学校の教員の春休みは結構バタバタしている
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「学校の教員の春休み」について書いていきます。
※今回もあくまで個人的な意見ですので温かく見守っていただければ幸いです。
ぜひ、のんびり目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
①春休み、実はとてもバタバタしている
学年の区切りである学年末が3月に終わり、学校では春休みを迎えます。
子どもたちは、2週間ほどの春休みがありますが、その間、学校の中は実はとてもバタバタしています。
学校中の教室をリセットしたり、職員の異動があったりするからです。
教室をリセットするのも、ただあるものを片付ければ良いというわけではなく、いつからあるのかわからないものやなぜかいつの間にか積もりに積もっている書類の束を整理整頓するため、とても時間がかかります。
とりわけ、特別教室(資料室など)には、所有者不明のものが数多くあり、白目を剥かざるを得ません。
また、職員の異動や配置替えに際しても、誰に引き継ぐかはっきりしていない仕事の引き継ぎ資料を用意するということもあり、なんだかんだでかなり時間がかかります。
子どもたちとの別れの後、数日の間にこれらのことに加えて、保存資料の作成や整理も行われるため、てんやわんやしていることが多い印象です。
子供達にとっての春休みの後半である4月の初日からは、新しい職員を迎えて、会議や新たな教室の整備などがまた行われます。
4月の当初は、会議も1年間の中で最長の時期です。
新採用の人たちは、いきなり大変だと思います。
私も初日からわけがわからなかったのをよく覚えています。
また、引き継ぎのために準備したものを自分が使うことになって準備が無駄になることもあります…
もうちょっとなんとかなりそうなものですが、今の自分の力ではどうすることもできない部分もあるため、できることを頑張るのみです。
②別れの名残と出会いの準備
教室や1年間の書類の整理をしていると子どもたちや同僚との別れの名残を感じます。
てんやわんやしているのですが、その忙しさの中で別れの名残を感じながら、リセットがかかるという感覚があります。
私にとって、春休みの3月の間は、ちょっと感傷に浸るみたいな時期になっています。
ちょうど冬も終わって、夕陽が綺麗な季節です。
夕方近くに教室で整理整頓をしている時や廊下を歩いている時に、まばゆい夕陽が差し込んでくるのをみるのが私は好きです。
「あぁ、またこの季節なんだなぁ」と感じながら、気持ちにも一区切りがつく気がします。
4月の長い会議をすると、「また一年がはじまるなぁ」という気もしてきます。
「いい加減、この時間の長さ、なんとかならないのかな…」と毎年思うのですが、未だかつて、その思いが解消されたことはありません。
四月に気持ちの良いスタートを切るためにも、あの長い長い会議についてはなんとかできないものか、改めて相談したいものです。
会議が終わると、校外学習の下見に行ったり、新しい学級の準備をしたりすることが多いです。
新たに異動してきた先生方と交流することもあります。
この時間が私はとても好きです。
新たな出会いやこれからのチャレンジに思いを馳せたり、人の輪が広がるからです。
寂しい別れと楽しい出会いのあるバタバタな春休み。
自分が小学生の頃は、想像もしていなかった光景です。
見えないもの、想像もしていなかったことが自分の通っていた学校にはあったのだなということを改めて感じながら、今日もバタバタしていました。
良い別れと出会いができるように、春休みの一日一日を大切に過ごしていきたいと思います
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。
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