たかはしあさぎ

「風景のように、スナップのように、小説のように」素敵な方を撮っています|毎週月曜日更新…

たかはしあさぎ

「風景のように、スナップのように、小説のように」素敵な方を撮っています|毎週月曜日更新|ポートレート・プロレス・スナップ撮影を通じての雑感や作品をお届け|血液がカフェラテな人

マガジン

  • 連載「写真集を読む」

    さまざまな写真集を読み、「なんかいい」を言語化することで、自分の写真を形作ることばを増やそうという試みの連載です。

  • 役者ポートレート

    撮らせてもらった役者さんのお写真を。

  • 写真について

    頭の中を吐き出した文章たち

  • 写真たち

    撮った写真の紹介です

  • 表現の自由研究マガジン

    大人の自由研究をモットーに、ゆるく参考文献ありな文章を書いていきます。

最近の記事

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あさぎnoteの歩き方

これまで300本近い記事を投稿してまいりました。 いちばん古いもので2019年から4年が経過し、そろそろ「これ読んで~」な記事が必要だなと思い立ちました。 私のポートフォリオ的な、そんなお話し。 特に読まれてる記事固定記事にしていてご覧いただく機会が多かった記事を。 風景のように、スナップのように、小説のように、人を撮る役者ポートレートについて しばらく固定記事にしていたので、特にスキが多くなってます。 ただ数を稼ぐために掲示していたわけではなく、私のコンセプトを示すた

    • 「写真集を読む」第五回|宮沢りえ『Santa Fe』

      その裸体を、18歳の若さにして日本中に晒した彼女は 果たして写真のジェンダー論にどのような影響を残したか 今回扱うのは 宮沢りえ『Santa Fe』。 宮沢りえはモデル、撮影者は故・篠山紀信。 言わずと知れた、日本で最も売れた芸能人写真集です。 (注:集計方法によっては田中みな実『Sincerely yours...』が1位、ヌード込みでは宮沢りえとのこと) 連載開始の際に、この一冊は安易に触れるのは難しい、と書いています。 いかんせん様々な問題というか、社会に対しての影

      • その 大切な輝きに…|役者ポートレートVol.68

        一目惚れ。 ロマンティックで、無責任で。 衝動的で、自分の理性とかすっ飛ばして情熱がほとばしってしまう。 そんな経験ありますか? 私にはありました。 彼女の名前は 藍川あす華さん。 ステージ上であまりにも輝いていて、目が離せなくなって、胸が熱いもので満たされていく感覚。 そんな方に、勇気を振り絞って声をかけたのです。 「ぜひ撮らせてほしいです」と。 そんな願望が叶った日の写真… あまりに緊張していたのか この日どうやってあす華さんと合流したのか どういう会話をしたの

        • お手紙貰うって嬉しいね。写真も手紙みたいになればいいな。

          おかげさまで生きております(絶叫 #呑みながら書きました のさんkさくひんです。 タリーズでラテ呑みながら、相撲を見ながら書く。 3か月くらい下書きで眠っていた書くことメモから引っ張り出して、ちょっと精神が安定したかもな今書いてみるやつです。 ※最後の方に私が出展する写真展の宣伝を含むので、NGだったらブラウザバックだったりリジェクトだったりしてください。 あくまで内容に沿った自然薯挿入のつもりです。 お手紙貰った話(家に帰ったらここにお手紙のがぞうをあhる) 5月

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        記事

          毎週月曜投稿のリズムを取り戻すべく今週はつぶやきだけ

          毎週月曜投稿のリズムを取り戻すべく今週はつぶやきだけ

          ある、梅雨の日|役者ポートレートVol.67

          文章が書けなくなったゆえに投稿するタイミングを逃し続けた役者ポートレートでございます。 実はひっそり「役者」の文字をHNから下ろしていたりと変化もあったりするのですが、ここはシリーズということもあり続投でいきますわよ。 今回は いそのさやか さんと某渓谷へ。 雨でしっとりとした空気と、いそのさんの存在感を。。。 じめっとしたある日 ぬかるみを避けつつ 静かな草木の間をいきます 渓谷を抜けて川岸へ まだ水が冷たい 散りゆくものもあって これからの楽しみもあって あ

          ある、梅雨の日|役者ポートレートVol.67

          展示写真を語らせてほしい

          前回記事からの続き。 自分用の備忘録がてら、写真についての考えを。 モデルを務めていただいた若葉さんのSNSもぜひご覧になって。 https://twitter.com/Wak_Kot8 テーマ設定あいも変わらず「自己愛」が中心。 ただ当初構想していたテーマがもろもろの関係でボツになってしまったため、数週間でテーマ変更→撮影を済ませる必要がありました。 そして展示までのスケジュールを考慮するに、撮影が可能だったのが若葉さんしかいなかった、と。 ひとつ留保すると、若葉さ

          展示写真を語らせてほしい

          「ただ、そこにいる」こと、それと自己肯定感|グループ展の感想

          去る8/23~25に『Photo exhibition ただ、そこにいる』へ参加しました。 写真について色々語りたかったのですが、会場にいられる時間が短くお話しができませんでして。 そこでリハビリがてらnoteで語りを聴いてもらおうという記事です。 今回は展示のコンセプトに対してのアプローチ、そして展示自体の感想と反省について書いていきます。 次回は写真そのものについて語っていこうかと。 「ただ、そこにいる」の解釈今回のグループ展にはテーマが設定されていました。 一つは「

