たかはしあさぎ_役者ポートレート

「風景のように、スナップのように、小説のように」役者さんを撮っています|毎週月曜日更新…

たかはしあさぎ_役者ポートレート

「風景のように、スナップのように、小説のように」役者さんを撮っています|毎週月曜日更新|ポートレート・プロレス・スナップ撮影を通じての雑感や作品をお届け|血液がカフェラテな人

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あさぎnoteの歩き方

これまで300本近い記事を投稿してまいりました。 いちばん古いもので2019年から4年が経過し、そろそろ「これ読んで~」な記事が必要だなと思い立ちました。 私のポートフォリオ的な、そんなお話し。 特に読まれてる記事固定記事にしていてご覧いただく機会が多かった記事を。 風景のように、スナップのように、小説のように、人を撮る役者ポートレートについて しばらく固定記事にしていたので、特にスキが多くなってます。 ただ数を稼ぐために掲示していたわけではなく、私のコンセプトを示すた

    • 好きなレンズ発表にんげん

      どうも、にんげんです。 私の相棒たちを褒めたたえるので、気に入ったら同じレンズを買ってねの記事です。 私の撮影ジャンルは ・主がポートレート ・ポートレートの習作として風景とスナップ なのでポートレートを中心に、それでいて風景やスナップも作例を紹介していきます。 使ってきたレンズたちがすきすきだいすきなので発表させて。 これ下書きを始めたタイミングで某SNSのnote仲間が発表ドラゴンネタかぶりし始めててすきすきだいすき。 なお、私は機材趣味に疎いので「MTF曲線が~」

      • GWに行きたい美術展3選【東京都内】

        いよいよ街が人で溢れかえるでおなじみGWがやってきます。 観光スポットは混むしやだな~なんてお考えのあなたにお勧めの美術展示を3つセレクトしてまいりました。 どれも期待度が高いものになっていますので、参考にしてくれるとハピ。 【わからないに浸る】デ・キリコ展 ー 東京都美術館10年ぶりの大回顧展。 形而上絵画というジャンルを確立し、ダダイズムやシュルレアリスムなどのちの大きな潮流に影響を与えた人物です。 美術に疎い私からすると、ただひたすら「わからん」を摂取するための場だ

        • 明日からその人と会えなくなるとして、その発言や行動をするのか。

          人とのかかわりはシャボン玉のようなもの。 ふわふわして綺麗で、風に流されて。 触れようとすると弾けてしまう。 でも触れないでいるとひとりぼっち。 だから壊れることを恐れつつも触れに行くのだ、と。 もしそれがトゲだらけの手で触れる行為だったら。 勢いをつけて叩いてしまったら。 書きたいこと旧Twitterでの炎上事件を扱いますが、当事者を非難はしません。 ポートレート界隈のことに触れますが、啓蒙するわけでもないです。 私自身が思い、感じ、反省したことを書く、備忘録のような

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          いい写真って、物語。|noteで好きな写真を語ろう

          この一葉を語るには、たぶん十数年もさかのぼって話す必要があります。 いうなれば人生そのものであり 同時に1/1000秒という一瞬でもあるのです。 すごく好きな写真が撮れたけど、普段の役者ポートレートとして掲載できないなと思ってた矢先。 こんな企画を見つけたので滑り込みで参加です。 私とYumiさんの共通点自分の顔が嫌い、自分の姿かたちが嫌い、自分が嫌い。 私が写真という武器を身に着ける源流です。 カメラを持っていれば写ることはないから。 策を講じているようで、反面逃げでも

          いい写真って、物語。|noteで好きな写真を語ろう

          光をまとい、透き通る。|役者ポートレートVol.64

          前回の役者ポートレートから連続してミモザアカシアの写真でお届け。 旬だったんですもの。 前回記事もぜひご覧ください。 今回は城酉諒さん。 以前ご好評いただいた記事にも登場いただいた期待の新星です。 記事では掲載しきれなかった素敵な写真たちをご覧ください。 そしてフォローをよろしくおねがいします。 ここからスタート 緊張をほぐすのにはちょうどいいです いかんせん私も二度目ましてで緊張してました 撮り始めて10分 私の目に狂いはないことを確信 彼女の光をまとう力 そして透

          光をまとい、透き通る。|役者ポートレートVol.64

          「可愛いだけで終わらせない」ポートレートの撮り方で、大切な友達を撮ってきた

          ポートレート、特に日本のポートレート界隈でよく聞くワード。 「彼女感」 「デート風」 こういったワードに対してのアンチテーゼを掲げ、一人の女性を撮るうえで重要な 「あなただからこその写真」 「自分ウケ最優先」 を目指すための、私なりの考え方を紹介する記事。 役者さんが多く共感してくれる「可愛いだけで終わらない」ポートレートを求めた私のメソッドです。 強めの言葉を使っているので苦手な方はブラウザバック推奨。 どこか他人と差別化できる写真を撮ってみたい方。 撮られたいん

          「可愛いだけで終わらせない」ポートレートの撮り方で、大切な友達を撮ってきた

          キャラクターではなく、あなた自身を撮りたくて|役者ポートレートVol.63

          久方ぶりの役者ポートレートです。 ご依頼での撮影が多く、なかなか記事にできておりませんでした。 間が空いたからには納得のクオリティでお届けします。 若葉琴音さんの過去最高を更新してまいりました。 あまりにも素敵に輝いてくださったので刮目してご覧ください。 季節は春に入るか入らないか 河津桜が満開のころ メジロが飛び交う木々のもとで はじめての花との撮影 魅力につつまれながら ミモザアカシアと その美しさに息を呑み 窓辺のカフェでひとやすみ ひょっことはん 日も

