![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51317802/014a9e2a43374f5ef2ccdb0fd9dcdcaa.png?width=800)
「メンタルヘルスは食事から」をモットーに、食事や栄養療法、漢方治療を重視した精神科治療を実践しています。
「隠れた栄養の問題」で健康を損なっている人が多いため、栄養の問題が原因の…
- 運営しているクリエイター
2020年8月の記事一覧
「マグネシウム欠乏うつ」とは? 食べてうつぬけ:“にがり”のすすめ
【「マグネシウム欠乏うつ」??】
栄養精神科医の奥平智之です。今回は、マグネシウムについてお話します。
マグネシウム欠乏でも、うつ状態になります(1)(2)。
心身のストレスが多い人は、マグネシウムの必要量も増えます。そのため、私は様々な理由で不足しやすいミネラルなので、注意喚起のために、「マグネシウム欠乏うつ」とお伝えしています(3)。しかし、マグネシウム単独でそのような状態になることは
短鎖脂肪酸の6つの効用(=腸内細菌+食物繊維・オリゴ糖)➡過剰免疫や炎症の抑制
短鎖脂肪酸(たんさしぼうしぼうさん:SCFA:Short chain fatty acids)ってご存じですか?
腸内細菌が、水溶性食物繊維やオリゴ糖を発酵してつくられます。
また、ビフィ ズス菌は糖を代謝して乳酸や酢酸などの短鎖脂肪酸をつくります。
短鎖脂肪酸である酪酸は、複数の「免疫系経路」と「炎症反応」を調節してくれます。
酪酸は、「免疫を調整するTreg細胞の分化」を促します。
また