          「ただ、そこにいる」こと、それと自己肯定感|グループ展の感想

          SNSとかいうコミュ狂御用達ツールに疲れが爆発して強くてニューゲーム

          180。 そう、180。 ここnoteで毎週投稿を続けてきた私が残した、毎週連続投稿の記録。 途切れました。 ギリギリのところで維持されてきたジェンガが崩れた感覚。 なんかこう、noteのエディター開いても書けない。 書いたとしても面白いとか、これなら読んでもらえるとか、そういった手ごたえが全くなくてボツ。 しまいにはエディターを開くことすらできない。 私の数少ないアイデンティティだった文章を失いました。 全てはストレス。 もうSNSでの交流に疲れ果ててしまいました。

          SNSとかいうコミュ狂御用達ツールに疲れが爆発して強くてニューゲーム

          友人がいなくなった私のTwitter通知欄にならぶ癒したち|#呑みながら書きました

          文章が書けんくなりました。 というかnote開いて記事執筆画面とむいあうことが出来なくなりました。 なので今回は、今回も、呑み書きでリハビリをします。 ほんと助かるありがとう油森さん。 ちょっとネガティブな話題を呑みながらポジティブっぽく書いて消化しようの会。 今回は友達gは一気にいなくなったよって話。 ボインベイサファイアを呑みながらやっていきましょ。 友達が一気にいなくなりました。 まぁ私のせいなんですけども。 見捨てられ恐怖から一人に依存して、結果上手くいかなくて全

          友人がいなくなった私のTwitter通知欄にならぶ癒したち|#呑みながら書きました

          格好いいは好きですか|役者ポートレートVol.66

          季節感がズレすぎてきた役者ポートレートです。 更新頻度上げていきたい所存。。。 今回は若葉さんと春の夜散歩。 カッコよさを堪能してください。 ちょうど桜がさくすこしまえ 明るさを取り入れていきましょ 夜のキラキラとお花と 自然がある場所で魅力を発揮してくれる 若葉さんの個性を でもここは一歩進むと治安の悪さが いいじゃない いいじゃない 夜には夜の楽しみが かっこいいはお好きですか? ポートレートって難しい。 単に技術があれば済む話とは限らない。 故・篠山紀信氏く

          格好いいは好きですか|役者ポートレートVol.66

          自分を受け入れられる人に|#なりたい自分

          なりたい自分について聞かれたとき、私の中で一つの漫画・アニメのシーンが思い浮かぶのです。 あのオレンジ色の丘で歌う一人の少女の姿が。 ちょうど4月に入り、自分との向き合い方を変えて試行錯誤しているなか。 #なりたい自分 なるお題が公式から出ていたので、肩の力を抜きつつタイミングがいいので書いてみようという試み。 改めて自分がどういう自分でいたいのか向きあってみて、2024年5月時点でのスタンスの備忘録として。 自分にも他人にも真摯である人私の私自身に対する認識は「自分の身

          自分を受け入れられる人に|#なりたい自分

          殊勝に|役者ポートレートVol.65

          文章が書きたい時期だったのでポートレートの掲載を後回しにしていた私です。 やっぱり撮った写真は見てもらいたいもんなので再開していきましょー いろさんと春散歩です。 桜の開花が遅れてワタワタしてた頃ですが、ロケの醍醐味たる偶然とダンスしてみた日。 2024年 長い春冷えにより桜がつぼみに ひきこもる頃 奇跡的に咲いている そんな偶然を拾うのも写真の楽しさ まだまだ陽が落ちるのが早い でも夜のキラキラを 一緒に楽しむ時間が増えるので 全く予想してない出会いも楽しくて

          殊勝に|役者ポートレートVol.65

          有償カメラマン2年やったけど撤退するから、失敗の原因を見ていけ

          これまで必死こいて「役者ポートレート」をやってきたわけですが、この度、有償のご依頼について撤退を決めました。 これまでご愛顧いただいた皆様に感謝の限りです。 いろいろ破綻が出始め、私自身に限界が来てしまいました。 最短で今年8月、長くても年末までには、ポートレートを趣味の範囲内まで縮小させる計画です。 期間ギリギリまでご依頼受け付けておりますのでご検討ください。 2020年の終わりごろに始めたポートレート。 2022年から本格的に有償対応にしていくつもお仕事を頂き、細々な

          有償カメラマン2年やったけど撤退するから、失敗の原因を見ていけ

          「写真集を読む」第四回|インベカヲリ★『理想の猫じゃない』

          この一冊は写真集のようで、実のところドキュメンタリーであり、ジャーナリズムであり、主張。 読んでいて吐き気を催すような現実とも空想ともわからぬものがそこにあって、ただただ身を引き裂かれるような追体験をさせられる。 今回はそんな一冊。 誰のためでもない、ウケも狙わない、そんな連載4回目。 本連載のゴールに向けて避けては通れない1冊を今回持ってきました。 月イチ投稿が守れずにいるので必要なカードは切っていきますよ。 なお、少々センシティブな表現と、セクシャルな内容を含みますの

          「写真集を読む」第四回|インベカヲリ★『理想の猫じゃない』

          写真を撮る意味は「誰かが気づかなかったステキの可視化」

          私の中にある、宝物のひとつ。 この言葉があるから私はいられるのかも、と。 今回の話は写真の持つ意味や役割の”ひとつ”。 現代アートやジャーナリズムにおける写真の役割とは別だし、別の楽しみ方をしてもいい。 でも私にとってはコレ、だからシェアしたいのです。 普段見慣れた光景の再発見去る3月の頭。 大好きな友人に会うため八戸まで足を運びました。 その時のドタバタ劇はそれはそれで記事にしたので読んで。 記事の最後に書いた東北弾丸旅行のときの話。 青森に降り立った私は、関東圏で

          写真を撮る意味は「誰かが気づかなかったステキの可視化」