          キャラクターではなく、あなた自身を撮りたくて|役者ポートレートVol.63

          「写真集を読む」第三回|ダイアン・アーバス『An Aperture Monograph』

          写真を撮らない人にとってはよく分からないタイトルかもしれない。 でももしかしたらこの一葉は、似たものを見たことがあるかもしれない。 ダイアン・アーバスの写真を見て、私は「人間は人間をどのように見ているのか」という問いを投げかけられ、そして自分の持つ差別的な目線に気づき戦慄したのです。 今回はそんな一冊をご紹介。 ダイアン・アーバスについてニューヨーク出身の女性写真家。 ファッション写真の世界で活躍したのち、フリークスと呼ばれる人々を中心に撮影、その果てに精神的な失調をきた

          「写真集を読む」第三回|ダイアン・アーバス『An Aperture Monograph』

          自分の存在価値を見失ったので世界の方を改変した|#呑みながら書きました

          3か月に一度の楽しみ #呑みながら書きました 。 マリナ油森さんいつもありがとうDeep感謝。 お酒飲みながら書きたかったけど人と会う予定があったのでマクドでアイスティー)氷無し)を飲んでいきますよ。 せんyしゅうの話一年半待ち望んだ人を撮った話、のその前。 胃を痛めたんですよ。 緊張しすぎて。 ついでに腸も死んでました便秘です。 やれ「写真で賞をとりました」 やれ「恋人ができました」 全部持ち合わせてねぇ私は@おめでと!」と言いつつも内心じbんの存在価値を見失ったんです

          自分の存在価値を見失ったので世界の方を改変した|#呑みながら書きました

          【2024年4月版】撮影料金のお知らせ

          初めましての方は初めまして。 いつもお世話になっている方には、感謝の限り。 どうも、あさぎです。 「風景のように、スナップのように、小説のように、人を撮る」と掲げ、ポートレートを撮り続けて3年が経過しました。 昨年は写真展へ出展するなど、活動の幅を広げる1年であり、その技術にも自信を付けた年でもありました。 お力添え頂いた皆様のおかげです。 昨年から本格的に有償でのポートレート撮影を承って参りました。 プランを作り運用していたのですが、さらなるステップアップを目指し、この

          【2024年4月版】撮影料金のお知らせ

          一年半のあいだ「撮らせてほしい」と望んだ人を撮って、宝物をもらった話

          あなたは圧倒的な存在に対面したことはありますか? 私は直近、対面してきました。 一年半、その瞬間を待ちわび、心を鷲掴みされる感覚にひたりながら。 これは単なる自分語りであり、それでいて一人の役者さんを紹介するだけ。 誰に評価してもらおうとか一切考えない、自分が書きたいだけの文章。 ほんの軽い気持ちから始まった、圧倒的な可能性との邂逅の話。 それでいて2,900字に及ぶファンレターかもしれない。 ぜひ彼女に興味を持ってください。 軽い気持ちから始まった彼女の名前は城酉諒。

          一年半のあいだ「撮らせてほしい」と望んだ人を撮って、宝物をもらった話

          なんで写真ってこんなに難しいの???まるで将棋だな|最近行った美術展2024年2月編

          ほんとうは行くたびに情報をシェアしたいけどまとめてしまうアート巡り記録記事です。 今月は写真展示多めで、勉強目的な一か月でした。 〇CANON PHOTO CONTEST 2023|キャノンギャラリー銀座どこで情報を知ったのかすら覚えてないですが、キヤノンのフォトコン受賞作品展を。 たしかに面白い作品や実力のある作品が多かったものの、その賞を勝ち取る根拠については読み取ることができませんでした。 写真って難しい… 〇特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」|国立科学博物

          なんで写真ってこんなに難しいの???まるで将棋だな|最近行った美術展2024年2月編

          ”友人”のハードルを下げたら一日寝込むことになった話

          友人、いますか? 私にはいません。 なぜなら”友人”のハードルを無意識に上げていたから。 もしそのハードルを下げたなら。 一日寝込むことになるのでした。 数多のうちの一人という絶望遡ること十数年。 当時高校生だった私は、オタククラスメイト数名とつるんでいました。 深夜アニメ絶頂期で日夜新しいコンテンツが飛び込んできて、ニコニコ動画からネタが日々生み出されシェアされる時代。 それは楽しいと思える日々でした。 ある日私は気づいてしまいます。 輪の中でうまくやれていると思って

          ”友人”のハードルを下げたら一日寝込むことになった話

          最近撮った雑多な写真たち

          写真展が明けて以降、noteの更新は文章の比率が多くなってました。 理由は特にない。 でもポートレート以外の写真も撮っているので、ここでまとめてご紹介。 写真展の記事も併せて読んでって。 今度はスナップをまとめて載せたい… いかんせんSNSで一発ウケしようと単品での説得力を持たせてしまったので、組み写真としての考え方が欠落してしまい。 またいくつか記事を挟んで、上野の雨スナップ。 ご期待ください。 それでは。 こちらもどうぞ

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          物質に意味は無いし、写真は言葉でもある|『中平卓馬 火―氾濫』レポ

          私は写真が分からない。 これまで50万枚はゆうに超える量を撮ってきても、まだ分からない。 いや、そもそも写真なんて無意味なんじゃないか。 そんなふうに思わせてくれる展示。 「中平卓馬 火―氾濫」(国立近代美術館) 展示そのもののレポートというよりは、展示を見て考えさせられたことのまとめ。 裏を返すと、彼の思考を通じて現在の自分がどう写真に向き合っているかを再考させる展示です。 一言でまとめるなら「つまらない。でも行く価値はある。」そんな記事。 中平卓馬もともとは出版社に

          物質に意味は無いし、写真は言葉でもある|『中平卓馬 火―氾濫』レポ