社会授業ネタ作り1000個チャレンジ中!

中学校で社会科教師をしています。 先生と生徒にとって少しでも楽しい授業になるように、社会授業ネタを日々考えています。 授業作りのアイディアに使ってください! 授業作りの仕方も、自分で考察中です。

社会授業ネタ作り1000個チャレンジ中!

中学校で社会科教師をしています。 先生と生徒にとって少しでも楽しい授業になるように、社会授業ネタを日々考えています。 授業作りのアイディアに使ってください! 授業作りの仕方も、自分で考察中です。

最近の記事

「なぜ反対する人々がいても、戦争や他国への侵略行為が起きることがあるのか」について、日清戦争と日露戦争の単元を通して考える。1/4 「条約改正」

第1時の詳細です。 想定される生徒の考えと、実際に授業で使用するプリントのデータを掲載しています。 単元を貫く学習課題については、当時の国外との関係や、国内における思想や考え方の変化から考察できることをねらいとしています。 毎時間の最後に、単元を貫く学習課題に対する考えを1枚ものの ワークシートにウェビングマップで記入していくことで、生徒が考えを広げられるようにします。

    • 社会授業ネタ【公民】1~200まとめ

      はじめに 今まで発信してきた社会科授業実践やアイディアのまとめです。 普段の授業の中に少し取り入れることで、生徒の知的好奇心を育てたい、多様な視点をもち、自らの社会について考えてほしいという願いを込めて作成しています。 私自身が日々の授業でどうすれば生徒の主体的な態度を育てることができるのか悩み、考えています。同じように授業で悩み、目の前の生徒を成長させたいと考えている先生方の力に少しでもなれたら幸いです。 私にできることは【アイディアの提供】です。 最後は、先生方の目の

      • 社会授業ネタ【歴史】1~200まとめ

        はじめに 今まで発信してきた社会科授業実践やアイディアのまとめです。 普段の授業の中に少し取り入れることで、生徒の知的好奇心を育てたい、多様な視点をもち、自らの社会について考えてほしいという願いを込めて作成しています。 私自身が日々の授業でどうすれば生徒の主体的な態度を育てることができるのか悩み、考えています。同じように授業で悩み、目の前の生徒を成長させたいと考えている先生方の力に少しでもなれたら幸いです。 私にできることは【アイディアの提供】です。 最後は、先生方の目の

        • 社会授業ネタ 【地理】1~200まとめ

          はじめに 今まで発信してきた社会科授業実践やアイディアのまとめです。 普段の授業の中に少し取り入れることで、生徒の知的好奇心を育てたい、多様な視点をもち、自らの社会について考えてほしいという願いを込めて作成しています。 私自身が日々の授業でどうすれば生徒の主体的な態度を育てることができるのか悩み、考えています。同じように授業で悩み、目の前の生徒を成長させたいと考えている先生方の力に少しでもなれたら幸いです。 私にできることは【アイディアの提供】です。 最後は、先生方の目の

          社会科授業 ぷちアクティブラーニング

          講義形式の授業で、同じようなことの繰り返しになっているときにオススメのぷちアクティブラーニング。授業の中でも短時間でできるので取り組みやすい。 ただアクティブラーニングの中では、人間関係における課題が表にあらわれやすいです。このような活動では教師からの声かけも大切になってきます。 【間違い探し】①人物や事柄について書いてあるプリントを掲示する。 ②「この説明には間違いがあります。全て見つけて先生まで持ってきて下さい。」 ③全て間違いを見つけた人は、先生になる。全員が先生にな

          社会科授業 ぷちアクティブラーニング

          社会授業ネタ 〜思考ツール編〜

          思考ツールを使った授業実践やアイディアのまとめです。思考ツールでは、生徒の思考を制限してあげることでより考えやすくなります。また練習を重ねていくことでより多様な物の見方ができるようになるのでオススメです。 【なぜ?をつくる練習】 社会科の授業で、生徒には問題解決の仕方だけでなく、【問題を発見できる】ようになってほしいと思っている。 でも生徒だけで疑問を作らせようとすると疑問が弱かったり、浅いものになってしまうことがある。 【深い疑問や、異なる視点からの疑問をもつにも練習

          社会授業ネタ 〜思考ツール編〜

          発問作りの順番〜具体から抽象へ〜

          生徒に対する発問を考えるときに悩むことが ①「この発問の仕方で、生徒は何を考えたり、調べたりすればよいかイメージできるだろうか」 ということと ②「この発問で、単元を通して考えさせたいことや、現代社会につながる課題を考えさせることにつながっているだろうか」 という2つがよくでてくる。 この発問にはそれぞれメリットとデメリットがある。 例えば明治維新の学習において ①の発問を 「明治維新では新たな国家づくりのために、どのような仕組みが作られ、改革が行われただろうか」 ②

          発問作りの順番〜具体から抽象へ〜

          社会科授業で好奇心を育てる①

          私自身が社会科授業をするうえでこだわっていることは【生徒の好奇心をいかに引き出すか】です。 現代は、情報化した社会。 常に新しい情報であふれています。 今日あった情報も明日になれば一般化し、次々と新しいものが生み出される社会になっています。 これからの世の中では 【自ら積極的に行動し、情報や経験を得て、「自分」というフィルターを通して世の中に発信し続ける人】 がより多くの価値を生み出すことになるでしょう。 もちろん全ての人がインフルエンサーになる必要はありません

