが、子どもたちが話をしていて印象的だったことをふと思い出しました。
ピアノを上手に弾いている子に対して、友達が「いいなぁ上手に弾けて」と羨ましそうに声をかけていました。
すると、その子が「いっぱい練習したんだよ。」とサラリと言っていました。
「そうなんだ!最初から上手いのかと思った!でも、そんなに上手いんだから練習してるよね」と会話は続いていましたが、その時にハッとさせられたのです。
「見えないところでやってるんだよな。」ということに。
それと同時に、「私たちは基本的に見えるところで判断しているよな」と感じました。
見えるところしか分からない。
これは当たり前のことですが、実はコミュニケーションでも仕事でもとても大切なことだよなと思ったこの会話はとても印象的でした。
・見えないところは見えないから…
見えないところは見えない。
見えるところしか見えていない。
この当たり前のことをしっかりと意識して物事を見たり考えたりすることは大切だと思います。
コミュニケーションでいえば、相手に対して誤解していたり、事実とは異なる解釈をしていたりする可能性があるからです。
見えないことがあるということを意識していれば「見えないところを想像する力」をうまく働かせられる確率が上がるのではないかなと思います。
②見えないところを想像する力
・見えないところを想像する力を培うためには?
ここで重要になってくるのは、相手との「対話」だと思います。
想像したことを踏まえて会話をすることで、その想像と実際を比べたり、想像をした結果相手とのコミュニケーションにどう影響が出たのかを知ったりすることができるからです。
当然、いつも相手と直接対話することができるわけではないですが、少なくとも何も意識していない場合よりは効果があると思います。
自分の知識や経験によって、想像できる範囲や具体性は変わると思います。
でも、それを繰り返すことで相手への理解を深める力は少しずつ培われていくと思います。
数値化がかなり重視されている等、見えていることに振り回されがちな現代ですが、「見えないところを想像する力」はとても大切な力なのではないかなと私は考えています。
・行きすぎた想像と言葉に注意
想像も行き過ぎると相手に不安や不快な気持ちを与えてしまうかもしれません。
また、想像したからといって、相手をわかっている風に振る舞ってはかえって逆効果になるなんてことも発生しかねません。
ですから、行きすぎた想像はなるべくしないように、現状と背景を自分が知れているのかということには注意が必要だと思います。
また、相手との対話では、言葉に気をつける必要があるとも思います。
相手と自分の関係を考えつつ、適切な言葉を選び取っていく必要があるでしょう。
この辺は、コミュニケーションと共通することですが、「見えないところ」を想像したからといって全てをわかった気になるのは違うのではないかと思います。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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