          社会科授業で好奇心を育てる①

          未来を作る社会科教育

          社会科教育における役割は 「子どもたちの未来を作る」 ということだと思っています。 もちろんどの教科においても、生徒の力を伸ばし、育てていくという意味で子どもたちの未来を作っていくということに変わりはありません。 しかし社会科はその名の通り 『子どもたちの作る社会に直結する教育』であると 私は考えています。 社会科という科目自体は、戦後にできた比較的新しい教科です。しかし現代社会においてなくてはならない教科のひとつになっているのではないでしょうか。 1990年代ごろまで

          リーダシップとつながる学級経営【ビジョンを示す】

          私は生徒に対してビジョンを示すことができる教師になりたいと考えています。 【学級目標】と【ビジョン】は別のものとして私は捉えています。 学級目標はあくまで今年1年間で達成する!という短期間における、まさに目標です。 それに対してビジョンとは 【人生における究極の理想】です。 このような生き方をしたい。将来はこんな人間になりたい。などのゴールがない、ゴールに近づくこと自体が目的になるものです。 ではゴールに到達できない目標を示すことは意味があるのでしょうか? みなさんは

          リーダシップとつながる学級経営【ビジョンを示す】

          社会授業ネタ 【公民】 1~100まとめ

          ①経済 【経済】株券と国債の違い 株券と国債は、ある団体(国か企業など)が必要なお金を集めるために発行するものという点では似ている。では違うところは? ヒント 信頼度 ------------------------------------------------------------- 株券は値下がりや会社の倒産により価値が変わるが、国債は決められた期間がおわると定額が返ってくる(デフォルトという例外はある)。 そのため信頼度として国債の方が高いので金融政策にも使わ

          社会授業ネタ 【公民】 1~100まとめ

          社会授業ネタ【歴史】1~100まとめ

          ①古代~安土桃山 【原始・古代】人類史の進化『先生が習った時』 最古の人類はアウストラロピテクス 『今』 最古の人類はサヘラントロプスチャデンシス なぜこんなにも変わったのだろうか? ------------------------------------------------------------- 正解は 人類の祖先がどんどん発見されており、 人類史上の新発見が次々とされているから。 歴史は現在の全てが正しいのではない。 新たな発見によって教科書も変わる。 時代

          社会授業ネタ【歴史】1~100まとめ

          社会授業ネタ 【地理】1~100まとめ

          ○地理 ①世界の姿  ②熱帯~寒帯  ③州  ④日本の姿  ⑤日本の地方 ①世界の姿太平洋と大西洋の違いよく太平洋の「太」を「大」と書いてしまうミスが多いです。 しかし太平洋と大西洋の【名前の意味】は違います。 どのように違うでしょうか? ----------------------------------------------------------- 大西洋は、その名の通り、【ヨーロッパの西側の大きな海】。 太平洋はマゼランが名付けた【太平】な海 つまり【お

          社会授業ネタ 【地理】1~100まとめ

          道徳の導入を頑張って後は楽しく

          それでは今回は道徳の導入作りを進めていきたいと思います。 道徳の授業をどうやって作ればいいのか… という相談もよく受けます。 道徳も導入が大切。 通常の授業作りと同じで 生徒の これを考えてみたい! という気持ちをいかに上げるかで、 あとの展開も変わってきます。 ただ結構やりがちな道徳の導入。 今回やる授業の簡単な説明。 では今日は〜について考えていきましょう! スタート! みたいな授業をよく見ます。 これだけではもちろん 生徒の心を引きつけられません。

          道徳の導入を頑張って後は楽しく

          授業は作り方を学んだ方が後で楽しい!

          授業の作り方を伝えている理由を今日はお伝えしたいと思います。 授業の作り方を学ぶって、最初はちょっと面倒くさいな〜って思ったり、 ていうか実践事例を教えてくれたら、あとは真似して終わりじゃん! 普段忙しくて、授業を考えるヒマなんかないよ! という方。私も最初そう考えていました。 今、目の前の忙しさをこなすだけならそれで良いと思います。むしろ実践事例を参考にすることは本当に大切なことです。 ただそれだけではいつか頭打ちがくる。 なぜか? 人マネって、結局楽しくないん

          授業は作り方を学んだ方が後で楽しい!

          授業作り 超基礎 ~導入作り~

          私は授業の導入作り=疑問作りだと考えています。 疑問を持つ。つまり「なんで?」という思いを生徒に持たせることが大切なのです。 例えばみなさんも「なんで地球は丸いの?」と思ったら その答えを知りたくなりませんか? (すみません。なぜかは知りません(笑)) つまり疑問を持つと知的好奇心が生まれるわけです!! だからより大きな疑問を持つと、より知的好奇心が刺激され 「えっ、なんで?先生はやく教えてよ!!」となるわけです。 こうなったら教師は 「まあまあちょっと待ち

          授業作り 超基礎 ~導入作り~